薔薇迷宮 / アルバ・マキシマ




アルバ系の名花、その名もアルバ・マキシマ。



ローマ帝国の侵攻によって、この薔薇がイギリスに伝えられたという説を事実とするなら、
アルバ・マキシマは、その歴史を紀元前にまでさかのぼる古い品種といえるでしょう。
2000年以上の時を経て、今なお人々に愛され続けていることを考えると、
改めて、薔薇という花がヨーロッパに与えた影響とその魅力について、考えさせられるところです。




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寒さに強く、病害虫にも強いのは、複雑な品種改良を経てこなかったからこその特性。
ハイブリット・ティーに代表される剣弁高芯咲きと違い、重ねの多い花びらはやわらかく、
花姿もふんわりとした薔薇です。
オールド・ローズ特有のスモーキーな葉色が何とも言えません。





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逆光の中で透けるような花びら。






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ほんのりと薄いピンク色が滲む蕾は、咲きすすむにつれ白くなり、たおやかな香りを放つようになります。
重なる花びらは、ピンク色を潜ませたニュアンスのある白。

薔薇の魅力に取りつかれ、一生を薔薇に捧げた人も少なくありません。
その秘密は迷宮にも似て、昔も今も人を惑わし続けています。









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この記事へのコメント

HT
2014年06月12日 22:54
こんばんは。
綺麗ですねぇ。ご自宅の庭に咲いているのですか?。私の処今年は咲きそうもないです。先日職場の隣のおばあさんの所から二種類の枝を頂いてきました。今部屋で挿し木をしています。根が出てほしいなって思いながら育てています。こんな風に立派な花が咲いてほしいです。
2014年06月13日 04:37
◇HTさん

おはようございます。
アルバ・マキシマは、かれこれ4年目くらいになるかしら。初めての薔薇を植えるときは、この辺りの寒さに耐えられるかいつも心配なのですが、結果的にこの薔薇の耐寒性は二重丸でした。
毎年新しい枝を伸ばして、当時50センチくらいだったものが、今では私の背丈を超すほどです。毎日雨が続くのは鬱陶しいですが、薔薇の挿し木にはちょうど良いかもしれません。一度根付けば、後は早いと思います。気候的にはこちらより暖かいですし、あっという間に大きくなりますよ(*^^)v
初期場で挿し木用の枝をいただかれたとのことですが、HTさんなら大事に育ててくれることをご存知なのでしょう。
ぶんな
2014年06月13日 07:00
こちらで覚えたアルバ・マキシマ、一時期は手に入れようとネット販売のそちこちを検索したものです。絶やした花も多く、今はちょっと沈静化、そこにまたまたの登場でしたね。
どうも私は透き通るような、という表現に弱いようなのですが、aostaさんの表現力の力は大きいですね。このブログで見る事ができ感謝です。
2014年06月13日 13:30
◇ぶんなさん

こんにちは。
アルバ・マキシマは現代薔薇と違い、この時期だけの一季咲きなので、年に一度のお目見得ということで登場させていただきました。
薔薇を始めたばかりの時は、どうしても四季咲きの薔薇にばかり目がいっていましたので、春しか咲かない薔薇には、ほとんど興味がありませんでした。
華やかな薔薇、花の絶えない庭が理想でした。
年齢的なこともあるのでしょうが、今では、一度しか咲かないからこそ、美しい、愛おしいと思うようになっています。アルバマキシマは耐寒性にかけては保証します。
また興味がわいてきたときに、思い出してくだされば嬉しいです。

>どうも私は透き通るような、という表現に弱いようなのですが・・・・

あら、ぶんなさん、私も同じですよ(笑)
だから使いたくなる(;^ω^)

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  • アルバ・マキシマ

    Excerpt: どの花も毎年同じ花を咲かせることを、当たり前と思うか、不思議と思うか。 私は「当たり前」の不思議さをいつも考えてしまうのです。 Weblog: 消えがてのうた part 2 racked: 2015-06-12 12:14