消えがてのうた part 2

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zoom RSS 木漏れ日の下の青

<<   作成日時 : 2016/05/23 13:49   >>

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ちらちらとこぼれる木漏れ日の下、青い花に潜んでいるのは朝の気配。
それとも小さな妖精かしら。




昔(もしかしたら今でも)、アイルランドには、この花についてこんな言い伝えがあったそうです。


            ブルーベルは妖精の花だから            
            ブルーベルの花が鳴っているのを聞いてしまったら、それは自分の弔いの鐘。
            ブルーベルの森に迷いこんだ子供は、二度と戻ってこない。


            満月が青い影を落とす夜、ブルーベルは夜明けまでちりりちりりと鳴っている。
            でも花を揺らすのは、風じゃない。
            月明かりの中で踊る妖精たちが笑いながら花房を揺らしてゆく。
            日が高く昇った後も、妖精たちの笑い声はまだブルーベルを揺らしている。
            ブルーベルの花が鳴ったなら、それは弔いの鐘。       
            ブルーベルの森に迷いこんだ恋人たちは、帰り道を忘れたまま、帰ってこない。
            




画像





< ブルーベルの花が鳴っているのを聞いてしまったら、それは自分の弔いの鐘 >

そういえば、宮沢賢治の「銀が鉄道の夜」にもカムパネルラという名前の少年が登場しますが、このカンパネルラも、「鐘」を意味する、イタリア語なのです。
川でおぼれた友達を助けて死んだカムパネルラもまた、ブルーベルの花が鳴るのを聞いてしまったのでしょうか。




< ブルーベルの森に迷いこんだ子供は、二度と戻ってこない >

視界一面の青は、昔も今も、人々を幻惑する美しさに満ちています。
森の中に漂う甘い香りも、人々の心を惑わしたことでしょう。
そのあやかしにも似た花の色と香りに、人は子供でなくとも、目覚めながら夢を見るのかもしれません。








画像




母の庭からもらってきたこの花は、イングリッシュ・ブルーベルと聞いていたけれど、多分スパニッシュ・ブルーベル(別名シラー・カンパニュラータ)じゃないかしら・・・・
どちらの名前にも、「鐘」を意味する英語の“bell (ベル)”と イタリア語の“campanella(カンパネラ)”という単語が使われているように、小さな花の花弁がくるりと巻きあがった形が、ちょうど釣鐘のように見えることからつけられた名前なのでしょうね。

どこがどう違うのか、調べてみました。

イングリッシュ・ブルーベルは茎の片側だけに花をつけるために、茎は花の重さで優しくたわむ。
一方のスパニッシュ・ブルーベルは、茎の周り全体に花が付くので、花茎は下垂することなく直立する。
イングリッシュ・ブルーベルの花は、甘く香るがスパニッシュ・ブルーベルにはあまり香りがない。

なるほど・・・
してみると我が家の花は、やはりスパニッシュ・ブルーベルであることに間違いないようです。

イングリッシュ・ブルーベルは名前の通り、イギリスをはじめとする北西ヨーロッパに自生する花。
春ともなれば、森の中は一面にこの花の色で青く染まり、どこまでもどこまでもその青は続いていたと言います。
しかしながら最近は繁殖力の強いスパニッシュ・ブルーベルに押され減少傾向にあるのだとか。
法的な保護政策もとられているというから、事は深刻です。




画像




そしてこちらの花は柳葉丁子草(ヤナギバチョウジソウ)。
去年思い切って植え替えた株に花が咲きました。

淡く優しい清楚な青。すらりとした流線型の葉。
欧米ではEastern bluestar または texas bluestarと呼ばれているそうです。
名前の通り、星の形をした花には、凛と漲るような気品が感じられます。
どこかしら、和の雰囲気を持つこの花、実は日本に自生する丁子草ではなく、北アメリカ原産の外来種です。
日本固有種はすでに絶滅危惧種に指定されているとか。

はてさて、ブルーベルに限らず、本家の存続はここでも危うそうです。







イングリッシュ・ブルーベルとスパニッシュ・ブルーベルの違いについて、こんな素敵なブログがありました。
ブルーベルの花の海の画像も、ご覧ください。

★チルターンの風に吹かれてーイギリスの小さな村の小さな庭からー  http://lapis2.exblog.jp/21238123/








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コメント(27件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
木漏れ日の下に青いお花が咲いているのですねぇ〜、お庭がとても広いですし、木も沢山あるからそういう素敵な光景も見られますね。
ブルーベルのお話、へぇ〜って云う感じで読ませていただきました。素敵なお話ですねぇ。解説も流石と感心してしまいます。
其方は今新緑はいかがでしょうか。もう終わりましたでしょうか。松本は街中では殆ど濃い緑に変わりました。ここの所暑くて、今日は真夏日になりました。平年よりも5度くらい高いとのこと、どうなってしまっているのでしょうね。
HT
2016/05/23 21:32
◇HTさん

コメントをありがとうございます。
このブルーベル、去年まではまばらな花しかつけず、ずいぶん寂しい花だとおもっていたのですが、植えてから3年目の今年はご覧のような花盛りとなりました。
球根が充実したのかしら?それとも、この庭に慣れてきたのかしら?
ブルーベルは木漏れ日が好き、と聞きましたので、桜の木の下に植えたのですが、3年で桜の木もずいぶん大きくなり、もしかしたらそのことも関係しているのかもしれません。森の中で一面に広がる青い花の群落は木漏れ日の中できっと夢のように静まり返っていることでしょう。
美しさが、時として怖さにも通じるときがあります。
美しすぎて、怖くなる。
ブルーベルの言い伝えも、妖精の存在を身近に感じていたアイルランドの人々にとって、自然に生まれてきたものなのでしょうね。

>松本は街中では殆ど濃い緑に変わりました。

先日松本に出かけたときも、あちこちの庭先で薔薇の花が満開でした。町を歩く人たちも、皆半袖。八ヶ岳でも今年は気温が高くなるのが早く、さすがに薔薇はまだですが、花も一斉に咲きだしました。雑木林の緑はまだ柔らかな色ですが、先日から郭公が鳴きはじめました。春蝉も今年は早い!昨日おみえになったリコーダーの生徒さんも「蝉ですか?!」って驚いていました。
農作物にも影響が出ているとか。心配です。
aosta
2016/05/24 05:33
イングリッシュ・ブルーベルとヤナギバチョウジソウ、どちらのブルーも清々しいですね。緑の森に映えることでしょう。
宮沢賢治、「銀河鉄道の夜」の独特の静寂感、怖さ、そしてカンパネルラの死。アイルランドの言い伝え。カンパネルラという花は、こんなに可憐で美しいのに、それにまつわる言い伝えや物語もなぜか物悲しいですね。リストの(元はパガニーニですが)「ラ・カンパネッラ」、ラフマニノフの前奏曲「鐘」もせつないですね。
鐘の音は時を知らせるでけでなく祝福、弔い、人々の営みが密接ですね。美しい花からたくさんの物語が生まれたのも不思議ではありませんね。
keikoさん
2016/05/24 09:53
どきどきする言い伝え。こういうの好きだなあ(゜▽゜)こわいけど。
こわいから、か、な?
なつお
2016/05/24 12:04
欧米のはなばなには 何らかの 物語がひそんでいて
それも 恐いのや悲しいのがおおいような、、
カンパニュラは 鐘の音そのもののように 響きがいい言葉ですが
お祝いと 悲しみと 両方の出来事に 登場、、というところが
意味深いわ〜
祇園精舎の鐘の音、、と日本でも
ひときわ 意味をもつ 「鐘」ですね〜
katananke05
2016/05/24 19:28
◇keikoさん

コメントありがとうございます♪
青という色は、孤独もしくは静寂、夢想、そして憧れといった様々なイメージを喚起するものがありますね。メーテルリンクの「青い鳥」しかり。ノヴァーリスの「青い花」しかり。青は内省的な色なのだと思います。
これらの物語もまた、そうした「青」という色に触発されて書かれた物語かもしれません。そして宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」。
これはもう、物語りの始まりから終わりまでが、煙るような青だったり、吸いこまれそうな群青だったり、さまざまな青がイメージされますね。賢治の物語には、いつも燃え上がる燐の青さを感じています。

カンパネルラという名前から連想するのは、やはりリスト(^^♪
今や本家のパガニーニより、リストのピアノ曲の方が有名かもしれません。たくさんの鐘が鳴り響いているというのに、どうしていつもあんな風に心が鎮まるのはなぜなのかしら。不思議です。

>鐘の音は時を知らせるでけでなく祝福、弔い、人々の営み

ああ、本当におっしゃる通りなんですね!
かつてキリスト教国では、人の一生は鐘とともに始まり、鐘の響きで終わったといっても良いのかもしれません。妖精の花、ブルーベルはどんな音を立てて鳴るのでしょう。
ガラスのように透明で、星が瞬くようにひっそりと鳴るのかしら。
イングリッシュ・ブルーベルの花はスパニッシュ・ブルーベルと違って、しなやかに湾曲した茎に花をつけるようです。妖精の鐘には、やはりこちらの花の方がふさわしいように思われます(^^♪
aosta
2016/05/24 20:04
◇なつおさん

コメントをありがとうございました♪

言い伝えって、何かの禁忌だったり、呪いだったり、怖いものが多いですね。
アイルランド人は、昔から妖精たちの一番近くにいた人たちなのかもしれません。

青い色って、朝早い時間とか、夕暮れ時の薄暮の中で見ると、凄みを感じます。そんな時間にこの花を見ればちょっと怖いかも。
弔いの鐘も、戻ってこない子供たちや恋人たち・・・・
みんな青色の時間の中で自らを失ってしまったのかもしれませんね。
たまたまですが、この花をボンボンのお墓に植えたというのも、何か不思議な気がします。
aosta
2016/05/24 20:10
◇katanankeさん

こんばんは(*^^)v
ブルーベルの和名は釣鐘水仙というようです。
花の形から連想するのは、やはり鐘なんですね。

私がブルーベルという花を知ったのは、その昔のハイクラウン・チョコレートに入っていた、フェアリーカードでした。トンボ(?)のような翅がある小さなフェアリーが被っていたのが、ブルーベルの花のお帽子だったのです。
見たこともない花々、愛らしいフェアリー。思えば、私にとって花と妖精は、あのころから結びついていたのかもしれません。

優雅で繊細なイングリッシュ・ブルーベルには今も憧れますが、スパニッシュ・ブルーベルも縁あればこそ、我が家にやってきたのだと思えば、大切にしたいと思っています。
aosta
2016/05/24 20:23
園芸店で買ったブルーベルには野生のような可憐さがないので、何が違うかと思っていたのですが、茎がたわまないというところだと気がつきました。少し間にブルーベルが群生している地域を見たところ。めったに見ない花だったのに、こんなにたくさん咲いていると...。以前に書いたブログに群生している動画を探して入れたのですが、風にそよぐのが見えるのです。でも、これは妖精の笑い声が揺らしているという発想は素敵ですね〜♪

少し摘んで花瓶に活けたのですが、この記事を先に読んでいたら匂いを嗅いでみたのに、それをしなかったのが残念...。
Otium
URL
2016/05/25 04:14
◇Otiumさん

コメントをありがとうございます♪
リンクしていただいたブログにお邪魔したところ、あらまあ、私がちゃっかりコメントしているではありませんか(笑) なんて懐かしい!
いつものようにOtiumさんとのやりとりが楽しくてじっくり読み直して、風に揺れるブルーベルの動画も、改めて拝見させていただきました。本当に夢のような光景ですね。フランスに限らないと思いますが、ヨーロッパでは都会を一歩離れたらこんなふうに森や田園がひろがっていることをうらやましく思います。

それにしても、Otiumさんが買われたものもスパニッシュ・ブルーベルだったとは!
直立した茎にたくさんの花を咲かせるスパニッシュ・ブルーベルは、庭の彩りとしてとても効果的だと思いますが、趣きという点では、やはりイングリッシュ・ブルーベルが勝るように思います。
野生の可憐さ、本当にその通りですね。Otiumさんのブログでたくさんの画像を拝見すると、思わずため息が出そうな美しさ。
良かった! Otiumさんが無事にお戻りになられて(笑)

フランスで、今もこんな風なブルーベルの群生を見ることができる事が素晴らしいと思いました。イギリスでは保護政策が必要とされるほど、減少しているようですが、フランスでも何らかの手を打っているのでしょうか。
aosta
2016/05/25 06:45
動画を見てくださってありがとうございます。aostaさんが書かれていたアイルランドの言い伝えの部分のために作った映像のように思えたのでお知らせしたくなってしまったのでした。エリック・サティがお好きかどうか分かりませんが(私は余り好きではありません)。

この映像を見るまでは、ブルーベルが揺れるという姿を想像できませんで、鐘に例えるのもピンときませんでした。鐘に例えるならツリガネソウと思っていたのです。

フランスでは暖炉がある家が多いために薪の需要があるせいか、森の手入れは非常に良いので、森の中でのドライブや散歩を楽しめます。野生動物も目の敵にされることはないし(キツネは民家に来てニワトリを狙うので嫌う人もいますが)、広葉樹の森では春先には地面に光が差し込むので花畑になります。日本は森林が多いですが、木が生い茂っていて森の中の散歩などは楽しめない感じですね。山の中の竹やぶを眺めて美しいと喜んでいたら、これは森が荒れている姿なのだと地元の人に教えられてギャフンとしました。

フランスで野生の花の宝庫は、森や山岳地帯以外では、牧場が多い地域です。環境破壊の最大の原因は農業だと言われています。面積当たりで使われている農薬の量からいえば日本よりはずっとマシですが、なにしろ国土の半分が農地なので汚染地域も広いわけです。農薬は使わない放牧が盛んな地域に行くと色々な野生の花が咲いているので、19世紀くらいまでのフランスでは、野原はお花が咲き乱れていたのだろうと空想します。

日本で野生植物を見ても想像しなかったのですが、こちらでは花屋さんで売っている花の原型のような野生植物がたくさんあるのが面白いです。それと、フランス人は食いしん坊なのでキノコ狩りをするには早朝に行くなどの努力をしないといけませんが、お花の方は誰も摘まないのでいくらでもあるのが嬉しい。
Otium
URL
2016/05/25 16:30
◇Otiumさん

おはようございます。
森から郭公の声が響いてくる気持ちの良い朝です。
ブルーベルの動画にサティ。 私もクリックしてジムノペディが流れてきたときは、ありゃりゃでした(笑) サティが嫌いというわけではないのですが、好んで聴くこともありません。音がないのも寂しいのでは、という心遣いなのでしょうが、この動画にサティは確かに余計だと思います。

Otiumさんのお宅のブルーベルも我が家のブルーベルも、スパニッシュ系。茎が細く、しなやかなイングリッシュ・ブルーベルと違って、ちょっとやそっとの風では揺れそうもありませんね。釣鐘草といえば、「スコットランドの釣鐘草」という名前で知られている曲があったことをおもいだしました。この釣鐘草はブルーベルのことを言っているようです。釣鐘草も色々な種類があるようですが、いずれもキキョウ科で名前に「カンパネラ」と付くものが多いようです。Otiumさんが、鐘をイメージするなら釣鐘草、と仰るのもうなずけます。かたやブルーベルは、Otiumさんが「森のヒヤシンス」と書いていらした通りヒヤシンスの仲間だそうです。甘い香りがするというのも、納得です。

日本の森が手入れをされないまま荒れつつあるのは、大きな問題ですね。
温暖で雨の多い日本では、植物の種類も成長の速さも、ヨーロッパをしのいでいると思われます。明るい日陰が広がるフランスの森とは大違い。足を取られるほど繁茂した下草と、適切に管理されない木々の枝が、太陽を遮って暗くなります。
最近は日本でも薪ストーブを使う家庭が増えてきましたが、私には、それも一種のァッションのように思えます。薪の需要は、森が整備されるほど多くありません。
荒れる里山、増殖する一方の鹿とその食害。難しい問題ですね。

aosta
2016/05/26 06:15
「スコットランドの釣鐘草」の原題は「The Bluebells of Scotland」なのですね。確かに、あの可憐な花が咲いている野原にぴったりした曲!

でも、歌詞を探していたら、この花は私が好きなツリガネソウとして花の画像にリンクしている日本の作詞家のページが出てきたので、間違っているぞ〜! と思いました:
http://blog.livedoor.jp/shimuratakeyo/archives/55592407.html

でも、英語の題名で画像検索してみると、両方の花の画像がヒットする…。気になったので調べてみました。

イギリスではイングリッシュ・ブルーベル(Hyacinthoides non-scripta)をブルーベルと呼ぶのですが、スコットランドではツリガネソウ(Campanula rotundifolia)のこともブルーベルと呼ぶらしい。そのツリガネソウを英語圏では、Bluebell of Scotland、Scottish Bluebell、Scots bluebellなどと呼んでいるようでした。北アメリカでのブルーベルは、バージニア・ブルーベル(Mertensia virginica)らしい。

http://www.glenlmoyer.com/#!Bluebells-and-Bluebonnets-The-Flowers-of-Scotland-and-Texas/c1f8i/553da11d0cf2731334f825ef

「スコットランドの釣鐘草」を作曲した人は、どちらの花をイメージしていたのかな?… Wikipediaの「The Bluebells of Scotland」では、2つの花へのリンクを入れてしまっていました!
Otium
URL
2016/05/26 16:55
>最近は日本でも薪ストーブを使う家庭が増えてきましたが、私には、それも一種のァッションのように思えます。薪の需要は、森が整備されるほど多くありません。

長野県に行くと薪ストーブをよく見かけるので、へぇ日本でも... と思っていました。ファッションですかね。確かに、薪を大量にストックしている民家は見ていないような...。

フランスの暖炉で薪を燃やすときは、ものすごい量を消費します。私の家では暖炉は1カ所しか使っていませんが、薪を節約するストーブ式にしていないので、すぐに薪は燃えてしまいます。冬になる前には1トンくらい納屋に入れているのではないかな。

田舎では家の集中暖房を薪だけでやっているお年寄りの家もあって、そうなると薪の消費はすさまじいです。パリなどでは薪が高価なので、ちょっと雰囲気を出すためくらいにしか使えないでしょうけど。
Otium
URL
2016/05/26 17:04
言い伝えを読んで、(ディズニーでない)ピーターパンを連想しました。
mano
2016/05/28 06:51
◇Otiumさん


こちらにもコメントをありがとうございました。
そしていろいろお調べいただき感謝です。実は私もあれこれ調べてみたのですが、調べれば調べるほどわからなくなります。
釣鐘草はキキョウの仲間で種で増える多年草。イングリッシュブルーベルは球根で増えるヒヤシンスの仲間。まったく別物なのに、ブそれぞれブルーベルと呼ばれています。私の憶測ですが、もしかしたら「ブルーベル」という名前は、筒状で鐘のような形をした青い花の総称を言うのかもしれません。
たまたまこんなサイトをみつけました
→http://blog.royalmint.com/st-andrews-day-2014/

2014年に発行された英国の1&pound;硬貨に刻まれているのは、スコットランドの国花アザミと、釣鐘草(Campanula rotundifolia)!!
Otiumさんにもぜひ確認していただきたいのですが、花の形や葉のつき方は、イングリッシュ・ブルーベルではなく、釣鐘草(Campanula rotundifolia)に見えませんか? これこそ「スコットランドの釣鐘草」ではないでしょうか。


aosta
2016/05/28 23:28
◇Otiumさん

薪ストーブはファッシンというのは、ちょっと言いすぎかもしれませんが、自ら薪づくりに励む人はまだ限られているように思います。薪も建築端材を格安で手に入れる方や、商品として売られている薪を購入するかたもいらっしゃいますが、建築端材はともかく、商品として出来上がった薪は大変高価で実用的ではありません。森の手入れも十分とは言えない中で伐採された木材を入手するためには、それなりのネットワークが必要です。山暮らしならいざ知らず、町の中で薪ストーブは難があるように思います。
aosta
2016/05/28 23:29
◇manoさま

こちらまでお越しくださいまして、ありがとうございます(*^^)v

バリーの「ピーターパン」ですね♪
ディズニー映画って安易に物語やキャラクターを書き替えてしまうところがちょっと・・・・という感じがしています。
原作のピーターパンを連想してくださったなんて、嬉しいです。
ありがとうございます!

>ブルーベルの森に迷いこんだ子供は、二度と戻ってこない。

子供たちは妖精と一緒にネバーランドに行ってしまったのかもしれませんね。
aosta
2016/05/28 23:29
>Otiumさんにもぜひ確認していただきたいのですが、花の形や葉のつき方は、イングリッシュ・ブルーベルではなく、釣鐘草(Campanula rotundifolia)に見えませんか? これこそ「スコットランドの釣鐘草」ではないでしょうか。

紋章は間違いなく釣鐘草(Campanula rotundifolia)に見えますね。これが「スコットランドの釣鐘草」だと断定してしまって良いと思います。幾つか情報を眺めた限りでは、「スコットランドの釣鐘草」と呼ぶ場合には、こちらの花を指しているというのが正しそうに見えていました。

でも、このイギリスのサイトではイングリッシュ・ブルーベルの写真を入れている…。イギリス人にはこの花の方によほど親しみがあるのでしょうね。世界に自生しているイングリッシュ・ブルーベルの半分はイギリスにあるのだ、と書いているサイトがありました。

青い鐘のように見える花で、自分のところに最も身近にある品種をブルーベルと呼ぶということなのでしょうね。考えてみると、青い花というのは特別に好かれるのかも知れない。青いケシの花も特別扱いされるし。
Otium
URL
2016/05/29 14:23
◇Otiumさん

Otiumさんに"これが「スコットランドの釣鐘草」だと断定してしまって良いと思います。"と言っていただき、百人力のaostaです\(^o^)/

>でも、このイギリスのサイトではイングリッシュ・ブルーベルの写真を入れている…。

これってなんなんでしょう。
スコットランドの釣鐘草に対抗して、イングランドのイングリッシュブルーベルを誇示しているようにも思えてきました。連合王国とはいえ、いまだに独立の気運が高いスコットランドとイングランド。それぞれのプライドが「ブルーベル」という可憐な花を巡って対抗しているようにも見えませんか?

Otiumさんに教えていただいたバージニア・ブルーベルの花を画像検索して見ました。これも、青い鐘のように見えますから、確かに「ブルーベル」と呼ばれても可笑しくないですね。
aosta
2016/05/29 22:02
>連合王国とはいえ、いまだに独立の気運が高いスコットランドとイングランド。それぞれのプライドが「ブルーベル」という可憐な花を巡って対抗しているようにも見えませんか?

私もそれを感じました。「スコットランドの」と題名に付けているのも、そういう誇示があるのかな... と。ベルギーでは「言語戦争」と言われますが、こちらは「お花戦争」?

「スコットランドの釣鐘草」も時代背景を探ったら興味深そうですね。
http://duarbo.air-nifty.com/songs/2011/06/post-fafa.html

ヨーロッパは、昔は国が違って全く文化が異なっていて、言語も全く違う地域が同じ国になっている葛藤があるので、日本人の私としては大変だな... と思ってしまいます。もっとも、日本だって単一民族ではないわけですが、ほとんど植民地のように扱われ続けている地域が、脅しだけの意味でも「独立する!」と言い出さないのも不思議です。
Otium
URL
2016/05/30 20:23
◇Otiumさん

添付していただきましたサイトを見てまいりましたが、充実した読み応えのある内容でした。
「スコットランドの釣鐘草」、いろいろな歌詞がつけられているんですね。
もともとが戦いに赴いた恋人を思う歌だったにしても、遠い日本で国威発揚と詩か思えない歌詞がつけられた時代もあったとは。それにも増して驚いたのは、編曲者がハイドンだったということです。スコットランドの編集者からウィーンのハイドンまで編曲を依頼されたとは! となると、現在私たちが聞いている曲はハイドンが編曲したものということになるのかしら。原曲がどんなだったか、気になりますね。

「言語戦争」・・・
ベルギーではとフラマン語でしたっけ。
宗教的にもフランス語圏はカトリック、フラマン語圏はプロテスタントというイメージです。先日Otiumさんからいただいたアルザス・ロレーヌに関するコメントを思い出しました。言葉の違いは文化の違い。同じひとつの言語であることに、何も疑問を感じない日本人には、その葛藤を想像することも難しいのでは?と思ってしまいます。

日本においてもかつて言葉を奪われた北の民族がいました。小さいながらも独立王国としての歴史と矜持をもった南の島もありますね。スコットランドやアイルランドの例をみても、確かに『脅しだけの意味でも「独立する!」と言い出さないのも不思議です。』というOtiumさんのご意見に一票を投じたくなりました。


aosta
2016/06/01 06:32
時代背景のために入れたリンクをご覧くださったとのことなので再び眺めたら、入っている画像はバージニア・ブルーベルだと気がつきました♪

>もともとが戦いに赴いた恋人を思う歌だったにしても、遠い日本で国威発揚と詩か思えない歌詞がつけられた時代もあったとは。

ドーデの『最後の授業』に関してもコメントのやりとりをさせていただきましたが、学校の授業で扱う文学作品や音楽で洗脳教育をしてしまうのは怖いですね….。「君が代」も薩摩に伝わる恋歌だったのを思い出しました。子どものとき、日本の国歌を聞いてどう思うかというテストがあり、「涙ぐんでしまう」と答えたら、「あなたは右翼思想を持っている」と先生に言われてショックを受けた記憶があります。当時は右翼が何であるかは分かっていませんでしたが、先生の表情と口ぶりから最大限に侮辱されたのだろうとは分かりました。でも、このメロディーを聞いたら意気消沈してしまうではないですか?!

スコットランドが独立できたら「スコットランドの釣鐘草」を国歌にするのではないかと思ったのですが、これも勇ましくはない曲ですね。でも、哀愁があって、明るい希望を求めている感じが漂っているので、「君が代」のように自分なんか虫けらに等しいのだと涙を流す気持ちにはなりません。
Otium
URL
2016/06/02 06:21
>驚いたのは、編曲者がハイドンだったということです。

ハイドンがロンドンで活躍していて、イギリスに住むことも考えていたと聞いた時には非常に意外でした。1791〜95年の間に2回訪れていて、「スコットランドの釣鐘草」を編曲したのはその後のようなので、すでにイギリスとコネクションが出来ていたからでしょうか?
http://www.geocities.jp/ezokashi/english/e_bluebells.html

学校の音楽の試験に出る穴埋め問題の定番だった、バッハは「音楽の父」で、「音楽の母」はハイドンを正解とするのは日本独特なのだそうで、誰が決めたのかも気になります。バッハは忘れさられていて、再発見したのはメンデルスゾーン。ハイドンを有名にしたのはイギリス?

フランス西部を旅行した時にアンボワーズ城を見学したら、晩年のレオナルド・ダ・ヴィンチをフランソワ1世が受け入れていて、彼らの住まいは地下道で結ばれていたと聞いて驚きました。あのイタリアを代表するダ・ヴィンチがフランスで死んだなどというのは想像もしていなかったので。昔はパスポートが必要な国境などはなくて、移動するのは大変だったでしょうが、自由に住む場所を選べたのでしょうね。

>言葉の違いは文化の違い。

スコットランドはカトリックの文化で、イギリスとは違うのではないかと思いました。宗教的な考えの違いというよりも、カトリックの文化ではお金儲け活動が発達しないので、経済的な力によって虐げられるのでは、と感じます。ベルギーの場合には、完全にそれだと言えると思います。
Otium
URL
2016/06/02 06:22
◇Otiumさん

>入っている画像はバージニア・ブルーベルだと気がつきました♪

そうそう! 私も思わず、ありゃりゃ?って思いました。
同じブルーベルという名前でありながら、雰囲気はかなり違いますよね。

>学校の授業で扱う文学作品や音楽で洗脳教育をしてしまうのは怖いですね…

おっしゃる通りですね。小さな子供の心はスポンジが水を吸うように、取捨選択することなく、与えられたものをそのまま吸収してしまいます。また意図されたものでなかったとしても、結果的にひとつの価値観を植えつけてしまうこともあるでしょう。
国語の教科書に載っている物語や詩をどう解釈すべきか、という先生のためのマニュアル書のようなものを読んでショックを受けたことがありました。本来人さまざまであるはずの解釈に、唯一無二の回答(解釈)を求めるとしたら、それはすでに国語教育ではないと思います。
音楽も同じ。「君が代」のメロディーを素直に聴けば、物悲しい、寂し気な曲と感じても何の不思議もないでしょうに、その感性を右翼的だと決めつける先生の思いこみには恐ろしさを感じてしまいます。
aosta
2016/06/03 20:28
◇Otiumさん

続きです♪

>スコットランドが独立できたら「スコットランドの釣鐘草」を国歌にするのではないかと思ったのですが、これも勇ましくはない曲ですね。

どこかで、スコットランド人がこれこそ自分たちの国歌だと思っている曲は「勇敢なるスコットランド」Scotland The Brave だ、という話を聞いたことがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=TxlvRxBlnj0

バッグパイプの響きも勇ましいこの曲でしたら、いかにもスコットランド国歌にふさわしいと思ったものです。

昔から日本人はスコットランドやアイルランドの民謡に日本の歌詞を付け愛唱してきました。哀調を帯びたメロディーは日本人の感性に訴えるものがあったのでしょう。
「勇敢なるスコットランド」にしても、延々と続くバグパイプのドローン(持続低音)の響きにもどこか哀愁を感じます。

>ハイドンがロンドンで活躍していて、イギリスに住むことも考えていた・・・・

当時のイギリスは音楽的には大陸に遅れをとっていたようです。
ハイドンは結果的にイギリスに住むことはありませんでしたが、ヘンデルはイギリスに渡っただけでなく帰化して、(英語ではジョージ・フリデリック・ハンデルと読みますね)英国の音楽史の上に大きな名前を残しました。

レオナルド・ダ・ヴィンチとフランソワ1世。
確かアングルが、レオナルドがフランソワ1世に抱かれて死去したという伝承に基づいて「レオナルド・ダ・ヴィンチの死」という絵を描いていたはずです。すみません、今、画像検索して探す時間がないので、また改めて!
aosta
2016/06/04 08:32
>スコットランド人がこれこそ自分たちの国歌だと思っている曲は「勇敢なるスコットランド」Scotland The Brave

こういうのがありましたか。 確かにスコットランド的! 調べてみたら、それと並んでFlower of Scotlandという曲も国家扱いされるているらしくて、これは何の花なのだと、また気になってしまいました。
https://youtu.be/7vkYiCdn834

ハイドンのことを書いていて、そんなに短い期間しかいなかったのかと意外だったのですが、私はヘンデルと混乱していたのだと気が付きました。ありがとうございます。それにしても、近代になってフランスで活躍した数々の画家たちはフランスの画家のように扱われるのに、帰化までしているヘンデルが一般的にはドイツの音楽家とされるのはどうしてかな...。

アングルの「レオナルド・ダ・ヴィンチの死」の画像、見つけました。何かで見たことはあった...。
Otium
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2016/06/04 13:51

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木漏れ日の下の青 消えがてのうた part 2/BIGLOBEウェブリブログ
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