12月3日 朗読会の本番です
さて、朗読会当日。
前日の雪も雨に変わって暖かい日となりました。
朝8時過ぎ、P氏と自宅を出発。
峠を越えて、塩尻総合文化センターへ。
集合時間の9時、会場に到着した時には、もう大勢のスタッフの方たちが集まっていました。
ロビーでは花巻文化村の方たちの手で物品販売の準備が進んでいます。
賢治さんの絵ハガキ、カレンダー、陶器の数々。
あら、ばら(薔薇)羊羹なんていうのも発見!!
受付準備に追われている間にも、ステージではリハーサルが繰り返され、
あっという間に開演時間!
どのくらいの方が来て下さるか、東さん初め、主だったスタッフの方たちはずっと心配していらしたのですが・・・
大入満員!!
用意した椅子が足りません!!
賢治作詞作曲の歌曲を歌うソプラノの高橋さん。
ギター伴奏は今回の主催者、東さんです。
「森のおうち・お話の会」による「種山ヶ原」」のリハーサル。
そしてこちらは・・・
もしかしてエグザイル???
と、思いきや!!
片道9時間をかけて岩手からお出で下さった、岩崎鬼剣舞の踊り手さんたちでした!!
第一部の、公募による「雨ニモマケズ」の詩の朗読会は
全部で9つのグループ、個人、大人、子供を合わせ総勢70人以上が参加してくださり、
歌あり、楽器の伴奏あり、様々な工夫が凝らされた楽しい発表となりました。
最後に、特別ゲストとして、北上からお出でになった後藤青嵐さんが、
「雨ニモマケス」の詩の最後に賢治が記したと言う、般若心経を添えて朗読してくださいました。
休憩をはさんでの第二部は、高橋さんによる賢治の歌曲で始まりました。
高橋さんは国の内外で活躍されるソプラノ歌手でいらっしゃいます。
朗読劇「種山ヶ原」は、賢治の童話の中でもあまり知られていない作品。
賢治が愛した種山ヶ原を舞台に、逃げた牛を追って山奥に迷い込んだ少年が経験する、
幻のような不思議と美しさに満ちた物語を、「森のおうち・お話の会」の皆さんが熱演なさいました。
そして地元北上市での行事が重なっている中、無理を押して参加してくださった鬼剣舞の皆さん。
初めて見ることができたこの鬼剣舞につきましては、次回改めて書きたいと思いますので、今回は写真のみで。
今回の催しが予想を超える盛会となりましたのも、主催者東さんと奥様のご苦労と、
大勢のスタッフの皆さんによる、骨惜しみない働きがあったればこそ。
終日雨というお天気にも関わらず、大勢のお客様をお迎えできた事に、心から感謝しております。
この日、ささやかではありましたが、お仲間に加えていただけた事を本当に嬉しく思いながら帰路につきました。
東さん、ありがとう!!
宮沢賢治が作詞・作曲 した「星めぐりの歌」を、P氏が編曲、歌とリコーダーで演奏してみました。
コンサートでは、高橋さんが歌われた歌の中の一曲です。
歌い手は違いますが(笑)、会場の雰囲気を少しでも味わって頂けたら幸いです。

◆お知らせ「雨ニモマケズ朗読会&イーハトブーへの想い」
→ http://folli-2.at.webry.info/201111/article_8.html
◆岩崎鬼剣舞 in 塩尻
→ http://folli-2.at.webry.info/201112/article_2.html








この記事へのコメント
9組の方の「雨二モ負ケズ」、見事でしたね。全て趣向が凝らされ、発表されている方が楽しみ、そして観衆にもそれぞれの想いが十二分に伝わってきましたよね。
剣舞はもう圧巻でした。「種山が原」の途中で入るリハーサルで5分ほどなのに、踊り終えて袖ではあはあ息を切らしていらっしゃいました。ちゃんと踊ると3000メートル走るくらいのエネルギー消費だそうです。思わず、じゃあダイエットに私も・・・と言いそうになりました。一番若い方が22歳だそうで、好きでやっているとおっしゃっていました。1300年続く伝統芸能だそうですが、ズリパン姿の若者がこんなことを言ってくれるのだったら、まだまだ大丈夫と嬉しくなりました。
次の日の森のおうちは、会場の関係でお一人やお二人での踊りとなりました。フラットの目の前の演技でしたので、まさしく鬼気迫るものがありました。
めったに観ることのできない剣舞と、久しぶりの再会、新たな出会いに大いに感謝した数カ月の締めくくりでした。
長くなってしまいました。また、ひょんなことでaostaさんと素敵なご主人様にお目にかかれることを楽しみにしています。これからも素晴らしいブログ、待っています。
コメントありがとうございます!
東さんから「お話の会」の名前が出た時、真っ先に希望亭露覇主さんのお顔が浮かんだんですよ。まさかブログを読んで下さってるなんて思いもしませんでしたから、当日私がすまして受付してたら、どんなにびっくりするかしらって、楽しみにしていたんですよ。
本当に何年ぶりでしょうか。お目に書かれて本当に嬉しかった。
実は第一部の間は、ロビーでお客様の対応をしておりましたので、朗読は最後しか聞くことができませんでしたが、「雨ニモマケズ」の詩、やはりお国言葉で話されてこその素晴らしさを感じました。ゆっくりとした言い回し、歌うようなイントネーション、微妙な鼻濁音の豊かな表情。先日たまたま故長岡輝子さんの朗読を聞きましたが、心に沁みてくるようでした。
それから「種山ヶ原」。
これはしみじみ賢治の傑作だと思いました。
風や空、木の葉のそよぎなどの表現のなんと美しいこと。
オノマトペの素晴らしいこと!「空がミインミインと鳴りました。」とはなんて凄い言葉、感覚だろうと思いました。
それにしても山男、良かったですよ!!
「今でも目に浮かびます。「ふう。蟹を百疋。・・・」「ふうふう。かしこまた。」のっそりした動きと、このとぼけたような返事をしながら、達二を伺う山男、存在感がありました。
剣舞については、また別にブログを立てるつもりでいます。
書きたいことは一杯あるのですが、どこまで言葉に出来るかちょっと不安です。
あの場所に漲っていた、あの凛々とした力を伝えることは不可能でしょうが、それでも書きたい、と思わせる何かが、あるんですよね。
またぜひゆっくりお話がしたいですね。
長岡輝子さんの朗読に親しんで来ましたが、aostaさんのお声も存じ上げていますので、いまはその声が耳に流れています。
わたしはこの詩を読むたびに、賢治さんの気持が切々と伝わってきます。子どもの頃は単純に雨にも負けないぞーというかんじでしたが。
それがいまこのように東さんという方々によって、またそこにaostaさんがご参加くださっていることとても嬉しく思っております。
このような若者たちが、剣舞踊ってくださったのですね。ほんとうに感謝なことです。
わたしが信じる賢治さんの心が、そして被災地の方々の心が、多くの方々に刻まれますことを願っております。
ほんとうにごくろうさまです。
コメントありがとうございました。
お風邪はもうよろしいの?
長岡さんは「上手に読もうと思っちゃいけない」というようなことを仰っていらっしゃいました。こちらは上手に読もう、上手に読もうって必死で練習しているのにね(笑)でも実際に、長岡さんの朗読を聴き、岩手の皆さんの言葉を聴き、しているうちに、しみじみ、実(じつ)のある言葉に、体裁や見栄ほど不釣り合いなものはないと感じられてきました。
剣舞の踊り手さん、最初見た時は、P氏も「何をする人たちだろう。」って思ったそうです。お洒落で、かっこいい。ある意味、賢治さん的じゃない(笑)
でも、その方たちが、小さいころから剣舞に親しんだ根っからの剣舞好きで、いったん衣装をつけてステージに上がると、それはもう迫力ある踊りを見せて下さり、圧倒されました。昨夜のNHK「新日本風土記」でも、東北地方の冬が放映されていましたが、そこでも若い世代へと、確実に、脈々と受け継がれていく、伝統行事を見て、これはその地方に住む人たちの魂そのものなのだと、感動致しました。
今回の朗読会、剣舞も、観に来て下さった方たちに、必ずや賢治さんの心、東北の魂が伝わったものと信じています。
カシスや赤房、白房スグリなども育てており
実のなる植物って楽しみも多く、ジャム作りにも励んでいます。
寒冷地のため、冬は冬眠の気分ですが
来る春への期待も秘めている季節でもあります。
コメントをありがとうございました。
寒くなって参りました。
ご自愛くださいませ。
おはようございます。
わざわざお越し下さりありがとうございました。
今朝はマイナス13度。庭は昨夜ぱらついていた雪でうっすらと白くなりました。カシス・・・黒房スグリのことでしたかしら?
白房のスグリというものは見たことがありません。白い色をしている実をジャムにすると、どんな色になるのでしょう。そしてお味は、と興味しんしん(笑)。
長く厳しい冬は、人も植物も、静かに新しい季節への備えをするときなのでしょうね。
お陰様で、きょうあたりから平常通り動けそうです。
aostaさんがたのパワフルさ、知力、体力、気力を併せ持っていらっしゃること、羨ましく思っております。
引き続きのご活躍期待いたします。
おはようございます。
風邪、大事なかったご様子、安心いたしました。
でも、油断は禁物!体力的には私もすぐへなへなとしてしまい、気力に至っては、推して知るべし(笑い)。勇ましいのは掛け声だけというのが本当のところです。
お互い無理が出来ない、効かない年齢ですから、ゆっくり、のんびりまいりましょう。
P氏の歌、聴かせていただきました。張りのある声、素朴な響きが聴こえてきました。いいですね
おはようございます。
ここにきてめっきり寒くなりましたね。
朗読会の記事を読んで下さってありがとうございます。
長時間の公演になりましたが、朗読だけでなく、歌、朗読劇とプログラムに変化があったからかしら、中座する方はほとんどいらっしゃいませんでした。
何より遠くから応援に駆けつけて下さいました鬼剣舞の魅力が大きかったと思います。
地元のギターアンサンブルで活躍されている東さん、大学のころからあギターを演奏していらっしゃるそうです。歌の伴奏だけでなく、今回も参加いただいた「お話の会」の朗読でもギターを演奏していらっしゃると聞いています。
賢治作詞・作曲の歌はどれも素朴で覚えやすいですね。
聞くところによれば、賢治さんが、思いつきのうたを鼻歌交じりに歌っていた曲を後に弟さんが採譜したのだとか。
Pの演奏も、思いつきですけれど、私も気に入ってます。
リコーダーによる第一変奏(?)はバロックのカノン、第二変奏は中世風(笑)というところでしょうか。
初めて聞きました
何か童謡のような 素朴さですね
おはようございます。
賢治のうた、本当に童謡という言葉がぴったりです♪
作詞・作曲とは言っても、ふと思いついたメロディーを鼻歌交じりに口ずさんでいたものだそうです。
素朴で、親しみやすい、覚えやすいのも、なるほどうなずけます。