リモンチェッロ!!



無農薬のレモンが手に入ったので、かねてから作りたかったレモンのお酒を作ってみた。

リモンチェッロはイタリアのお酒。
昔カプリ島で飲んだリモンチェッロの味が忘れられない、というP氏のために、
果たしてどんなお味になるのか、見当もつかないままチャレンジ。


まず用意したものはスピリタス。
蒸留を繰り返すこと70数回、アルコール度96%、という世界最強のウォッカ。

アルコール度96%?!
ラベルを見れば「火気厳禁」の表示あり。
とまれスピリタス、辺りに火の気がないことを確認してレモンの皮を投入。

はい、これだけであとはただ待つだけ。
手間いらずで私にピッタリではありませんか。





と、実はこれ、昨年末のお話。
しばらく熟成させようと食器棚の最下段に入れたお酒は、そのまま忘れ去られていったのでありました。

画像





ところが昨夜のこと、何を思ったかP氏、食器棚を開けてのたまわく「これ、なあに?かりん酒?」

画像




おお!
それはいつぞやのリモンチェッロではありませんか!
まさか忘れていたともいえない私、「そろそろ熟成もされた頃だから、ちょうど飲みごろだと思うけど。」
と、とぼけてみる。

ものの本によれば、レモンの皮を引き上げたあと、グラニュー糖を煮溶かしたシロップを加えて出来上がりのはずなのだが、それと知ってしまったら待ちきれないのがP氏であった。
「そのままでいいから、ちょっと飲んでみようよ!」

お言葉ですが、そのままでって、アルコール度96%ですよ。
ライター近づけたら、炎が上がります。
「大丈夫。ちゃんと水で割るから。」
「・・・・・。」

画像





瓶のふたを開ければ、清々しいレモンの香気が立ち昇る。
ご所望により、小さなグラスにできたてのリモンチェッロを注いで、水で割った。

「ああ、リモンチェッロだ!僕は甘くしないでこのままがいいな。」
ためしに私もほんのひとくち・・・のつもりが、ふたくちになり、みくちになった。


リモンチェッロ。
金色の檸檬のお酒。
カプリに行ったことのない私は、青いグラスに地中海の空の色と青の洞窟を重ねてみる。






                     ◇ リモンチェッロの作り方 ◇


      用意するもの   無農薬のレモンの皮 10個分                 
                 スピリタス(500cc) 1本 
                 グラニュー糖      500グラム
                 水            1リットル  



       1 レモンを良く洗って皮の部分を薄くそぎ煮沸消毒した密閉瓶に入れて、
         スピリタスを注ぐ。

       2 冷暗所で保存。

       3 2週間くらいしてスピリタスが金色に染まったら、レモン・ピールを引き上げる。

       4 水1リットルにグラニュー糖500グラムをゆっくり煮溶かしてシロップを作る。
         
       5 シロップを充分に冷ましてから、リモンチェッロに足す。
         (シロップを加えると白濁します。)

       6 そのまま1ヶ月くらい、熟成させる。



           手間をかけずに、時間をかけるだけで、香り高いリモンチェッロの出来上がり!
           


          
      ★ 白いワタの部分が入ると苦みが出るのでなるべく皮の部分だけをそぎ取るようにする。
        (ピーラーを使うと良いかもしれません。)









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この記事へのコメント

2012年03月15日 20:40
きれいな色に仕上がるんですね~! 飲んでみたいような怖いような。 でも割ればいいのかっ! (*^_^*) 試してみたくなりました。
2012年03月15日 21:20
◇mintさん

>飲んでみたいような怖いような。

96度、そのまま飲んだら確かに怖いですよね。
正しくは、レモンの皮を引き上げた後、水1リットルにグラニュー糖500グラムを煮溶かしたシロップを加えるので、アルコール濃度は半分くらいになります。お好みでさらにレモンを絞り入れたものをソーダで割るという飲み方もあるようです。良~く冷やして夏の暑い時に頂いたら美味しそうですね(^^♪
bunbun(中ぶんな)
2012年03月15日 21:51
我家の流し台の下には賞味期限が切れた缶ビールやら、一昨年ごろの来客が持ってきた口を開けたウィスキーやら、亡き舅が30年前にフランスから買ってきたまだラベルもきちんと見ていませんが、そんなアルコールたちが置かれております。昔はわたしもカシスオレンジやジンフィーズ(ってありましたっけ?)を呑んだことがありますが、いつ頃からかアルコールを呑んでもおいしく感じなくなったのです。梅酒、ワインは50CCばかり、年2回ほど呑むことがあります。水を差してごめんなさい。96度はすごいですね。酒というよりは燃料という感じが。呑まれたときには火気厳禁。火から遠く離れていらしてください。もしくは私がどんどん水を差して濃度を薄めます。そしてaostaさんご夫妻の安全を守ります。
P-san
2012年03月16日 00:02
リモンチェッロって作れるんですね!
先日某デパートで見たらひっくりかえりそうに高かったので、購入を断念したところでした。96度とは恐ろしいですが(^^;;)。
ひっそりと時を刻んだ檸檬の精がお二人に至福の時をもたらしたご様子、楽しくなりました。「ピサの斜塔くん」もかわいいナビゲーターですね
アルト笛
2012年03月16日 00:11
リモンチェッロは私も2年前にお友達に教えてもらって作りました。シロップで割りましたので甘いお酒になりましたが、今も時々楽しんでいます。レモンがまとまって手に入ったときにまた作りたいと、スピリタス・ウォッカは既にスタンバイしています。
やはり96度に怖気付いて、レモンピールをビンに詰めた段階で家族が家に帰ってくるのを待ってウォッカを注いだ記憶があります(笑)
見る間に黄色い色が抽出されてくるのが楽しいですよね。
2012年03月16日 05:09
◇bunbunさん

おはようございます。
流し台の下、ってわけのわからない正体不明の物質がひっそり隠れていたりしますよね。賞味期限切れは、良く判りますが、30年ものの洋酒となれば、「お宝」と言ってもかもしれません(笑)。

>aostaさんご夫妻の安全を守ります。

思わず笑ってしまいました!bunbunさんのこうしたセンス、とても好きです♪
ボオボオ火を吐くpapalin&aostaの図!!
隣で水差し代わりのバケツを抱え、右往左往しているbunbunさん!
2012年03月16日 05:18
◇P-sanさん
 コメントありがとうございます。

>購入を断念したところでした。

イタリアには檸檬にもいろいろな種類があって、カプリ島で作られるリモンチェッロが「本物」なのだそうですが、P-sanがご覧になったものも「本物」だったのかもしれませんね。
夫婦でイタリア好きなのですが、私は北イタリアしか知りません。ピサの斜塔は途中まで登りました。外階段なのに、気休めみたいな手摺りしかなくて怖かった!!
あの手すり、今でもあのままなのかしら?気になります(笑)
2012年03月16日 05:28
◇アルト笛さん

コメントありがとうございます。

>スピリタス・ウォッカは既にスタンバイしています。

今年の夏は、ブラックベリーやワイルドストロベリーのお酒を造ろうと、私もスピリタス、常備しておくつもりですが、96度は驚きですね。
まだシロップは入れてないのですが、十中八九、私も甘いリモンチェッロのほうが楽しめそうです。梅酒みたいに最初から氷砂糖を入れて作れそうな気もするのですが、どうなんでしょう。
自家製リモンチェッロ、水で割ると透明な金色が白濁してしまうのがちょっと残念。
2012年03月16日 05:51
隣りにある山岳地方に旅行して帰ってきたところです。行った目的の1つが、お気に入りの蒸留所で買い物をすることでした。ここ作っているモミの木の新芽で作るリキュールを、風邪をひいて喉が痛いときに効く薬として買っていたのですが、甘すぎてはかどっていませんでした。今回これを試飲したら、ボトルを冷凍庫から出してきました。それで、同じように甘いレモンチェッロのように冷凍庫に入れていたものを飲むのが最も美味しいのだ、と思いだしたところなのです。

私がレモンチェッロの美味しさを知ったのは、アマルフィー海岸のラヴェロという町でした。ホテルの近くに小さな醸造所があったので行って、試飲したら感動しました。その後、おいしそうに見えるレモンチェッロを買っているのですが、ラヴェロの素朴な味を思い出すと飲む気になりません。いま冷凍庫を覗いてみたら、保管したままになっているレモンチェッロのボトルが4本も眠っていました。

レモンチェッロは自分で作れるのですね。美味しくなかったものは、添加物を入れているのだろうと思わせる邪魔する味があるからでした。自家製だったらレモンの風味だけが残って、しかもシロップを入れなかったら氷を入れるくらいで飲めて、さぞ美味しいだろうな... と想像しました。自分で作れるものなら試してみたいですが、美味しいレモンはコルシカ島やイタリアを旅行したときくらいにしか手に入らないので、とうぶんお預けです...。
2012年03月16日 06:22
◇Otiumさん

おはようございます。
と言っても、そちらは夜でしょうか?
旅行からお帰りとのこと、お疲れところコメントをありがとうございました。
モミの木の新芽で作るリキュール。
きっと深い森の爽やかな香りがするのでしょうね。
そして色は・・・淡い緑色かしら?

アマルフィーのリモンチェッロ。カプリ島も近いですね。
やはりあの辺りがリモンチェッロの本場なのでしょう。
真っ青な空と海を背景に金色にみのる檸檬・・・
まさに「君よ知るや檸檬花咲く南の国」!
Otiumさんが感動なさったと言うリモンチェッロとは別物かもしれませんが、作り方を追記してみました。レモンエキスを十分に抽出するためには純度の高いスピリタスが最高なのだとか。純度が高ければ高いほど、そのままアルコールですから味はないのでしょうね。コルシカの美味しい檸檬で作って見て下さい。すくなくとも、無添加です。
2012年03月16日 16:21
レシピ、どうもありがとうございます。昨年秋のイタリア旅行で、食後に自家製リモンチェッロのボトルをテーブルにおいてくれたレストランがあったのを思い出しました。自分で作ってしまうなんて凄いと感心したのですが、こんなに簡単に作れてしまうなら、飲み放題サービスもできるだろうと分かりました。この自家製はとても飲みやすくて、おいしくて、何杯も飲んでいました。やはり自然に作ったものはおいしい、ということでしょうね。

モミの木のリキュールは、ご想像のように淡い緑色で、森を思わせる香りがします。aosta さんは森に住んでいらっしゃるらしいので、こんなのもお作りになるかなと思って書いたのでした。調べてみたら、こちらも作り方はリモンチェッロと同じに簡単なようです(レシピのページ: http://cherelise.canalblog.com/archives/2006/06/24/2150402.html )。でも、少し癖があるお酒になるので、下手に作ると香りがうまく出ないのではないかなという気もします。
2012年03月16日 19:52
◇Otiumさん

再コメント、ありがとうございます。
リモンチェッロの作り方をいろいろ調べてみましたが、私がアップしましたレシピと比べてもお砂糖の量が多いか少ないか、というところが違うくらいでほとんど同じでした。イタリアでも同様の作り方のようです。
肝心なのは「高純度のアルコールを使うこと」なのだそうで、アルコール96%というスピリタスが最適なようです。純度が高いだけに、雑味がなく、素材そのものを味わえる、という事らしい。そうそう、レモンはソレント産のレモンに限るという記述もありました。日本でソレント産レモンを入手することは至難の業ですが、Otiumさんでしたらなんとかなるかもしれませんね。
レモンとスピリタスとお砂糖。それ以外は何も使わない。
美味しいわけです♪

スピリタスはウォッカーとは言え、限りなく純粋アルコールに近いので、ハーブなどを漬けこんでチンクシャーを作ることもできるのだとか。してみれば、モミの木の新芽もリモンチェッロと同様の方法で作ることが出来るかもしれませんね。淡い緑色のリキュールと言えば、シャルトリューズ・ジョーヌの緑色を帯びた金色を思い出します。
2012年03月17日 10:36
やって見ます
1ヶ月 楽しめそう、、
2012年03月17日 21:02
◇バクさん

>1ヶ月 楽しめそう

きっと美味しくできると思います(^^♪
お好みですが、皮の白いワタの部分から苦みが出るようです。
ビタースィートがお好みでしたら、少しワタをつけたまま皮を剥いてください。あとシロップを加える際には充分に冷ましてから。
シロップを加えるとアルコール度数は30~40度くらいになるそうです。
一か月後にはとろりと熟成した美味しいリモンチェッロをお楽しみください!
2012年03月17日 21:42
 初めてコメントさせていただきます。リモンチェッロのような酒もあることに、世界の奥深さを感じます。
 以前から娘が変なものを飲んでいると思っていました。それがリモンチェッロでした。少しだけもらって試飲したことがあります。レモンの香りがいいですね。甘いですねえ。試飲だけで酔ってしまいました。
 実はこれを試飲する前にビールを飲みましたので、正確な味は分からなかったかもしれません。娘は炭酸で割ったり、ロックで飲んだりしているようです。
 娘とは今夜もワインを飲み、言いたいことを言い合っています。

2012年03月17日 22:01
これは、すごい、
ぜひぜひ、やってみたい。
2012年03月18日 06:21
◇遊歩さん

おはようございます。
ようこそおいで下さいました。
お食事の後の甘いものは、不思議な満足感がありますが、それがリキュールだと、寛いだ大人の雰囲気です。リモンチェッロはもともと使い道のないレモンの皮を利用するための素朴なお酒。それぞれの家で自家製の出来栄えを自慢し合う、ちょうど日本の梅酒のようなお酒だったのでしょうね。

お嬢様とワインを楽しみながら交わす会話・・・
打ち解けた素敵な夜の光景ですね。
2012年03月18日 06:26
◇takasiさん

>ぜひぜひ、やってみたい。

そちらでしたら、もしかしてお庭でレモンが実りませんか?
無農薬のレモンが手にはいる機会も多いかもしれませんね。
ぜひお作りになってみて下さい!
薔薇が揺れるデッキでは、薫り高いリモンチェッロのソーダが似合いそうです(^^♪
2012年03月18日 15:00
シャルトリューズ( http://www.chartreuse.fr/ )をご存じなのですね。モミの木のリキュールは、シャルトリューズ・ジョーヌ(黄色)とシャルトリューズ・ヴェールト(緑色)を合わせた色という感じですね。グランド・シャトリューズ修道院を見学したとき、ここの僧侶が130種類の香草や果物を調合して作るお酒と出会って、甘味が低い緑色の方と(aostaさんが思い浮かべた方だと思う)、見るからにありがたいお薬という感じのエリクシール(日本だと朝鮮人参に相当すると思った)が気に入って買ったりしていたのですが、しばらく飲んでいませんでした。体調を壊したときにはお酒で治療することにしている私なので、この飲み物もそろえておかないと...。aostaさんが作られたリモンチェッロは砂糖を入れなかったとのことなので、アルコール度が高いエリクシール(69度)の味わい方のカナール(角砂糖にたらして食べる)にしたら、素晴らしく美味しいのではないかな... などとも想像してしまいました。
2012年03月19日 06:39
◇Otiumさん

グラン・シャルトリューズに行かれたとは、羨ましい(^^ゞ
ワインと修道院は切っても切れない関係ですが、蒸留酒もまたしかり。中でもシャルトリューズやベネディクティンなどハーブ系のリキュールには、いろいろなエピソードが残されていて興味深いところですね。
今では修道院の手を離れて、一般の工場で作作られているシャルトリューズにしても、未だに最終的な調合の「秘密」は修道院が護っているのだとか聞いていますが、130種類のハーブと聞けば、いかにも「秘密」が似合いそうです。
残念なことに、私はまだヴェールもジョーヌも口にしたことがありませんが、体調不良を阿酒で治療すると言うOtiumさんのお話を伺い、昔祖母が養命酒(URL添付致しました)を愛飲していたことを思い出しました。甘くてちょっとくせのある生薬の匂いがする養命酒もまさに「ありがたい」というイメージのお酒でした。

カナールという楽しみ方は初めて知りましたが、凄く美味しそう!!
レモンの香りがする甘い角砂糖が口の中で溶けていく感じを想像してしまいました。ちなみに、私はミルクティーは甘くして飲むのが好き。この場合のお砂糖はペルーシュときまっています。箱のトロピカルなデザインも大好きです。
そう言えば以前フランスの有機レンズ豆を頂いたことがありましたが、こちらもいつも利用しているものよりぷっくりと厚みがあって、とても美味しかったので、それに味をしめて、あちこち探したのですが、こちらは見つけることができませんでした。
かげっち
2012年03月19日 12:06
火気厳禁、神戸市消防局からのメッセージをネットで発見しました(笑)

わたしカクテルは詳しくないのです。甘いお酒が好きじゃないというか。
だから、いつもウオトカはそのままショットで飲みます。したがって、そのまま飲めないスピリトゥスを口にすることはないのです。リモンチェッロが題材の文学、美術、音楽などはあるのでしょうか?
なつお
2012年03月19日 17:27
わ~~!
以前食事をしたときに教えてくれたお酒ですね!!!
飲んでみたい!(作ってみたいとは言わない)
いえ、仕事が月末終わるので作ります!
わ~~~
火気厳禁のお酒か~~~~あはははは
2012年03月20日 05:49
◇かげっちさん

>火気厳禁、神戸市消防局からのメッセージ

半分冗談かもしれないと思いつつ、私も捜してみました。
本当にありました!火気厳禁、神戸消防局!!
次回リモンチェッロを作る時は再度心して臨むつもりです!

リモンチェッロが登場する小説はいまのところ心当たりがありません。絵画や音楽についてはどうなんでしょうね。そもそもはナポリ周辺の限られた地域の家庭酒だったと言う事を考えると、あまり可能性はないかもしれません。

スピリタスはポーランドのお酒。
ポーランドと言えば桜の花の香りがすると言うズブロッカ。
興味はありますが、いまのところ眺めているだけです(笑)。
2012年03月20日 05:59
◇なつおさん!

お仕事、佳境かな~と案じているばあやaostaでございます。
そう言えばリモンチェッロのことお話したような気もします(笑)。
お仕事が終わったら、作ってみて下さい。皮をむいているうちから部屋中にレモンのかおりが漂って幸せな気分になります。レモンの色素が溶けだすにつれ、無色透明なスピリタスが金色に染まって行くのを眺めているも楽しいです。そうそう、最近甲斐犬のはなちゃんと仲良しになりましたよ。あれ?はなちゃんじゃなくて、やまちゃんだったかしら??
2012年03月20日 06:12
ベネディクティンも「宮殿」と呼ばれる観光スポットに行きましたが、19世紀に富を築いた産業という不快感を抱いただけでした(それを復活させた人の史跡だからでしょうが)。シャルトリューズの方は、今でも2人の僧侶がハーブ調合を担当していて、利益の追求はなしに僧侶たちが研究して万病にきく薬を作った伝統が残っていると感じます。いらっしゃるとしたら、絶対に、グランド・シャルトリューズの方になさってくださいね!

シャルトリューズの名には思い出もあります。骨盤骨折で入院したブルゴーニュの公立病院に、寝返りもうてない状態になって落ち込んでいる私を励ましてくれた准看護師がいました。彼が励ましの材料にしていたリハビリセンターに移ったら、シャブリ1級ワインを持ってお見舞いに来てくれたりもしたので(銘柄まで覚えているのは、ワインなどには興味がなさそうな人だったので、どれが一番良いかを聞いて選んでくれたのだろうと感激したから)、回復して帰国してから礼状を出しました。しばらくたって手紙が届き、夏休みを(1カ月だったと思う)シャルトリューズの修道院で過ごしていたので返事が遅れた、と詫びが書いてありました。信者の人たちは、精神を洗えるような休暇を過ごせるのだな... と、羨ましく思いました。彼の名前はクリスチャン。小柄で金髪の彼は、後光をつけたら、ちょっと年をとった天使の絵になる風貌だった、と気がつきました。

養命酒は、低血圧なので飲んだ時期があったのですが、添加物がある感じを受けて好きにはなれませんでした。シャルトリューズは、もっと自然な薬草だと感じます...。
2012年03月20日 06:17
レンズ豆がお好きでしたか。安い豆なせいか家庭では鍋いっぱいに煮て、どさっと出されるのに圧倒されていて、私は余り好きではないのですが、有機のを売っているのはよく見かけます。最高級品はフランス中部のピュイ産レンズ豆と決まっています。この地方を旅行することがあったら、地元で評判のを見つけてaostaさんに送って差し上げたくなります!
2012年03月20日 07:02
リモンチェッロではなくてリモーナヤであれば、
数十年前の伊東愛子さんの漫画に出ていました。
タイトルは忘れ、ストーリーもほとんど覚えていないのですが、
都会で激務をこなす「働く女性」が、いろいろ苦労のある中で、
自他を元気づけるお酒として自宅で取り出すのが、
「リモーナヤ」のボトルであったはずです。
「リモーナヤ」を褒め讃え婉然と微笑む彼女の笑顔が、
「レモンのお酒」へのあこがれと共に、
わたしの脳裏にしっかりと刻まれています。
2012年03月20日 21:24
◇Otiumさん

同じグリーンでもシャリュトリューズ・ジョーヌの淡くて優しい若草の色、ヴェールの活き活きとした緑、どちらも見ていて飽きない色です。
グランド・シャリュトリューズはカルトウジア会だったかしら?シャトー・ヌフ・デ・パープも確かそうでしたよね。リキュールもワインも、はたまたウイスキーも修道院とは切っても切れない関係にあるようですね(笑)。

>精神を洗えるような休暇を過ごせるのだな...

自宅の近くにベネディクト会の修道院がありますが、こちらは「宮殿」ではありません(笑)。黙想のための一週間(若しくはそれ以上)のプログラムがあり、林に囲まれた静謐な自然の中で、まさに「精神を洗う」ひと時を過ごすことが出来ます。シャリュトリューズはOtiumさんにとって、年をとった天使さんとの思い出でもあるのですね。
2012年03月20日 21:32
◇Otiumさん

レンズ豆は戻さなくても使えることで重宝しています。
スープなどでも、もうちょっとボリュームが欲しいな、という時など、思いついてすぐお鍋に入れても大丈夫。適度に歯ごたえがあるくらいに火を通して出来上がり♪ 子どもが小さい時など、忙しい朝ご飯は具だくさんの野菜スープにレンズ豆、という日が良くありました。私が気になっているフランス産の有機レンズ豆は、袋ではなく箱に入っていた事しか覚えていないのです。顔なじみのレストランで頂いたランチの付け合わせに使われていたものが美味しくて、思わずどこで入手できるのかと訪ねてしまいました。当時はレンズ豆自体が今ほど一般的でなく、多分お店では売っていないからと、ひと箱分けて下さったのですが、ピュイ産だったような気もするのですが・・・。
2012年03月20日 21:53
◇ピピンさん

こんばんは。
コメントありがとうございます♪

リモーナヤ・・・
音のイメージからすると東欧のような気もしますが、実際のところはどうなのでしょうか。(スピリタスもポーランドのウォッカです)
ネットで調べてみたのですが、ウォッカにレモンを漬けこんだお酒、とありましたが生産国の表示は見つかりませんでした。きっと限りなくリモンチェッロに近いお酒なのでしょうね。

>数十年前の伊東愛子さんの漫画に出ていました。

伊東愛子さん!!
何年ぶりで聴いた名前でしょう!!
都会で激務をこなす「働く女性」が、いろいろ苦労のある中で、自他を元気づけるお酒として自宅で取り出すお酒」
ほんのり甘くて香り高いお酒が、慰めとなる時間なんだか凄く判るような気がします。

富士見ではレントに合わせ、黙想のために滞在する方が何組かお見えになっています。日曜日のたび、お会いしたこともないぴぴんさんを捜してしまう自分が不思議です(笑)。
2012年03月21日 08:30
リモーナヤはロシアのお酒のようです。
暗く寒い冬に南国の金の果実のお酒で元気を出すのでしょうか。

伊東愛子さん、ご記憶でしたか♪
「嵐が丘」「アルス・アルペジオーネ」など、好きでした。

富士見には行きませんでしたが、
11日には半日、東京で黙想の会に居ました。
震災追悼の文脈で参加されたノン・クリスチャンの方たちも多く、
あの日、様々な思いを抱えながら静かな時間を共にできて良かったです。
2012年03月21日 10:10
Aostaさん、今日は!
1か月ぶりに八ヶ岳に戻ってきました。朝は、マイナス23度とまではいきませんが、まだまだ、マイナス10度あたりの真冬ですね。私も同じように外から貼る、温度計で外気温を計っているのですよ。
アルコール度数96度とは、凄い!スピリタスってガソリンスタンドで販売しているのでしょうかね。ほとんど燃料ですね。これを一口飲んで煙草でも吸うと、口から炎が出てくるのかな、と思わず笑ってしまいました。
スピリタス、これネットで販売しているのですね。ポーランドのウオッカなんですか。最近、桜餅の様な香りのするズブロッカを飲みましたが、香りがよくてバイソンのように寝てしまいましたよ。
この「リモンチェッロ」面白そう。ポーランドのウオッカが何故にイタリアの南部で新たなお酒に生まれ変わったのか、不思議なものですね。ポルトガルのケーキが長崎に来て「桃カステラ」になったのと同じ様な感じですね。
庭の日当たりのいいところに、緑色した小さな塊があったので屈みこんでみると、蕗の薹の芽でした。清里にもようやく遅い春がやってきたようです。
2012年03月21日 21:21
◇ぴぴんさん

リモーナヤ、ロシアのお酒だったんですね。納得。
暗い雪雲の下、長く冷たい冬に、南国の金の果実のお酒でその日一日を乗り切る勇気をもらうためにはなんと似つかわしいお酒でしょう!ひと時の儚い夢と憧れが金色のお酒の中に溶け込んでいるような気がしてきました。チモーナヤ、リモンチェッロの解放的な明るさとは違う、翳りとやるせない希望と、それでも、と気を取り直す一種の健気さのようなものを感じてしまったのは、伊東愛子さんに繋がる記憶ゆえでしょうか。
そう言えば「嵐が丘」は完結したのでしたっけ?
全然記憶がありません(汗)!

3月11日はたまたま日曜日でしたね。
日本全国の教会で、祈りが捧げられた事と思います。
もしかしたらピピンさんの御主人さまも御存じかも知れない修道士の方も、今回の震災でお母様、妹さんをはじめとする9人のお身内を亡くされました。
叙階間近だった彼は、悩みぬいた末に残されたご家族の元に帰ることを決められたそうです。
2012年03月21日 21:37
◇山栗さん♪

御無沙汰しておりました。
そしてお帰りなさい!
さすがにマイナス23度はなくなりましたが、春分の日も過ぎたというのに今朝はマイナス16度でした。陽射しはぽかぽかと暖かですが、空気はまだまだぴんと張り詰めた寒さですね。

>スピリタスってガソリンスタンドで販売しているのでしょうかね。

大笑いしてしまいましたヽ(^o^)丿
確かアルコール燃料で走る車もありましたよね。今度ガソリンスタンドに行ったら、スピリタスが売っているか確かめてみますわ(笑)!
液体の時より気化した時の方が引火しやすいと言う事なので、煙草は遠慮されたほうが安全かと・・・(笑)。

ズブロッカ、最近ラベルのデザインが変わったようです。
桜餅の香りがするのですね。私も試してみたいです。
ボトルの中に入っている灯心草に似た一本の草、あれがズブロッカなのかしら?バイソンって、ポーランドにもたくさん生息しているのですね。
ヨーロッパバイソン、初めて知りました。優しい桜餅の香りがする草が大好きなバイソン、きっと優しい牛なのでしょう。
次回、お目にかかる時はズブロッカを用意致しますね(^^ゞ
2012年03月22日 07:32
太陽を浴びて明るく、翳りある中では月のように輝くレモンは、不思議な果実です。
「嵐が丘」は、ほぼ始まりで終わってしまいました。
しかし今でもわたしは「ヒースクリフ」というと彼女の描いた顔が思い浮かびます。

修道士の方に震災でお身内を亡くされた方があったとは、伺っていませんでした。リトリートに来る数日の滞在者には、あえてお話しになることではなかったのでしょう。
この方角に向かっているのだと思っている道が、急に方角を変えることがありますね。しかしそれはやはりひとつの同じ道に導かれているのだと、わたしは最近思うようになっています。
なんだかあいまいな言い方でしか言えないのですけれども。
Maryrose
2012年03月23日 23:19
意外に簡単ですね。
お二人の優雅な生活にはぴったりでしょう。

ウオッカはキツいから
少しの量をアペリティフとして飲まないと
大変な事になってしまいそうです。
作ってみたいですが、
うちのオットが見つけてグビグビ飲んだら
オシャレも何でも無いですから。。。。(汗
2012年03月24日 05:37
◇ぴぴんさん

おはようございます。

>「嵐が丘」は、ほぼ始まりで終わってしまいました。

ああ、やっぱりそうだったんですね。
最近、昔読んだことをころっと忘れて、同じ本を二冊買ったりするような経験があったばかりなので、同じように伊東さんの「嵐が丘」の事も忘れたのかしら、と、ちょっと真剣に悩みました(笑)。でも未完であったことを教えていただいて、覚えていなくて、当然だったことが良かったのか、悪かったのか、複雑な気持ちになりました。原作に忠実に描かれていただけに、とても残念です。
いまでも、"Wuthering Heights"という原題の響きを発音してみるたび、吹きすさぶ風と狂おしい愛の物語がまざまざとよみがえります。
伊東さんのヒースクリフ!!
懐かしい!!

>しかしそれはやはりひとつの同じ道に導かれているのだと

行きつくところは同じ。
私もそう思います。
2012年03月24日 06:19
◇Maryroseさん

おはようございます。
昨夜からの雨、朝になれば雪になるかしらと心配だったのですが、良かった!今朝も雨のままでした(笑)。
寒い寒いといいながらもちゃんと春はちかづいているんですね♪

P氏との毎日、優雅どころかしょっちゅうばたばたと漫才のような事を繰り返していますが、リモンチェッロは簡単でしょう??
それこそ優雅なMaryroseさんにピッタリだと思いますよ。

500mlのウォッカに3倍量のシロップを加えるので、最終的なアルコール度は30%強になるようです。
でも結構甘いので、ぐびぐびという訳には行かないと思います。
冷凍庫でキンキンに冷やしてトロリとしたものを、食後に軽く頂く、というのが本来の飲み方のようですが、夏になったらソーダでわって飲んでみようと思いますが、もしかしたら夏まで持たないかも(笑)
そしたらまた作りましょう。
2012年03月28日 20:41
こんばんは!
早速お邪魔いたします。

私もびっくりしました。
リモンチェッロが自分で作れるなんて!!

時々、イタリアの国の形(ブーツのような)のお洒落なガラス瓶に入って売ってるのを見掛けます。
美味しくて私も好きなんですが、こんなにちょっとでこのお値段!?という感じでなかなか手が出ません~。^^;;

リモンチェッロ、私もトライして作ってみたいです。
初めてリモンチェッロに出会ったフィレンツェ旅行、思い出すのは、物凄い雷で町がブラックアウトしてちょっとSF映画みたいで怖かったけど楽しかったことかな。
2012年03月29日 06:48
◇Napoliさん

おはようございます。
お越し下さいましてありがとうございました。

リモンチェッロ、かんたんでしょう?
ぜひお作りになって下さい。レモンはたっぷり入れた方が香りも良く美味しいようです。私が作ってみた感じでは、大きさにもよりますが15個くらい入れてもいいかな、と思いました。ただ火気には充分お気をつけ下さいね(笑)。

>凄い雷で町がブラックアウトしてちょっとSF映画みたいで怖かったけど

何か空から降りてきそうな雰囲気で、確かに怖い!でも、観てみたい!ブラックアウトしたフィレンチェ、別の場所のように見えるんでしょうね。

私がイタリアに行ったのはちょうど今の時期、イースター・ホリデーの真っ最中でした。フィレンツェではサン・マルコ修道院の雰囲気が好きですヽ(^o^)丿特にあの中庭!!柔らかな緑と、陽射し、暗い屋内と対照的に明るい場所。小さな中庭なのに、ちゃんと一つの世界がある、という感じがしました。

Napoliとaosta。
Aostaはアルプス近くの古い街です。私はモンブラントンネル経由でイタリアに入ったので、国境を越えた最初のイタリアAostaがとても印象に残っています。イタリア繋がり、という事でこれからもどうぞよろしくお願い致します。

追伸:スピリタスはリモンチェッロに限らずいろいろな果実を漬けこんでリキュールを作ることが出来るみたいです。
ポーランドでは、夏の間、森や畑の果物をどっさり漬けておいて、長い冬の楽しみにするのだとか。いろんな色の果物のお酒が棚に並んでいるのは、想像するだけで楽しくなりますね。

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