庭の季節





我が家で一番遅咲きの薔薇、アメリカン・ピラー。
名前のイメージに反して愛らしい薔薇です。


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少しづつ退色してゆくボニーと交代するように、ゆっくり花数を増やしていきます。
アメリカン・ピラーが散ると、我が家の薔薇の季節も終わります。

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薔薇と競うように花をつけていたデルフィニウムも、もう新しい蕾をつけることはありません。
季節が移ろうとしていることを、植物は知っています。

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優しく差し込む朝の光の中で、ほんのりと明るむヒソップ。
青い花を咲かせるこの花も、今はまだ蕾。

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春の薔薇の静かな熱狂も終わり、庭はしばし沈黙しています。
松明草にヘリアンサス、サマー・ヒヤシンスに沢桔梗・・・・・・
蕾をつけた花たちは、自分たちの時を待っています。
夏の庭は、すぐそこまで来ています。






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もちろん、この季節にも元気で花をつける子たちもいないわけではありません。
たとえばこの子たち。木漏れ日の下で波打つように咲いているオカトラノオ。
みんな同じ方向を向いて揺れているのは、いつ見ても不思議。

あら。こっち向いてるお行儀の悪い子もいますね。







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この記事へのコメント

2014年07月20日 10:50
やっぱりaostaさんのお庭は物語に出てくる妖精が絶対に棲んでる気がしてならないわ~!(*^。^*)
HT
2014年07月20日 13:43
こんにちは。
緑いっぱいのお庭がいつみても素敵ですね。東屋が素敵です。この東屋で食事されたりすることもるのでしょうか。こうして拝見させていただいていると、随分広いお庭ですよね。手入れも大変でしょうが、こうして季節季節のお花達が咲いて凄く落ち着けるのでしょうね。
今日は霧ヶ峰まで行ってニッコウキスゲを観てきました。途中激しい雨にも会いましたが、見ているときは何とか小降りになってくれて良かったです。
しっぽ
2014年07月20日 16:30
植物たちは おのが季節を知っているのですね。

もう花はつけない。

心がしんとなる言葉でした。

いつも思うのですが植物は根によりどんな生き物より直接 この地球につながっている…
だから落ちるのも芽吹くのも完全なんですね。えらいなあ(^^ )
2014年07月20日 20:55
◇mintさん

こちらにもコメントをいただき、ありがとうございます。

どちらかと言えば日当たりが良すぎて、つい最近まで、もう少し日影が欲しいと思っていたのですが、気がつけば、庭のあちこちに気持のよい木陰ができていました。
樹が成長するのって早いですね。私が思うに、妖精って、かんかん照りは苦手なんだと思います。その証拠に、樹が大きくなるにつれ、妖精が集まってきたような気がします。上手に身を隠す木陰が多くなってきたからかもしれませんね。
2014年07月20日 21:04
◇HTさん

我が家の東屋は10年以上昔に主人が作ったものです。
2年ほど前まではよくここで食事をしたり、お茶を飲んだりしたものですが、最近はさすがにあちこちが痛んできて、いつ床が抜けるかとおっかなびっくりの状態なので、ほとんど使うことはなくなってしまいました。
壊して作りなおすのも手間ですし、さてどうしたものか思案のしどころです^^; 

霧ケ峰のニッコウキスゲ、今年はまだ見にいっていません。
すぐ近くだと、いつでも大丈夫、と油断してしまいますね。今日の午後は諏訪地方に大雨洪水警報が出ていたんですよ。雨に降られなくて何よりでした。
2014年07月20日 21:22
◇しっぽさん

>植物たちは おのが季節を知っているのですね。

植物は自然の摂理を知り、それに従い、疑うことをしません。植物たちを見ていると、つくづく人間とは傲慢な生き物だと思います。人は、自分たちに都合よく自然を変え、「時」さえも支配しようとしています。私たちがの山に咲く花を見て心安らぐのは、彼らが変わることなく同じ時を繰り返していることに慰められるからなのかもしれませんね。 園芸品種以外の原種の花(植物)が、世代こそ変われ、同じ花を咲かせ続けていることで、私たちの短い生の記憶も、同じ植物が過去と現在を繋いでくれているような気がします。 今私たちの目の前に見ている花と同じものを、母が見て祖母が見て、さらには数えきれない人々に愛でられてきたという事実が不思議でなりません。

>いつも思うのですが植物は根によりどんな生き物より直接 この地球につながっている… だから落ちるのも芽吹くのも完全なんですね。

ああ、私も本当に同感です。
ぶんな
2014年07月23日 13:59
何かが退色すると、何かが花の数をましていく、今は、私はこんな庭の変化、移ろいを日々眺めながら楽しんでいます。それぞれが精いっぱい自分の時を咲いて欲しいとおもいますね。アメリカン・ピラー、アンカーをじっくりと務めてくれよと応援しながら見せていただきました。
2014年07月25日 13:53
◇ぶんなさん

こんにちは。
今日は朝から雲ひとつない青空が広がっています。

>何かが退色すると、何かが花の数をましていく、

まるで花から花へと季節が手渡しされていくようですね。
これから咲こうとしている蕾の充実したエネルギーと、咲き終えて退色した花びらが散りつつある花。どれも己の営みを全うしようとしている事に違いはなく、愛おしい思い出いっぱいです。アメリカン・ピラーもすでに盛りを過ぎ、これから庭の装いは真夏のへと移ってゆきます。

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