「リコーダー・アンサンブルの愉悦」終了いたしました



来月のコンサートのお知らせと順序が前後してしまいましたが
さる8月17日、武藤哲也とアンサンブル東風によるコンサート「リコーダー・アンサンブルの愉悦」が
無事終了いたしました。

ご来場いただきましたお客様、遅ればせながら御礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
そして遠くからこのコンサートのために馳せ参じてくださいました、アンサンブル東風の皆さま、
ありがとうございました。

高原芸術祭の最後となる今回のコンサートでしたが、荒天続きのこの一カ月、演奏中に停電となり、
懐中電灯の明かりで急場をしのいだ、コンサートもあった、という話も伝わってきて、
何よりも空模様が気がかりでした。
さていよいよ、当日のお天気は・・・・
くもり空とはいえ、雨が落ちてきたのはほんの一時。
アクシデントもなく、予定通りプログラムを終わらせることができましたこと、本当に感謝です。



第一部はルネサンス時代の声楽曲をリコーダーアンサンブルでお楽しみいただきました。
ラッソ、パレストリーナ、モンテヴェルディ、バンキエリほか、
それぞれの声部が絡まり合い、重なり合って織物を織るように音楽を奏でてゆくポリフォニー。
「まるで多声部のコーラスを聴いているようでした。」
「豊かな倍音が気持ちよく響いて、何か天上的なものの存在を予感させる演奏でしたね。」等々、
おいでくださったお客様から本当にうれしい感想をいただけたことはこの上ない喜びです。

リコーダーのみのアンサンブルは初めてというお客様も多く、ましてや、8フィートのアンサンブルを
実際に聴いたり、リコーダーを目にしたりという機会が少ないこともあって、
様々なご意見やご感想をいただけましたことも、私たちにとって何よりの励みとなりました。

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休憩を挟んで始まった第二部は、第一部とは打って変わって軽快な20世紀アメリカのホモフォニー。
リズミカルでユーモラスなジェームズ・キャリーの曲をお楽しみいただきました。
衣装もがらりと変わってカラフル!
演出効果も満点?!

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「コンサートが進むにつれて盛り上がっていきましたよね。いいプログラムでした!」
そんな風に言ってくださった方もいらっしゃいましたが、ほんと、後半の盛り上がりは気持ちよく
アンコールの拍手も大きく暖かなものでした。

アンコールに用意していたのはフォスターの「草競馬」。
曲名を聴いた時、一瞬私は、フォスターですか?っと思ったのですが、なかなかこれがどうして!!
軽快で愉快なこの曲はアンコールにぴったりでした。
鳴りやまない拍手に、もう一曲。
今度は武藤のソロ。
「セイキュロスの墓碑銘」に続けて、皆さん良くご存じの「アメイジンググレイス」の演奏です。
紀元前の文字譜に記されていた「セイキュロスの墓碑銘」は、現代譜で書かれている楽譜の場合、
イ長調のものがほとんどです。
しかし今回、ト長調に移調したことで、二つの曲は時代を超えて、違和感なくひとつに繋がりました。
オリジナル通りに演奏した後は、武藤の即興でジャジィーに、メロディアスに、
気持ちの赴くままに演奏させていただきました。
そうそう、ケルティックな雰囲気の演奏でしたね、という感想もいただきましたよ。
アンサンブルのあとのソロ。これもまた新鮮。

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ラッソやパレストリーナで始まったコンサートのアンコールがジャジーなアメイジンググレイス(^^♪
この落差がまた楽しい(*^-^*)




コンサートに明け暮れた8月ですが、9月、10月とまたコンサートの予定が詰まっています。
あ~~~
またチラシ配りと、集客に頭を悩ませる日々が続くのでありました。





武藤哲也リコーダー&オカリナ教室はこちら → http://folli-2.at.webry.info/201503/article_4.html 





この記事へのコメント

しっぽ
2014年08月26日 19:46
パレストリーナから、アメイジンググレース(^^ )確かに幅が広いですね。
でも深い信仰から生まれた作品だから…この作曲者はならず者だったそうですね、、
しっぽ
2014年08月26日 22:00
続きです、

それで悪いことばかりして、食い詰めて船員になりました。その船が難破します。命の瀬戸際で、幼い頃信心深い母がいつも祈っていた事を思いだし、すっかり改心。やがてこの名曲をうみだす!あはは、どしても名前が思い出せまへん(ゝω∂)
HT
2014年08月26日 22:46
こんばんは。
おめでとうございます。素敵なコンサート会場ですねぇ。雰囲気がピッタリと言う感じですね。素敵なコンサートになって本当に良かったですね。何時か時間が出来たらまた聴かせていただきに行きたいです。
ぶんな
2014年08月29日 14:06
今朝、アメージンググレイスが心に通って、外は曇っておりましたが、曇りが晴れて心には透明な風が吹きました。曲の持つ力ですね。
「豊かな倍音が気持よく響いて」、耳に浮かぶ気がします。コンサートの御成功、おめでとうございます!
カタナンケ
2014年08月31日 11:33
↑ アメージンググレースは
イギリスの 奴隷船の船長をしていた男が
自分のしてきた 非道さにきずき 修道院の
赤貧に甘んじる修道士となり 作った、、と
映画でみたような、、
奴隷解放を議会で決議させた イギリスの貴族議員の
苦闘の物語わ、、

コンサート成功おめでとうございます~

いま 怖い話ぶろぐにのせてる、、
回りの方にも 話してあげて、、、
2014年08月31日 21:33
素敵なコンサートのご様子ですね~。今日はフラの舞台でしたが、間違えまくりでちと後味の悪い終わり方で・・・ 凹んでます(/_;) 来週末に長野に行く用事があるんですが、伯父のお見舞いなので遊んでもいられず。 帰りに軽井沢にちょこっと寄って認知の進んでる伯母にもまた会って来ようと思ってます。そんな切ない事で行くなんて・・・ 
2014年09月01日 05:59
◇しっぽさん

ぼんやりしているうちに、今日からもう9月になんですね(◎_◎;)
お返事をお待たせしてごめんなさい。

>パレストリーナから、アメイジンググレース

第一部はルネサンスの曲、第二部は現代の曲、というピログラム構成でしたが、リクエストのアメージンググレイスは、とっさに決めたようです。以前から「セイキロスの墓碑銘」に続けて演奏したら面白いのでは、という予感はしていたようですが、実際、この二つの曲はとよい雰囲気でつながりました。お客様の反応もよく、アンコールにぴったりでした(^^♪
2014年09月01日 06:09
◇しっぽさん

アメージンググレイスの作曲者は、ならず者。
なるほど歌詞を考えると納得がいきますね。船乗りだったのですか!
「 板一枚下は地獄」の世界で生きてきて、命の瀬戸際に回心したというお話。罪の深いものこそが、もっとも神を必要とする、というパラドックスは真実なのでしょうね。
同時に「三つ子の魂百まで」という言葉も思い出しました(^^♪
2014年09月01日 06:15
◇HTさん

おはようございます。
暖かいお言葉をありがとうございました。
別荘地の森の中という立地は雰囲気もあり、最高なのですが、逆に地元の人に知られる機会が少ないようです。
チラシにも地図を添えたのですが、場所がわからず迷われた方もいらしたようで、申し訳ないことをいたしました。次回からはしかるべき方策を考えねば、と思っております。
2014年09月01日 06:22
◇ぶんなさん

おはようございます。
今朝も雨ですが、明日から晴れるという天気予報に期待しています。
毎回、コンサートのたび、どのくらいのお客様が来てくださるのか最後の最後まで心配です。また当日には、お客様の反応が気になります。
そうした緊張が、コンサートの終了と同時に一気に緩み、しばらく骨抜きの状態(笑)
今回もまた、大勢の皆さんに助けていただき何とか成功裏に終わることができました。
感謝ですm(__)m

この「ハーモニーの家」は残響が長く、古楽や室内楽の演奏にはピッタリです。
豊かな倍音には助けられること大でありました。
2014年09月01日 06:40
◇カタナンケさん

おはようございます。
アメージンググレース、映画があっったんですね。さっそく調べてみました。
おっしゃる通り、奴隷船の船長(ジョン・ニュートン)だったんですね。その船が難破して命からがら生き延びたあと、牧師になったとありました。
もともとスコットランドかアイルランドの民謡に、ニュートンが歌詞をつけたんですね。現在では生まれ故郷の英国よりアメリカでもっとも愛されている、ともありました。アメリカではいろいろな機会にこの曲が演奏され、歌われていることにも納得です。作詞者がかつての奴隷船の船長であったことも、アメリカで(それも黒人社会で)広まっていった原因の一つなのかもしれませんね。

怖い話!? 読ませていただかなくっちゃ!!!
2014年09月01日 06:49
◇mintさん

おはようございます。
フラの舞台、無事終わられたのですね。おめでとうございます。お疲れ様でした。
ステージの上は、非日常の世界。
何回も練習を重ねても、あの場所に立つと緊張しますよね。
フラには、所作のひとつひとつに深い意味があると聞いています。
優雅な指先が語る言葉は、mintさんの笑顔と一緒になって、皆さんに伝わったのではないでしょうか。
伯父様のお見舞いで長野にいらっしゃるんですね。伯母様のこともご心配ですね。
私の回りにも、介護に追われる友人・知人が多くなりました。
お大事になさってください。
長野までの行き帰り、どうぞお気をつけて。

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