雪のクリスマス・コンサート ( 富士見高原教会 )




雪のないクリスマスは寂しいけれど、クリスマスを迎えるコンサートの当日は、まさかの吹雪!

リハーサルの間も、チラチラと陽が差したかと思えば次の瞬、横殴りの風と雪で視界は真っ白になります。
こんな荒れ模様の中、お客様はどのくらいお見えになるかと懸念しながらの開場ではありましたが、
高原の小さな教会の小さな礼拝堂はいつの間にか大勢のお客様でいっぱいになりました。


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林ひろ子さんによるクリスマス・オーナメントにも火が灯りました




プログラムの1曲めはリコーダーとピアノによる、シューベルトのアヴェ・マリア。
キリストの降誕が記された場面(ルカⅡ1~21)は、受胎告知の際にマリアが応えた「御心のままになりますように」
という言葉とともに、新約聖書の中でもっとも美しい奇跡のひとつではないでしょうか。

この場面に魅せられた多くの作曲家が数々のアヴェ・マリアを作曲し、そのいずれもが名曲です。
今回は数あるアヴェ・マリアの中から、なじみの深いシューベルトの作品を提案したのですが・・・・
「プロテスタントの教会で『アヴェ・マリア』ですか?」
事前の打ち合わせの際、そんな風にたずねられた方がいらっしゃいました。
すると同席していらした牧師さんが、「クリスマスは御子の誕生とともにマリアの存在も大切です。
アヴェ・マリア、いいと思いますよ。カトリックの方にもお出でいただけたらうれしいですしね。」
とおっしゃられて、当初の予定通り「アヴェ・マリア」がプログラムに加えられることとなったのでした。




コンサートの第一部は武藤のリコーダー演奏からはじまり、ピアノの古屋かおりさん、チェロの荻野裕子さん、バリトンの今仲幸雄さん、コーラスふじみの皆さんと続きました。


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ピアノの古屋さん、チェロの荻野さん、リコーダー武藤哲也によるバッハの「G線上のアリア」



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武藤が首にかけているのはバスリコーダーのネックホルダーです。
ネックレスではありませんので悪しからず(笑)






プログラムの第二部はふじみコーラスの皆さんによる「アヴェ・ヴェルム・コルプス」に始まり、今仲さんのバリトン独唱、ヘンデルの「ああ、感謝せん」で深い余韻を残しながら終わりました。

荒天にも関わらず100人近いお客様をお迎えすることができたのは、ひとえに教会関係者の皆様のご尽力によるものでした。
最初にこのお話をいただいて以来諸事万端、連絡・調整、当日のプログラムの作成まで本当に大勢の方のご協力をいただき、高原の小さな教会にクリスマスの喜びと温もりが満ちたジョイント・コンサートとなりました。
また当日が初めての顔合わせだった古屋さん、荻野さん、お二人と一緒にアンサンブルができたことを心から嬉しく思うと同時に感謝の気持ちでいっぱいです。
また機会があればご一緒させていただけたら本当に嬉しく思います。





☆当日のプログラムの中で、武藤のリコーダー演奏と歌(スタジオ録音版)はこちらからお聴きいただけます。
  (ヘッドフォンをお使いになられますと、よりリアルな音を楽しめます♪)
  http://papalin.yas.mu/W705/M202/#M202






武藤哲也リコーダー&オカリナ教室はこちら → http://folli-2.at.webry.info/201503/article_4.html 






この記事へのコメント

なつお
2014年12月13日 09:53
行きたかったんです!
行くつもりだったんです‥!!
それなのに滅多にひかない風邪ひきました。。。。
運が悪いとしか言いようがない(>_<)
教会とリコーダー。考えただけで素敵なのに!
是非またやってください!!
HT
2014年12月13日 10:11
おはようございます。
雪の中でのコンサートが終えられてよかったですね。おめでとうございます。
「幻の音楽 Papalin」さんのブログ訪問させていただきました。たくさんの曲も聴かせていただきました。CDなんかは出されていないのでしょうか。これだけの素敵な収録がされていたらって思ってしまいました。
カタナンケ
2014年12月13日 11:37
雪の中のコンサート、、素晴らしい情景がうかびます~
無事に盛況におえられ 良かったです!
演奏曲全部聞けて しあわせ~

わたしは スペイン民謡の 幼子と聖母 が
好きです~
歌がはいらないと しみじみ リコーダーの音色が
よくわかりますね~
歌ももちろんすばらしいですが、、
イタリアのドゥオモで 聞けるとどんなに
感動するかな、、と 想像し
石造りの高い天井、、という建築物に 新たな感慨を
覚えました~
ピアノの 古谷さんは なんと御読みするのかな、、
私は旧姓 古谷(こや)でしたよ~ この読み方はちょっとないけどね~
ぶんな
2014年12月13日 23:11
お客様、吹雪の中を100人! 音楽を愛されている方々が多くいらっしゃるんですね。
リコーダーの音は、他の楽器に比べて特殊だなと思っています。音色をつけにくいところが、風通しの良さや、ストレートさ、或いは、思惑を削いだ素直さに聞こえる、子どもの魂のようでもある。昔むかしの懐かしさもある。讃美歌には、また会堂で演奏するに似合うかもしれないなどと思いました。
御成功良かったですね。
まえのページのコメントの主語は、私自身です。敢えていうまでもないかと思いましたが。
2014年12月13日 23:38
◇なつおさん!

おいでいただきたかったです。
ここのところ急に寒くなりましたが、このタイミングで風邪とは残念至極。

教会とリコーダーっていいですよね。
古いクリスマス・キャロルとリコーダーの音色がぴったりで、毎度の身びいきで恐縮ですが、とても良い雰囲気のコンサートになりました。
またG線上のアリアでは、初めて音合わせをしたピアニストの方が「このままいつまでも終わってほしくない気持ちにないました。」と言ってくださったのですが、本当にいつまでもじっと耳を傾けていたくなるような、素敵なアンサンブルでした。聴いていただけなかったことがかえすがえすも残念です(ノД`)・゜・。
その後、体調はいかがですか?明日はまた雪の予報が出ています。
お大事になさってくださいね。
2014年12月13日 23:48
◇HTさん

コメントありがとうございます。
ここ数日、なんだか三段跳びの勢いで真冬になったような気がしています。
Pのブログをご覧いただいたとのこと、ありがとうございましたm(__)m

>CDなんかは出されていないのでしょうか.

PのCD販売サイトのURLを添付させていただきましたので、よろしければのぞいてみてください(^^♪ 
2014年12月14日 21:40
教会でリコーダーなんて、おしゃれで想像しただけでもうっとりできますね。最初の写真、とってもシックな感じでいいクリスマスの雰囲気ですね。こういう落ち着いたのが好き。我が家はいつまでたっても子供じみた飾りばかりで・・^_^;
2014年12月15日 16:21
◇カタナンケさん

>わたしはスペイン民謡の幼子と聖母が好きです~

やっぱりカタナンケさんもこの曲、お好きですか?
私もこの曲の哀切でしみじみとしたメロディーがとても好きです。スペインというとクリスマスには関係ありませんが「追憶」という曲もありましたっけ。
郷愁に満ちた旋律に「幼子と聖母」に通じるものを感じます。
リコーダーのみのバージョン、お気に召していただけてとても嬉しいです。
今回のコンサートが行われた教会は戦後間もないころの建築で、乏しい資材を持ち寄って建てられたということで、天井はあまり高くないので、欧米の石造りの教会に比ぶるべき響きこそありませんが、それを補って余りある思いが、コンサートを盛り上げてくれました。

ピアニストの古谷さんは「ふるや」とお読みします。
カタナンケさんの旧姓は同じ古谷でも「こや」さんとおしゃられたのですね(^^♪
ところが変われば読み方も変わりますね(^^♪
2014年12月15日 16:46
◇ぶんなさん

今回のコンサートでは、記名をしてくださった方だけで96人という話を後になって知らされました。礼拝堂だけでは間に合わず、母子室や会議室など、みな扉を開け、または引き戸を取り払って、席を用意してくださったということで、本当にありがたいことでした。ピアノの古谷さん、チェロの荻野さんと息の合った素晴らしいアンサンブルができたこともうれしいことでした。リコーダーという楽器は、管楽器の中でも一番、人の息(呼吸)に反応する楽器だと思います。それだけに演奏する人によってその音色も表情も違ってきます。おっしゃるように子供の魂のように無垢で、かつ懐かしい響きでもありますね。その意味で讃美歌の演奏にはぴったりかもしれませね♪

>まえのページのコメントの主語は、私自身です。

無用なお気を使わせてしまい、申し訳ございませんでした。
たまたま、ボランティアでの演奏ということにつきまして、いろいろ考えている最中でしたので、主人の場合に当てはめて考えてしまいました。本来の意味でのボランティアとは「奉仕」を意味する言葉であったはずですが、最近では「客寄せパンダ」のように、集客のための鳴り物のひとつとしての「ボランティア演奏」というものがあるようです。ボランティアだから、無料だから、ということで演奏するほうも、聞くほうも、演奏の「質」は二の次。そこに心はありません。演奏者と聴衆との間にリスペクトがあってこそ本来の意味での「ボランティア」だと考えています。それやこれ、考えていたので、ぶんなさんのコメントにありました「奉仕」という言葉だけに反応してしまった次第ですm(__)m
2014年12月15日 16:55
◇mintさん

写真のキャンドルの製作者は、林ひろ子さんとおっしゃって、我が家の近くにお住まいの方です。ドイツで長いこと生活され、その間さまざまなリースはオーナメントの作り方を学ばれた方で、とても素敵な作品をおつくりになるの。
前回のブログのトップにも同じオーナメントの写真を使わせていただいたのですが、キャンドルに火が灯って、雰囲気が一層素敵になりました。
mintさんの手作りへの情熱には頭が下がりっぱなしです。確かキャンドルもおつくりになるんですよね!(ハワイアン・キャンドル、だったかしら?)
私にはとてもまねができません。いつも溜息ばかり(笑)
2014年12月17日 10:41
~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます。
クリスマスソングなんでしょうか。
ヘッドホンで十分きかせてもらいました。

じっくり聞いていると、ヨーロッパに行った時の、それぞれの国の情景が広がってきました。
結構長い時間をかけて、全部の曲を、コンサートに参加しているようでした。
ありがとうございました。
ANNA
2014年12月18日 21:30
aostaさん、こんばんは。

とても素敵なコンサートだったようですね!
Papalinさんのリコーダー演奏の録音も聴かせていただきました。
この美しさ、なんと言葉にしたらいいのでしょう…
先日のコメントのお返事にあった鄙びた美しさ。蝋燭の小さな灯りに心があたたまるような
心が澄んでいくような、そんな感じがしました。
当日、教会に足を運ばれ演奏を聴いた方は、とても幸せな時間を過ごされたことでしょう!

2014年12月19日 10:30
◇Tomi- さん

コメントをありがとうございました。
全曲お聴き下さったのですね。ありがとうございます。
もちろんクリスマス・ソングですよ。ただ近年のお祭り騒ぎのクリスマスの曲とはちょっと違う、昔から教会や家庭で歌い継がれてきた、本来の意味でのクリスマスの音楽です。Tomi- さんは外国をあちこち旅行していらっしゃるのでしょうね。音楽を聴きながら、かつて訪ねた国々の情景を思い浮かべる・・・・素敵です♪
2014年12月19日 10:42
◇ANNAさん

おはようございます。
ここ数日そちらも大荒れのお天気だったのではありませんか?
教会のクリスマス・コンサートと言っても、それぞれの教会により趣が違いますね。今回は、とても家庭的でホスピタリティーにあふれた雰囲気のコンサートだったと思います。
昨日は蓼科にある介護付き老人ホームでコンサートがありました。
こちらではリコーダーとヴァイオリンのデュオのあと、讃美歌を歌ったのですが、コンサートが始まる前と、終わった後では、皆さんの表情が違うんです。入居している皆さんに喜んでいただいただけでなく、私たちも元気を一杯プレゼントされた素敵なコンサートでした。

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