康耀堂美術館 秋のコンサートのお知らせ





康耀堂(こうようどう)美術館は、蓼科三井の森、敷地面積6000坪の森の中に建っています。

コンクリート打ちっぱなしの外観に加え、垂直線を意識したスタイリッシュな建物ですが、
館内に一歩入ると、温かなイメージのウッディーな造りになっています。
建物に沿って回廊の様に巡る通路は全面ガラス。
風にそよぐ雑木林に、手が届きそうです。

11月9日(土)この静謐な美術館で、コンサートを開催させて頂くことになりました。




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第一部は、リコーダー(武藤哲也)とチェンバロ(安田敬郁子)によるバロック音楽。
第二部では、みなさんおなじみの曲を楽しんでいただこうという趣向。

チェンバロ伴奏によるリコーダーのソロ演奏、リコーダー二本のデュオ、
そしてチェンバロのソロを堪能頂けるプログラムです。
天井が高く、無垢の木がふんだんに使われている展示室では、音が良く響きます。
でも、響きすぎない。
リコーダーとチェンバロの演奏会にはうってつけの、と言うより、最高(!)の会場です。




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ふたつの展示室を繋いでいる、開放的で広々としたパティオ。
おおきな長方形の池でキラキラと光を反射している水は、ひとつの風景を作り出しています。
水面に映りこんだ空の青さも、池のほとりにリズミカルに配置された鉢植えの花も、一幅の絵のようです。






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この奥には、池とパティオに面して素敵な喫茶室があります。
薫り高いコーヒーをいただきながら、ゆっくりくつろぎたい空間です。






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秋の透明な日差しに映えるゼラニウムの赤。






康耀堂美術館は 2004年10月佐鳥康郎初代館長が急逝した後、京都造形芸術大学が運営を引き継いだ、高原の美術館。現館長は国際的にも著名な日本画家である千住博氏です。
横山大観をはじめ、奥村土牛、小倉遊亀、川端龍子といった日本画をメインに洋画を含めて350点あまりの収蔵品は、年4回、展示替えが行われています。
油彩とはまた違ったテクスチュアの日本画が展示されている展示室A。
玄妙にして繊細な筆致と色遣いをお楽しみください。
今回のコンサート会場は、近・現代の洋画の流れを体感して戴ける展示室Bになります。
「リコーダーとチェンバロのコンサートですから、やっぱり洋画の雰囲気ですよね。」
という、美術館スタッフの方たちの、きめ細かなご配慮をいただきました。
選び抜かれた油彩作品の数々は、どれも確かな存在感が感じられる逸品ぞろいです。




6000坪という広大な敷地、ひろびろと空間を生かした美術館内部・・・・
ここは本当に贅沢で心安らぐ場所。
空気も冴え冴えと住み渡る季節、光も透明感を増す晩秋の高原での、絵画と音楽の素敵なコラボレーション。
聴く人の心に届くコンサートにできたら、と願っております。

今回は美術館の企画コンサートということで、入場料は入館料の300円のみ。
お近くの方はもちろん、遠方の方も、蓼科方面においでのご予定がございましたら、ぜひお立ち寄りください。





◆康耀堂美術館コンサート 終わりました →http://folli-2.at.webry.info/201311/article_3.html








★武藤哲也リコーダー&オカリナ教室はこちら → http://folli-2.at.webry.info/201503/article_4.html 







この記事へのコメント

2013年10月15日 18:49
第2土曜は習い事の日、でも来月は仕事のシフトが入ってました。他のスタッフが休みを取っている人が多かったんです・・トホホ・・・だから習い事も休みか、材料を貰ってきて家でちまちまと。 秋のコンサート、また様子を知らせてくださいね。
2013年10月15日 20:12
◇mintさん

いつもありがとうございます。
一応私も、主人のマネージャー兼、営業担当ということで、コンサートにつきましては都度ブログにアップいたしますが、mintさんがお忙しい事は重々承知ですし、遠方ということもありますから、そんなに気になさらないで下さいね。読んで頂いているだけで嬉しいです。ご縁があればいつかおいでいただけることもあるかと思います。
気長にその時を待ちましょう。 
すぐ近くに住んでいても、全く音信普通の友人がいるかと思えば、お顔を知らなくても、こうしてネット上でのやり取りを通じて、親しく心を通わせる方もいる。人と人とのつながりって、本当に不思議ですね=^_^=
しっぽ
2013年10月15日 23:45
東京はすべてが密集し集約され なんでもかんでもあります。
私自身は都会っこなのでそれもあり ですが
過剰にあるのは 無いのと通じるかもしれません。

音楽もそうですね。

都会の騒がしさから離れたところで聴く音は きっと同じ音ではないのではないかしら。 
来月初めに「エリア」をやるのですが高原の教会なんかでやったら素敵だろうな・・・メンデルスゾーンはお好きですか?

その美術館も初めて名前をききました。行ってみたい・・・
行ってみたいとこが一杯
2013年10月16日 06:32
◇しっぽさん

おはようございます。昨夜から大雨です。風にほんろうされて、雑木林が音を立てて揺れています。東京方面も、浸水や停電の被害が出ているようですが、そちらは大丈夫ですか?

メンデルスゾーンはお決まりの通り「イタリア」や「スコットランド」から入りました。高校生の頃です。クレンペラーのスコットランドが好きでした。今でもどこかにレコードがあるはず・・・優雅で流れるような曲調やドラマティックな組み立てが、とても魅力的でした。でも当時はメンデルスゾーンに声楽曲があることさえ、知りませんでしたので、何十年もたって、初めてモテットやアンセムを聴いた時は本当に驚き、かつ感動したものです。
「エリア」をサイトウキネンで聴くことができたのは、本当に一生の思い出です(^^♪

>行ってみたいとこが一杯

八ヶ岳は、東京からでしたら、十分日帰りの出来る距離です。
気が向いたらそのまま電車で、バスでお越しください。お迎えに行きますよ~。
ぶんな
2013年10月16日 19:52
きのう、日中に投稿したのですが、途中で誤操作か何かで消えてしまい、それでも間違ってコメントボタンを押したかなと思っていましたが、やはり消えていたようですね。
近所の方が、諏訪まで用事で出かけてきて、昨日、今帰ったと午後2時ごろに姿を現わしました。長野も近い方には近く、私のように随分遠いと思われる者には遠いようです。
何れ、その遠いところでのコンサート、まずポスター、なかなかのセンスです。ウッドの感じが素敵です。リコーダーとチェンバロ、秋の森にぴったりですね。コンサートの機会がこれからも増えてゆくのでしょう。御成功を祈ります。
台風ごとに、日本のどこかが壊れ、怪我されたり、亡くなられたり。自分がいまこうしていられるのが不思議なくらいです。ほんとうに日々地道に、昨日よりは今日をすこしでもまともに為して心穏やかに暮らしたいと願う昨今です。

2013年10月17日 09:41
こんにちは。明後日コンサートをひかえ、お忙しいことと思います。11月のコンサートも楽しみですね♪♪美術館での演奏というのが、また、いいですね。 古楽器は普段なかなか実物を見聞できませんが、過去記事を拝見すると、リコーダーって、けっこう種類があるものですね~!!☆☆☆「秋のコンサート」のチラシを拡大したら、チェンバロ奏者の方が私と同じ母校でした(面識はありませんが…)!!当時の母校には、講師控室に一台だけチェンバロががあり、皆それに憧れ、触りたがっていました。♪ 優雅な古楽器、一生に一度は触ってみたいものですね。※リュートは弾けないけど共演します。♪コンサートのご成功をお祈りします!
2013年10月18日 05:52
◇ぶんなさん

おはようございます。
距離というものは、人や状況が変わると、近く感じたり、遠くなったりしますね。そうしたところは時間にも似ています。数字で表すことができる距離や時間ですが、感じ方は人それぞれに違う。不思議ですね。

ポスターをほめてくださってありがとうございます。
これは美術館の学芸員さんが、プロフィールや写真などお渡ししてから、たった半日でつくって下さったものなんですよ。さすが、というか手際の良さにびっくりです。ぶんなさんがおっしゃるように、まさに「秋のコンサート」にふさわしい、落ち着いてシックなデザインです(^^♪ 

>コンサートの機会がこれからも増えてゆくのでしょう。

そうありたいものと念じています(笑)
準備は本当に大変ですが、来ていただいたお客様に楽しんでいただけた事を実感するときが一番うれしい時です。そちらで何か計画してくだされば、東北ツァーも夢ではないかも?!
2013年10月18日 06:05
◇ぬえさん

おはようございます。
コメントありがとうございました。

>チェンバロ奏者の方が私と同じ母校でした

じぇ、じぇ、じぇ! びっくりです。
読みにくい画像から読み取って下さいましてありがとうございます。
安田さんとは初めて共演させていただきます。先日コンサートで使うチェンバロが、早々と我が家に搬入されたので、音を確認していただく意味で東京からおいでいただきました。二段鍵盤、紺色の躯体にゴールドのラインが入ったお洒落な楽器、良く響きます(^^♪

リュートの伴奏で歌われるのですね!
繊細で儚げな音色のリュートもチェンバロと同じように、気温や湿度にも敏感でしょうし、チューニングも大変だと思いますが、モダン楽器に比べると、「生身」というか、より人間に近い感じがしませんか?
ANNA
2013年10月18日 22:20
aostaさん

こんばんは。
美術館でのコンサート、とっても素敵ですね。演目のひとつ、ヘンデルのリコーダー・ソナタ ヘ長調、ほんとうに好きなんです。今の季節にとてもよく合う音楽のように思います。
 ラルゲットを聴いていると、すすきやフジバカマが風に揺れる原っぱでバッタを追いかけていた子供のころ、遠い秋の日を思い出し、とても懐かしい気持ちになります。
2013年10月21日 20:24
◇ANNAさん

お返事が遅くなってごめんなさい。
19日の「リコーダー&朗読」コンサートが終わり、腑抜け状態になっておりました(^^ゞ

コンサート前の集客も、当日のキャンセルを見込んで多めに確保しておかねばならず、最後まで気が抜けなかったこともあって、結果的に予想を大幅に超えたお客様をお迎えすることができたことの安堵と、本番の緊張から解放されて、糸の切れた風船状態になっていたaostaでありました。

その点、この康耀堂でのコンサートは、フライヤーの作成から集客まで、すべて美術館サイドが動いてくださるので、本当にありがたいです。
ANNAさんからは、以前にも、ヘンデルについてコメントを頂いたことがありましたね。
今回のヘ長調へのコメントも、とても素敵なイメージをお書き下さって、とても嬉しいです。ANNAさんが、バッタを追いかけてらした遠い秋の日は、きっと透明で透き通った日差しで満ち溢れていたのでしょうね。確かにこのヘ長調ヘンデルには、明るく温かいぬくもりの中でひっそりと息づいている遠い日への憧憬が、感じられるような気がします。
フジバカマやオミナエシ、最近はあまり見かけなくなりましたね。園芸品種ではなく、自生のフジバカマは特に。我が家のオミナエシの花つきが、去年に比べてさびしかったのは、夏の暑さが原因かしら。
2013年10月22日 14:50
はじめまして!こんにちは!
aostaさんのブログ写真がたくさんで、検索しやすくしてあって、端から見ていこう!と思っちゃいます!
カタナンケ
2013年10月22日 17:03
わたしの神戸センチメンタル旅行からかえり
わたしも ぼけーとしてしまい、、
さきに 楽しみを設定しないと このごろ 動き出せないわ~

またまた素敵な空間での コンサートですね
近ければほんと うかがいたいものを、、
しずかな 空間で 格調高い絵画に囲まれた
クラシックは 時がいちどに 何世紀ももどりそう~

それにしても みなさま演目をみて
メロディーがうかぶ、というのがすごい、、
わたしはぜんぜん 浮かばないよ、、 うう、、
2013年10月23日 00:06
◇ひかりさま

お尋ね下さり、ありがとうございます。
コメントを嬉しく拝見いたしました。
検索機能は私の手柄ではなく、ブログの仕様なのですが(笑)、初めてお見えになられた方には便利な機能かもしれませんね。

>端から見ていこう!と思っちゃいます!

とりとめのないブログですが、また遊びがてらのぞいてみてくださいな。
一昨年の「雨にも負けず」朗読会の記事もありますよ(*^^)v
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
2013年10月23日 06:01
◇カタナンケさん

おはようございます。
ご旅行だったのですね。
神戸は旅情のある街ですね。いつも通り過ぎるばかりで、立ち寄ったことはありません。西の宮へは、友人がいたので、何度か出かけているのですが、当時は子どもが小さかった事もあり、神戸まで足を延ばせないままでした。坂道のある街は素敵ですね。

美術館でのコンサートは、今回が初めてではないのですが、音の響きや雰囲気など、康耀堂は願ってもない場所です。コンサート会場としてではなく、絵画を鑑賞する、という立場で見ても、普通は油彩であれ、日本画であれ、展示作品にガラスをかけるのが一般的ですが、ここではそれがありません。ですから、煩わしいガラスの反射に悩まされることなく、まじかに本物を観ることができるんですよ。これは凄く嬉しいことです。館長ご自身が画家であることもあり、こだわりのある美術館です。(千住博さんは、作曲家の千住明さんや、ヴァイオリニストの千住真理子さんのお兄様です)。
自宅から至近の距離に、こんな素敵な場所があるって、本当に幸せ=^_^=

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