テーマ:花・植物

6月の花 / 日が照りながら雨の降る・・・

連日雨が続くなかで、草取りもままならぬ我が家の庭を彩る花たち。 気まぐれな晴れ間に咲いた、フウロ草。 黒フウロとも呼ばれるゲラニウム・ファエウムが交雑したとみられる名もない花。 手入れも行き届かない庭で、雨の雫と一緒に、ひっそりと風に揺れている。 うっすらとグレーがかった花色は、華やかさとは無縁だ。 …
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おひさま色の春

ここ数日暖かい日が続き、春めく陽気に誘われるように、福寿草の花がほころび始めました。 つやつやと光沢のある金色は、春のお日様の色です。 例年に比べひと月近く早い開花! 毎春、庭と雑木林のほとんどボーダー近くで、雪の中から精いっぱい花芽を伸ばしていた我が家の福寿草。 その健気さに打たれ主…
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シュネーコッペ / ラベンダー・ピンクの移ろひ

1984年、ドイツのKarl Baumによって作出された薔薇、シュネーコッペは、スノー・ペイヴメントとも呼ばれる。 作出はドイツ、そしてルゴサ系とくれば、耐寒性は二重丸。 透明感のあるラベンダーピンクの花色と、素晴らしい香りは、ルゴサ系の薔薇の中でも類を見ない。 八ヶ岳山麓の庭で、この薔…
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アルバ・マキシマ 

ほんのりと恥じらうように、花芯をピンク色に染める花と、明るい灰緑色の葉のコントラストが ひときわ印象的な薔薇、アルバ・マキシマ。 寒さには強いとは聞いていたが、果たして八ヶ岳山麓の冬の寒さに耐えられるかしら。 一抹の懸念がなかったわけではないけれど、勧められるままに植えて、早や5年。 八ヶ岳の寒さも何のその。.毎…
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雨の名残りの庭

2年前に植えたガリカ・ローズ、キングジョージ4世。 しなやかな細い枝先で、ガリカ特有の深い赤が開く。 繊細な葉もオールドローズの魅力のひとつ。 イギリスがワーテルローの戦いでナポレオンを破って2年後、1817年にリバースが作出したこの薔薇は、 時の皇太子(後の国王ジョージ4世)に捧げられた。 細…
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時を待つ

たまにはソフトフォーカスで・・・ と言いたいところですが、実は単にピントが甘かっただけ。 転んでもただでは起きないaosta。これも怪我の功名とばかり、ひとり悦に入る。 なんと言っても、アルバ・マキシマは私の大好きな薔薇だから。 ほんのりと薄紅色の陰が差す蕾。幼子の手のような苞葉。 …
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薔薇は6月

朝食の支度をしていても、なにやら庭が気になって、時間を気にしながら庭に出る。 私を呼んだのは、この子。 この春、最初に咲いた一輪。ロサ・グラウカ Rosa glauca (ロサ・ルブリフォリア Rosa rubrifolia) 植えてから、もう4年近くになるかしら。 紫を帯びたスモーキーな葉色と、マジェンタに…
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明るい日陰の花たち

木漏れ日が優しくこぼれる桜の木陰は、直射日光が苦手な植物たちの場所。 一昨年、知人から分けてもらったこの子も、どちらかと言えば木漏れ日が好き。 知人からは一輪草と聞いていたのですが、そこは図鑑大好きな私のこと、確認の意味で調べてみました。 ところが、ところが! イチリンソウ(一輪草)とは葉っぱの形が明らかに違…
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木漏れ日の下の青

ちらちらとこぼれる木漏れ日の下、青い花に潜んでいるのは朝の気配。 それとも小さな妖精かしら。 昔(もしかしたら今でも)、アイルランドには、この花についてこんな言い伝えがあったそうです。             ブルーベルは妖精の花だから                         ブルーベ…
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桃ですか? 桜ですか?

一昨年、Pのたっての願いで花桃、植えました。 赤、白、ピンクに咲き分ける、あの花桃です。 「えっ?花桃を植えるの?」って、私、聞いてしまいました。 特に何々風を意識するわけではありませんが、我が家の庭に源平に咲き分ける花桃は、似合わないでしょ? そんな言葉にはお構いなしのP、花桃の苗木、買ってきて植えました。…
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「柳の歌」

春の訪れとともに、待ち遠しいのは桜。 そして柳の芽吹き。 朧に霞む桜の花に、柳若葉の明るく柔らかい緑が優しく映える。 風と戯れるしなやかな枝先も、ほっそりと流線型をした葉も春に似つかわしい。 柳の芽吹きを待つ私の胸は、いつもときめく。 ひと昔前の諏訪湖畔では、一抱えもあるような柳の古木が一斉に芽吹いて春を告…
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春の足音 春の雑談

今年は春が早い。 我が家でも、桜はさすがにまだ蕾だけれどプリムローズ(primerose)が咲き始めた。 primeroseとは、元々はラテン語で「一番早く咲くバラ」という意味らしい。 バラと聞くと、何枚もの花弁が重なった華やかな花をイメージする場合が多いかもしれないが、ヨーロッパの原種のなかには、一重の薔薇も少な…
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師走のフキノトウ

外出先から帰ってきたら、キッチンのシンクの横に、何やら緑色の物体が・・・・ 荷物を置いて良く見れば、なんとフキノトウではありませんか! ワイルド・ストロベリーの葉っぱもこんなに青々 去年のこの時期は、もうかなり雪が積もっていたような気がします。 暖冬で雪がないのはまだしも、フキ…
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小春日和の薔薇

お日様が出れば、ぽかぽかと暖かな小春日和。 小春日和、英語ではIndian summer(インディアン・サマー)と呼ばれます。 あら、調度今読み返していたエリザベス・コストヴァの小説「ヒストリアン」の中でジプシー・サマーと言う単語を見かけたような気がしたんだけれど・・・・ 気のせいかしら? 移動性高気圧に覆わ…
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ダリアの庭

毎年夏になると、祖母の庭で大きなダリアの花が咲いた。 丈高く大輪のダリアの花は、松葉ボタンや鳳仙花、百日草といった花たちを見下ろしながら、 夏の日差しに挑むかの如く、ひときわくっきりと鮮やかに咲き誇っていた。 わけても陽が傾き始める時間、紅(くれない)とはかくやと思うほどに花色は燃えたち、 ほかの花々を圧するばか…
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10月のバラク イングリッシュ ガーデン (花編)

10月のバラクラではダリアが有名らしい。 最近のダリアは、色もカラフルで大きさや形もほんとうに様々。 新品種も次々に発表されて、もはやブーム友言うべき状態と聞く。 しかしながら寒さに弱いダリア、八ヶ岳山麓では秋に塊根を掘り上げ、暖かい春を待たなければならない。 いったん掘り上げ、また植えなおす手間だけでなく、冬の…
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10月のバラクラ イングリッシュ ガーデン (花より団子編)

お友達にお誘いいただいて、行ってきました。 バラクラ・イングリッシュガーデンの収穫祭です。 ガーデン入口の、カボチャと秋の花のオーナメント。 メイン・エントランスの大がかりで華やかな飾りつけにも圧倒されますが、 夏の名残りと秋の実りが感じられるこのコーナーで思わず足が止まりました。 秋色のさまざまなカラ…
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光と影の庭

オカトラノオが、白い波頭のようにざわめいて、 リシマキア・ファイヤークラッカーの金色が光の粒子のように煌めく時間。 風の通り道で、デルフィニウムの青も光に透ける。 すっかり大きくなったフリーシアとスモークツリー。 風が吹くたびに葉影からこぼれる陽差しも揺れて、庭で光と影が行った…
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雨上がりの不思議

雨が降り続いていた間、花穂が曲がったりねじれたりしていたバーバスカム・ウェディング・キャンドル。 本当ならウェディング・キャンドルという名前の通り、まっすぐに立ち上がった長い花穂の下から上に向かって白い花が次々に咲いてゆくはずなのに、雨に打たれ続けたためか、あっち向いたり、こっち向いたり。 それでも、雨が上がるころに…
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雨のしずく 光のしずく

毎日のように降り続いていた雨が久しぶりに上がった朝。 フリューリンクス・モルゲンの葉の上に残っていた雨のしずく。 この薔薇は前年に伸びた枝に花をつけるのに、去年の秋から冬にかけて、 新しい枝をすっかり食べられてしまったので、今年は一輪の花も咲かなかった。 犯人はソロ。 とげとげの薔薇の枝を食…
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アプリコットカラーの薔薇たち

さあ、何枚花びらがあるか、当てて御覧・・・ 謎をかけるように咲くバフ・ビューティー。 Buff Beauty 1939 Ann Bentall イギリス 淡くアプリコットを帯びた花は、1939年作出のロゼット咲き。ハイブリット・ムスク。 咲き進むにつれて微かに灰色を帯び、アプリコットというより、く…
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花柄摘み

午後からは雨・・・ そう聞いて朝から薔薇の花柄を摘みました。 雨で痛む前に、満開が過ぎた花に、ひとつづつ鋏を入れて、手元の籠に入れてゆききます。 目を上げれば、桜の樹に這いあがった野ばらが、なにやらもの言いたげに揺れて・・・・・ 一重の花は小さく可憐。その花が集まって花房となり風に揺れる光景はいつ…
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ポンポン・ドゥ・ブルゴーニュ

思い込みとは恐ろしいもの。 いつからかこの薔薇の名前をボンボン・ドゥ・ブルゴーニュと記憶しておりました。 正しくはBonbonではなく、Pompon de Bourgogne(ポンポン・ドゥ・ブルゴーニュ)。 勝手にボンボンだと信じていたのはなぜかしら。 確か去年もこの薔薇について書いたはず・・・・と思って確かめ…
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アルバ・マキシマ

どの花も当たり前のように、毎年同じ花を咲かせます。 そのことを、文字通り、当たり前と思うか、不思議と思うか・・・ 私は「当たり前」であることの不思議さをいつも考えてしまいます。 当たり前は、ちっとも当たり前ではありません。 「当たり前」は秘密と謎に満ちています。 「God is in the detail」…
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薔薇一輪 そして・・・

雨の音で目覚めた朝。 一輪の薔薇が咲いていた。 小さな一重のロサグラウカ(ロサ・ルブリフォリア) 花芯が白く抜ける薔薇の花は珍しくないけれど、この花の凛と張った花びらと、紫がかったスモーキーな葉色とのバランスは見るたびに絶妙な美しさだと思う。 ヨーロッパ中部、ピレネー山脈、アルプス山脈からアル…
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薄紫 青紫

ボンボンが眠る桜の木陰に、シラー・ヒスパニカ(スパニッシュ・ブルーベル)の薄紫の花が咲いています。 釣鐘水仙という和名の通り、釣鐘の形をした愛らしい花は、雪解けとともに咲くスノードロップと一緒に、 毎年少しづつ増えています。 思い出が遠ざかる分、想いは深くなるのですね。 もしかしたら、ボンボンは花にな…
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すみれの花咲くころ

5月になって、庭のあちらこちらでスミレの花が咲き始めました。 自生のスミレもあれば、こぼれ種で増えたヴィオラもありますが、緑の下草一面、こぼれた星のように、小さなスミレの花が咲いている風景を見ていると、気持ちまで優しくなるようです。 ニオイオオタチツボスミレ "Viola kusano…
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スミレの思い出 / シュトルム「三色すみれ」

春の一日がゆっくりと暮れて、西の空で星が光り始める頃になると、 母と見た、遠いあの日のスミレを思い出す。 ヴィオラ・ソロリア・プリケアナ Viola sororia "Priceana" ある日私に、母が内緒話をするように、そっと耳打ちした。 「一面にスミレが咲いている夢のような場…
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ターシャ・テューダーという人

花や庭に喜びと慰めを見出す大勢の人たちが、ターシャ・テューダーの名前を憧れとともに口にします。 御多聞にもれず、私もその一人。 飽きることなく、彼女の庭の写真集を眺めながら、生き生きとした植物の息吹にあふれ、自然でありながらターシャの庭以外の何物でもない、ターシャだけの場所に、何度ため息をついただことでしょう。 …
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5月の庭

去年の夏に植えたイベリス(Iberis umbelata) 別名キャンディタフト。 この子は本当に丈夫で手間いらず。 気候が穏やかな地方では、多分常緑。和名は木立なずな。 真っ白な花がドームのようにこんもりと咲く。 純白という言葉がぴったりの、輝くような白。 …
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