薔薇迷宮 / アルバ・マキシマ




アルバ系の名花、その名もアルバ・マキシマ。



ローマ帝国の侵攻によって、この薔薇がイギリスに伝えられたという説を事実とするなら、
アルバ・マキシマは、その歴史を紀元前にまでさかのぼる古い品種といえるでしょう。
2000年以上の時を経て、今なお人々に愛され続けていることを考えると、
改めて、薔薇という花がヨーロッパに与えた影響とその魅力について、考えさせられるところです。




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寒さに強く、病害虫にも強いのは、複雑な品種改良を経てこなかったからこその特性。
ハイブリット・ティーに代表される剣弁高芯咲きと違い、重ねの多い花びらはやわらかく、
花姿もふんわりとした薔薇です。
オールド・ローズ特有のスモーキーな葉色が何とも言えません。





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逆光の中で透けるような花びら。






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ほんのりと薄いピンク色が滲む蕾は、咲きすすむにつれ白くなり、たおやかな香りを放つようになります。
重なる花びらは、ピンク色を潜ませたニュアンスのある白。

薔薇の魅力に取りつかれ、一生を薔薇に捧げた人も少なくありません。
その秘密は迷宮にも似て、昔も今も人を惑わし続けています。









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