消えがてのうた part 2

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zoom RSS セラ真澄 朗読コンサート 「宮澤賢治 On the バロックU」

<<   作成日時 : 2017/08/24 11:49   >>

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清酒「真澄」で知られる宮坂醸造。
セラ真澄は上諏訪駅近くのおしゃれなセレクト・ショップです。

店舗と趣のある露地を隔て、中庭に面した「松の間」。
この松の間でコンサートをさせていただくのも早4回目となりました。
今年も去年に続いて、宮澤賢治の朗読とバロック音楽とのコラボレーションです。
題して「宮澤賢治 On the バロック U」
今回は「鹿踊りのはじまり」を朗読いたします。



画像




ちなみにこの「鹿踊り」は「ししおどり」と読みます。
なぜ「しか」ではなく「しし」なのかはさておき、賢治が理想とした祈りと調和に満ちた世界観。
心揺さぶられる「鹿踊りのはじまり」は、私にとって特別な意味のある作品です。
なぜなら、この作品の朗読劇を観た事が朗読を再開するきっかけとなったのですから。
もう10年近く前の話ではありますが、その時の感想を抜粋してみました。



嘉十役の方は、語り口もさることながら力みのない演技。
びっこを引く足の運びや、手の仕草はもう完全に嘉十その人のようだ。
そして6頭の個性豊かな鹿たち。
のどかで純朴で小心者で、でも好奇心は強い鹿たちにはなんだか愛おしささえおぼえてしまう(笑)。
丸く輪になって踊る鹿たち。
何回となく頭を上下させて、太陽と、はんの木を、拝む鹿たち。
そのすべての仕草はなんだか賢治の祈りのようで、目元と心が熱くなる。

白く輝くすすきの穂を澪のように光らせながら吹き過ぎる風。
不思議に凝縮した時間の中で一瞬、自分が人なのか鹿なのかわからなくなる嘉十の至福の時。
かりそめにも、生き物が、お互いの命の境界を越える幻のような幸福をこの舞台で見たような気がした。

                      『水仙月によせて』 / 森のおうち お話の会 http://follia.at.webry.info/200803/article_5.html





この時は朗読劇であったけれど、あの時のような感動を朗読と音楽だけで伝えることができるでしょうか。
いえ。伝えたい、と強く願います。

音楽は今回も武藤哲也によるリコーダー。
演奏する曲は・・・・実はまだ決まっておりません(;^ω^)
どんな曲をどのタイミングで演奏するか、毎回のことながらこれが一番頭を悩ませるところでもあるのです。
前回、三井の森でのコンサートにおいでくださったお客様から、「物語のための音楽なのかと思ったら、全く関係ない曲を使ってあんなふうな一体感を作り出していらっしゃるんですね!」という感想をいただきました。
我が意を得たり!
そうなのです、物語世界と音楽との親和性、それこそが私たちの目指すところであるのです。


第二部のバロック・コンサートの演目についても、追って詳しくお知らせしたいと思います。
恒例となった真澄の試飲もございます。
駐車場は多少手狭かもしれませんのでお車でお越しの場合は少しお早めに。
JR上諏訪駅から会場まで、ゆっくり歩いても15分弱。
造り酒屋が軒をそろえる道を、散歩がてらお出かけになるのも一興かと存じます。
お問い合わせ、ご予約はスタジオ・パパリン 0266-79-5532 まで<m(__)m>






そうそう「鹿」と書いてなぜ「しし」と読むのか?そのわけは。
日本国語大辞典(第二版)で調べると、「しし」は、人間に近しい獣全般のことを指し、主に鹿や猪(イノシシ)のことを指したそうです。
そういえば「鹿威し」も「ししおどし」と読みますし、アニメーションの「ものののけ姫」にも鹿のような角をもった「シシ神」が登場しました。ここでの「シシ神」は生と死をつかさどる超越神でしたね。


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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
真澄、、 おいしいお酒だったと 記憶しています〜
ほろ酔い気分で 音も熟成して 豊穣の空間が
できるかもですね〜

東北のお祭りは 鹿おどり、、ししおどり と言うのがありますね〜
むかしは 神の使いとかいって 敬ったりしてますね〜
カタナンケ
2017/09/03 16:10
◇カタナンケさん

おはようございます。
昨日は真澄に出かけて試飲用のお酒を選んでまいりました。
辛口が好きなPの好みに合わせて辛口がメイン(笑)。そのほかに今年の新酒など。
ソフトドリンクには小布施のリンゴジュースを用意いたしました。リンゴそのものがぎゅっと凝縮したおいしいジュースです。

東北には今も日本人の原点ともいうべき芸能が残されていますね。震災にも負けることなく、いえ、だからこそ残さねばならないという年齢や地域を超えた志の深さに圧倒される思いです。
人間も動物も同じ視点で描かれる汎神論的な世界観、異なる空間を行き来する宇宙的かつ宗教的ともいえる賢治ワールド、今回も、中世フランスの曲はもとより、北アメリカのネイティブによる「動物ダンス」紀元前ギリシャの「デルフィの賛歌」などとともに朗読します。およそ賢治とは無縁と思われるこうした音楽が、あら不思議!ぴったりなのです。
aosta
2017/09/16 05:07
紀元前ギリシャの、、とあるのは
音楽がのこっているのですか、、
ふえぇ〜
katananke05
2017/09/16 10:07
◇カタナンケさん

こんばんは。
紀元前ギリシャの音楽。現在の私たちに親しい五線譜に記されたものではなく、ギリシャ記譜法とよばれるもので、その名の通り文字で音の高低が記されているようです。
ほんと、ふえぇ〜ですよね!
aosta
2017/09/16 20:49
また ながらくお休みだけど
お体どこか 故障?でないのかな、、
心配しておりまするよ〜
katananke05
2017/10/26 11:33
◇katanankeさぁ〜ん!!

お返事をふたつき近くもお待たせしていたことに、今頃気が付きました。
ご心配おかけして申し訳ございません。いろいろありましたが、何とか元気にしております。すっかりネットから離れていましたが、そろそろ復帰せねば。その時にはまたよろしくお願いいたします。
aosta
2017/12/21 15:37

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