Blanc Double de Coubert



フランス語で、ブラン・ドゥブル・ド・クベール
英語読みならブラン・ダブル・デ・クーベルトとなります。

1892年、フランスで作出されたハイブリッド・ルゴサ。
名前の通り、ハマナス系の薔薇です。
1890年代と言えば、フランスとドイツの二国間に暗雲が立ち込めていた時代。
かのドレフュス事件が起きたのも1984年。
1914年、第一次世界大戦勃発。
こうした不穏な時代にこんなに美しい薔薇が生まれたことは、何かの皮肉でしょか。
いえ、むしろこうした時代だったからこそ、人々は美しいものを必要としたのかもしれません。
(もっとも、交配による薔薇の品種改良は一朝一夕でできるものではないのですが)


・クーベルトブラン・どぅぶる・ドゥクールベール.jpg



植えたのはもう4年くらい前になるかしら。
薔薇苗の販売で、当時人気があったお店で一目ぼれ。
何より甘くフルーティーな香りに魅かれました。
繊細で透けるような純白の花びらは、陽が傾くころには青みを帯びて、凄味さえ感じられます。
ふわふわ、クシュクシュ。優美に開いてゆく半八重の花。
くっきりと葉脈が刻まれたマットな濃緑色の葉。
花と葉の、色と質感のコントラストも絶妙。



3ブラン・ドゥブル (2).JPG



寒さに強く、標高が1000mを超える我が家の庭でもすくすくと育っています。
そうそう、棘がきついのもルゴサの特徴。
お手入れの際にはくれぐれもご用心!



ハイブリッド・ルゴサ 1892年フランス 返り咲き 
           純白 強香 半八重 花径 6~8㎝


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 8

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス

この記事へのコメント

風信子
2020年06月09日 20:39
いきなりコメント失礼。ルゴサ系のバラはローズヒップも楽しめますね。縮緬ジワの葉っぱも見ごたえがあります。香りは、甘い?かなぁ。ウチではあまり大きくなりません。もともと寒い土地が好きなバラということか。標高1000メートルというと夏でも涼しいのでしょうね。ここ数年の猛暑で、バラたちもたいへんです。うらやましい限りです。
katananke05
2020年06月09日 21:51
また ブログ再開されたのですね〜
私も 使い勝手悪しですが ライブドアーで
初めています、、
このハンドルネームで 検索してくだされば入ります〜

香りの良いバラは 大好きですが
何しろ夏は蒸し暑くて病気がすぐでるし バラはもう
諦めてます〜はまなす系は 棘がすごいから
なお 扱えない、、
なにわいばらが 好きですけどね〜
aosta
2020年06月10日 05:22
◇風信子さま

初めまして。お越しいただきましてありがとうございました。
やはり薔薇がお好きでいらっしゃいますか?
ここ数年、放置しっぱなしの我が家の庭ですが、植物は季節の巡りと共に必ず芽を出し葉を伸ばして花を咲かせます。人の思惑とは別の次元で命を全うする健気さに心打たれます。

最近は八ヶ岳の山麓もずいぶん気温が上がりました。幸い我が家はまだクーラーを必要としない生活ですが、猛暑の一昨年は、扇風機を処分したことを悔やんだものでした(笑)
植物も動物も気候の変動にはさぞ戸惑っていることでしょう。
aosta
2020年06月10日 05:33
◇カタナンケさん

コメントをいただき、とても嬉しいです。
ここ数年、停滞と再開を繰り返すばかり。当てにならない拙ブログに気を留めてくださいますことに感謝です。

薔薇が主人公の庭のつもりはないのですが、やはり薔薇の花が咲くと庭が一気に華やぎますね。今年最初に咲いたのは、我が家で一番古参のオールドブラッシュでした。かれこれ20年近くも昔に手に入れたのですが、植え替えを繰り返したためか、それとも土が合わないのか、なかなか大きくなれないままでしたが、なぜか今年はとても元気が良く、次々と蕾を上げています。薔薇といっても、歴史も古く、今はやりの豪華な花ではありませんが、薔薇は薔薇。小振りながら存在感があります。

ナニワイバラは私も大好きなのですが、寒さは苦手と聞いてあきらめています(ノД`)・゜・。