閑話休題 寒気の奥底で凍りついていた庭が、陽が昇るにつれて目を覚ます。 音のない世界に、ただ何かの気配だけが青い空を駆けてゆく。 今朝の外気温は-15度。 雪は少ないとはいえ、例年にない寒さ。 トラックバック:0 コメント:8 2016年01月31日 続きを読むread more
凍りついた朝 例年、12月の雪は積もらないというのがこの辺りの暗黙の了解だったはずなのですが・・・・ 一気に積もりました。 そして一気に凍りました。 道路は綺麗に除雪されていますが、つるつるのアイスバーン状態。 積雪は一晩で40センチ強。 … トラックバック:0 コメント:22 2014年12月19日 続きを読むread more
くまモン レタス 14日の大雪以来続いていた籠城生活に終わりをつげ 久しぶりに最寄りのスーパーまでお買い物にでかけたのは一昨日のこと。 お店の棚はどこも空っぽ、という話だったので、ドキドキでした。 確かに客足はまばら。駐車場ではまだ除雪中。 店内はというと・・・・・ 乳製品や、麺類、パン、お米の棚は確かにがら~んとしていました。 … トラックバック:0 コメント:12 2014年02月21日 続きを読むread more
窓外の雪 二階の窓の外には雪の塊。 それぞれが、ひとかかえもある大きさです。 大屋根から落ちた雪が、玄関ひさしの上で氷のように重なって、南極みたい。 画像の上のほうで、綺麗な放物線を描いている雪庇も、 午後になって日差しが濃くなれば、地上に落下するのは、時間の問題でしょう。 … トラックバック:0 コメント:10 2014年02月18日 続きを読むread more
轟音、そして地響き まずは二階の大屋根から、轟音とともに一階の屋根へ。 そして、一階の屋根から庭に。 家を揺るがすような地響き! シュトラウスの「雷鳴と稲妻」ならぬ「轟音と地響き」(;一_一) ボンボンがいたら、さぞ怖がっただろう。 … トラックバック:0 コメント:12 2014年02月17日 続きを読むread more
真冬日の窓 今日は真冬日。 真昼でも氷点下の外気は、凛と結晶したように冷たいけれど、ガラス越しの日差しは柔らかく暖かい。 ダイニングテーブルを占拠しているのは、晩秋、寒さが本格的になる前に取り込んだ多肉の鉢植え。 冬空をゆっくりと巡る太陽の光が、午後になると眩しいくらいに差し込む場所だから、 どの子も、最初はほんの小… トラックバック:0 コメント:14 2013年01月17日 続きを読むread more
新年のお客様 お正月は二日の朝のこと。 「あ、キツネ!」 潜めるように小さな声をあげた娘の指先に目を向けると、そこにいたのは、確かにキツネでした。 庭と雑木林の境界近く、一匹のキツネが冷たく凍りついた雪の上を歩いています。 夜行性のキツネをこんな時間に、それも庭で見かけたのは初めて。 ガラス窓越しの私たちに気がつきながら、逃… トラックバック:0 コメント:37 2013年01月06日 続きを読むread more
雪の朝 雪と氷の朝 陽が射せばダイヤモンドダストの輝き 沈黙が結晶する森 窓は雪景色を切り取る 氷点下23℃ この冬一番の寒さ 「風と氷の花」 → http://folli-2.at.… トラックバック:0 コメント:24 2012年02月13日 続きを読むread more
松かさを燃やす 松かさを燃やす。 炎は松かさの形をなぞりながら 極北の光のように揺らめいている。 庭で ひそやかな獣の気配がする。 清らかなその足取りは、月灯りの庭で蒼く翳る。 ゆるゆると過ぎてゆく時の中で 獣も私も 護られてある。 … トラックバック:0 コメント:16 2011年01月23日 続きを読むread more
大寒 大寒を過ぎて昼も夜も氷点下。 夜明け前の外気温はマイナス20度近い。 あまりの寒さに電波が凍って落っこちてしまうので、最近私の携帯はなかなか繋がりません。 凍りついた電波がどこかに転がっていないかと、捜しながら歩く。 雪の上には、凍えて空から墜落してしまった星や、寝ぼけて失速した風が凍りつ… トラックバック:0 コメント:16 2011年01月22日 続きを読むread more
宇宙人襲来 ?! 晩秋になると、八ヶ岳山麓に姿を現し、湿度に反応しては星型の触手を広げて、 ぱふぱふと狼煙(のろし)のように煙を上げるこの不可解な物体。 その正体は・・・ 「遊星よりの物体X」!! などと言う事は残念ながらあるはずもなく。 これはニセショウロ目ツチグリ科ツチグリ属… トラックバック:0 コメント:22 2010年03月04日 続きを読むread more
雪の音 雪の結晶の小さなすき間に 音が吸収されてしまうので 雪が降る日は音がない。 柔らかく降り積もったばかりの新雪は 80%以上の音を吸収することもあるという。 それなのに 私は雪が降る音を確かに聴いていた。 雪の降る音は、滲むように青く 冷たい… トラックバック:1 コメント:32 2010年02月27日 続きを読むread more
風と氷の花 吐く息がそのまま固く凍り付きそうな朝。 窓から見える冬の林が私を誘っている ガラスのような音を立てて砕ける下草を踏んで 林の中へ これは風が咲かせた氷の花 それとも 氷に呼ばれた風の花? 時間も… トラックバック:1 コメント:43 2010年02月17日 続きを読むread more
雨のしずく 霧のしずく 明け方の寒さで夜来の雨が凍り付いたのだとすれば、これは雨氷(うひょう)。 樹の枝々を飾っていたのは涙の形をした半透明の氷の結晶。 これは雨のしずく、それとも霧のしずく? 音もなく露を結んだ雨滴は暁闇に しんしんと凍りつき 連なる氷の雫になる。 … トラックバック:0 コメント:22 2010年02月11日 続きを読むread more
新しい年のはじまり 冬枯れの梢の高みで、まるで鳥の巣か、木にひっかかったボールのように丸く茂る宿り木(やどりぎ)。 大地に根を張るわけでもなく、その名の通り他の樹木に寄生しながら成長し、一年中緑の葉を茂らせる宿り木は、 キリスト教化以前のケルト世界で、また日本で、生命の再生の象徴として聖なる樹木とされていたそうです。 昨年末、… トラックバック:0 コメント:22 2010年01月06日 続きを読むread more
サンタクロースがいた場所 クリスマスが待ち遠しいのは、プレゼントをもらうのが楽しみだから、と言う気持は誰しも同じかもしれません。 でも、私が心から楽しいと思うのは、むしろプレゼントを選んでいる時です。 プレゼントを開けた時の笑顔を想像しながら、あれこれ品定めをしているときの幸せは私の心を暖かく照らしてくれます。 相手の喜ぶ顔を想像しなが… トラックバック:0 コメント:27 2009年12月23日 続きを読むread more
クリスマスだから、今年も。 玄関ドアにはクリスマス・リース。 キウイ棚から、元気よく伸びているツルを見てたら リースにぴったり!ってひらめきました。 作ってみたら、適度な太さと弾力で大正解。 まんまるにできなくて、ちょっといびつになったけれど、それもまた良し。 手持ちのドライパーツ、ローリエやスターアニス、ヒイラギ。なんとかというアザ… トラックバック:0 コメント:24 2009年12月18日 続きを読むread more
冬のたより セロリを刻んでいた。 ボールいっぱいに、薄く細く、千切りに。 紅玉もコールラビも 同じように刻んだ。 ヴィネガーの酸味を効かせたサラダにしよう。 一心に野菜を刻む時間が好きだ。 ひたすらに千切り、もしくはみじん切り。 軽やかな包丁の音とともに、心の中は気持よく空っぽになってゆく。 と・・・・ 二階… トラックバック:0 コメント:18 2009年11月18日 続きを読むread more
雪の日の童話 お外は冷たい雪こんこ 窓から差し出す指先に 淡く優しくふれてくる 小さなうてなに 融ける雪 あちらの窓と こちらの窓と 窓が違えば 降る雪の 踊る姿も 違って見える お外は寒いよ 雪こんこ すべり台も ブランコも 黙って白い雪のなか 子どもの足音 待ちながら ひそりと耳を すましてる お外… トラックバック:0 コメント:32 2009年03月25日 続きを読むread more
雪の朝 久しぶりに雪が降りました。 例年、しんしんとした寒気の中で迎える新年には、清々しく身も引き締まる近緊張感があります。 けれど仰ぎ見る今年の八ヶ岳には雪が少なく、 山の木々も、昨日までは寒々とした冬空に、裸のままの枝を伸ばしていました。 そして今日。 天気予報通り、朝から雪です。 朝も早い時間の… トラックバック:0 コメント:49 2009年01月09日 続きを読むread more