朗読とリコーダー音楽の愉しみ at 三井の森



今年も蓼科三井の森で開催いたします。

このホールでのコンサートも、リコーダーコンサートとして4回目、朗読とリコーダーのコラボレーションという形では2回目になりました。
第一部でわたくし岡埜葡萄が朗読いたしますのは、小川未明の「赤い蝋燭と人魚」
すでにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、5月の「大麦小麦」のときと同じプログラムです。
以前の私でしたら、毎回違う演目で読むことが大切だったのですが、最近はすこし気持ちが変わりました。
素晴らしい作品は、何度でも繰り返し読みたいという思いが強くなったのです。
名作と呼ばれる作品は、読み込めば読み込むほど深くなる。
それはあたかも汲めども尽きぬ井戸のようです。
一回目より二回目、二回目より三回目・・・
同じ作品を朗読することで、気づかされて行くことが多いのです。
音楽と同じく、再演とは言っても二度と同じ朗読はできません。
そのたびそのたびの朗読は、初めての時と同じか、いえむしろそれ以上の緊張を強いられます。
大好きな作品を「声の力」で聴く方たちに届けたい。
そればかりを願いつつ、飽かず練習に励む毎日であります。



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そして第二部。
昨年に引き続き、武藤哲也のリコーダーと野神佐和子さんの通奏低音によるバロック・コンサート!
前年は、楽器の都合もあり電子チェンバロを使用いたしましたが、今回はヴァージナルでの演奏です。
チェンバロの仲間であるヴァージナルはエリザベス1世が愛した楽器とも言われ、その名もヴァージン女王と言われたエリザベスに因んだとか。
森の中で聴くリコーダーとヴァージナルの典雅な響き。
ひととき、典雅なフランスバロックの調べをお楽しみください。


会場となる三井の森ハーモニーの家は、全述のとおり森の中の小さなコンサートホールです。
暗くなりますと、道がわかりにくくなることも懸念されますので、早めにお越しいただき、開場・開演の時間まで、
しばし、さわやかな高原の空気や暮れなずむ森の気配を楽しんでいただければと思います。


それにしても、心配なのは迷走台風の進路です。
どうか台風が来ませんように!!!


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この記事へのコメント

Papalin
2017年08月02日 07:05
ご予約はお電話でも承っております。
当日、受付にてチケットとの引換となります。
スタジオ・パパリン 0266-79-5532
書記@猫の事務所
2017年08月02日 23:50
こんばんは^^
これは楽しみな企画ですね〜!
パパリン氏と葡萄さん、朗読とリコーダーのコラボも回を重ねるごとに味わい深くなってきているように思います。
ご成功をお祈り申し上げます!!
カタナンケ
2017年08月04日 09:33
バロック音楽のコンサート、、
一度は 聴きたい物です~
ヴァージナルということばも はじめてききました、、
チェンバロも演奏は 聴いた事はありますが(生では ない)
見た事はないのに もっと 小型なのでしょうか、、
aosta sanの ここでは 知らない言葉がいっぱいです~

せんじつは ジプシーバイオリンを ききましたが
知らない音楽を体験するのは 鳥肌がたつような
感動です~
カタナンケ
2017年08月08日 13:23
台風はやっと のろのろ過ぎて行きましたが
コンサート 大丈夫でしたか、、

まったく のろまで ぐずの 台風でした~
2017年08月17日 11:00
◇Papalinさま

ご案内ありがとうございます。
今回は今までになくご予約が順調でしたのに、よもやの台風直撃!!
こればっかりはいかんともしがたい(ノД`)・゜・。
2017年08月17日 11:09
◇書記さん

まあ!コメント欄にお越しいただくの、本当に久しぶりで嬉しいです。
あの荒天を押してご来場いただいたことにも感謝です。
お仕事はじめられた、と伺っておりましたので、開場と同時に姿をお見かけしたときは驚きました。今回の「赤い蝋燭と人魚」は先だっての大麦小麦の再演ですが、このプログラムはこれからもずっと大切にしていきたいプログラムの一つです。
「aostaさんがやりたかったことがわかったような気がする」って言ってくださいましたよね。そうなの。実は私も本当に自分のやりたいことがわからなかったのです。何回も回を重ね、試行錯誤を繰り返すうちにわかってきた、というのが本当のところかしら。来月はまた賢治の「鹿踊りのはじまり」を朗読します。
構成、がんばりますので、次回もよろしくお願いいたしますね(^^♪
2017年08月17日 11:32
◇カタナンケさん

お返事、毎回遅くなってごめんなさい。
ヴァージナルって、チェンバロに比べるとかなり小型ではありますが、音色ほとんどチェンバロと一緒でよく響きます(^^♪
大きさからすれば、リードオルガンと同じか、ちょっと大きいくらいでしょうか。
チェンバロの場合、弦は手前から奥に向かって(演奏者からすれば縦方向)張られていますが、ヴァージナルは鍵盤とほぼ直角に(演奏者からみれば横方向)張ってあります。その分、奥行きがなくなってコンパクトな感じ。チェンバロ同様、本体と脚に分けて運ぶのですが、男性3人でやっとというほど重いチェンバロに比べ、ヴァージナルは女性一人でも大丈夫、二人いれば楽々という重さです。
フェルメールの新たな真作として騒がれた「ヴァージナルを弾く少女」の、あのヴァージナルです。

>せんじつは ジプシーバイオリンを ききましたが

ジプシーバイオリンでいつか観た映画のこと思い出しましたよ。
ジョニー。デップがジプシー役で出ているの。「耳に残るは君の歌声」という映画でした。ジプシーの青年とユダヤ人の少女の儚い恋。場所は第二次世界大戦さなかのパリ。これ、おすすめです!(と、勝手に映画のURL貼り付けました)
2017年08月17日 11:42
◇カタナンケさん

台風のご心配をいただきありがとうございました。
ほんと!直撃だったんです。リハーサルと準備のために早めに会場に向かったのですが、車寄せにアカシアの樹が倒れてる!!
根が浅いアカシア、風で簡単に倒れてしまうのです。枝が電線に引っかかっているのをみたP氏、このままにしておくと断線して停電の危険もありと判断。急遽、ノコギリと高枝ハサミで小枝を落とし、大きな幹は二人で大汗かきながら引っ張って、道の端っこに除けましたが、アカシアってすごい棘があるの。ケガしないか(私はともかくPの場合、指を怪我したら演奏に差しさわりがあるので)おっかなびっくりの大仕事でした。
台風によるキャンセルは仕方ありません。風雨をついておいでくださったお客様には、ただただ感謝あるのみです。結果的にはとても良いコンサートだったとおもいます♪
Papalin
2017年08月17日 12:03
> ヴァージナルは鍵盤とほぼ直角に・・・ 平行に・・・かと。(^_^;)
2017年08月17日 13:20
◇papalinさま

ご指摘ありがとうございます。
鍵盤・・・私の場合はそのひとつひとつ、一つの音に一つの鍵盤(88鍵だと88の異なる音)考えたのですが、P氏は鍵盤を総体としてご覧になられたというわけですね(;^ω^) 盲点でした。間違えのないように言い換えるならば、「奏者に対して水平」と書いた方がよいかもしれませんね。
 かたナンけ
2017年08月19日 10:31
やはり大変な情況で コンサート開かれたのですね~
ともあれ 無事おわり 良かったです~

パパリン様のも aosta samaの解説も
ちゃんと 理解しておりましたよ、、
ピアノとは まぎゃくに 張ってある弦なのですね~
ハープを 横に倒した様な、、、?
2017年08月20日 06:42
◇カタナンケさん♪

>ちゃんと 理解しておりましたよ

さすが、カタナンケさん!そうそう、ピアノの弦と比べればわかりやすかったですね。
その意味では、確かに「ハープを 横に倒した様な」は正解です(^^♪

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