vol.5サマー・コミングル  その後





直前三日間の合宿を経てまるまる4日に渡ったサマー・コミングルのコンサートが終わった。
朝から晩まで、音楽を奏で、音楽を語り、音楽に陶酔した4日間だった。

あれからもう1週間が過ぎようとしているのに、コミングルでの火照りは今でも残照のように胸を明るませている。
P氏のたまうところによれば、名付けて「コミングル・シンドローム」(笑)。
いくらなんでもそろそろ、いつもの日常に戻らなければならない。


音楽の話ばかりではない。
毎日夕食準備のために立ったキッチンでは、コミングル代表の安井さんの奥様が先頭に立って動いて下さった。
常時お手伝い下さった方以外にも、練習が終わると、必ずキッチンに顔を出して下さったYさん。
そして機会あるごとに声をかけ、手を貸して下さった多くの皆さん。
毎年、このコミングルのために、特製トマトソースを仕込んではパスタをふるまって下さる方も大活躍。

サウナのような録音室で汗だくになりながら録音をして下さったKさん。
たくさんの写真を撮って下さったFさん、ステージ・マネージャーを買って出られたYさんの御主人・・・
そして文字通り地元蓼科の事務局として、煩雑な雑事を一手に引き受けて下さったMさん御夫妻。
今回P氏が参加させていただくに当たって、御尽力下さったのもこのMさんである。
多くの人の惜しみない協力と助けがあって、今年のサマーコンサートは無事終了した。
音楽で結ばれ、一つになって楽しんだサマー・コミングル、コンサート終了後は近くのイタリアンレストランで打ち上げ。
P氏と私にとって、つい4日前まで、見ず知らずの人だったコミングルのメンバーが今では知己の友人となった。
明日からは全国に散ってゆく「仲間たち」は、サマー・コミングル最後の夜を心行くまで語り合い、楽しんで散会していった。

レストランを出ればそこは香(かぐわ)しい夏の庭。
仰ぎ見る空には満天の星。

1年後、また同じメンバーで再会できることを祈りつつ、それぞれの帰路についた。



あれから1週間。
未だにコミングル・シンドロームから脱却できないP氏と私。
いくらなんでも、そろそろ元通りの生活に戻らなきゃね、と言いつつも、想いはいつしか素晴らしかった音楽の日々に帰ってゆく。


だから、このブログで気持をお終いにしなくては。
きっとまた来年再会できることを信じて。



画像







       ★Vol.5 サマー・コミングル@蓼科~プロローグ 
                  → http://folli-2.at.webry.info/201008/article_1.html
       
       ★Vol.5 サマー・コミングル@蓼科~テレマン四重奏曲二短調
                  → http://folli-2.at.webry.info/201008/article_2.html

       ★vol.5サマー・コミングル / ドップラー「ハンガリーの主題による幻想曲」
                  → http://folli-2.at.webry.info/201008/article_3.html
      
       ★vol.5サマー・コミングル / マルティヌーそしてシューマン
                  → http://folli-2.at.webry.info/201008/article_5.html







この記事へのコメント

bunbun
2010年08月10日 13:59
aostaさま
朝から晩まで奏で語り陶酔した4日間。羨ましい限りです。
こちらの敷居がまた高くなりそうですが。
食事の準備など、裏方として動いてくださっている方々があって、あのような晴れのステージがあるのですね。
コミングルシンドローム、どんなに楽しかったかが伝わってきます。
写真、どの方も晴れ晴れ活き活きとしてらっしゃいます。
aostaさん、どこにいらっしゃいます? ごめんなさい、ちょっとわからないのですが。
ほんとうに幸いな時を持たれましたですね。




2010年08月11日 05:42
◇bunbunさん
 おはようございます。

>こちらの敷居がまた高くなりそうですが。

我が家は完全バリアフリーですから、敷居は最初からありません。
どうぞお気軽に(笑)。

>aostaさん、どこにいらっしゃいます?

皆さんの笑顔と向かい合ってシャッターを押したのが私です。
コンサートが終わったあと、たまたま居合わせたメンバーの写真ですので、写っていらっしゃらない方もいらして残念。

>、どの方も晴れ晴れ活き活きとしてらっしゃいます。

本当にいい笑顔、素敵な表情です!




かげっち
2010年08月11日 12:33
みなさんの(aostaさんの)興奮が伝わるようです。ふふふ・・・

私は明日から故郷に出発し、久々に高校のOBオーケストラに出演します。金土と練習、日曜が本番と宴会(こっちが本番?)、70代の先輩から18歳の新卒まで集まりますが、「君も生きてたのか?お互い生きててよかったね!」という雰囲気で、ふつうの音楽祭にさらに一味、人生スパイスが加わります。案内状に「休憩時間にステージでの演奏はできません」とわざわざ書いてあります。やりたがる人がいるということ、そして「ステージ以外であればしてもよい」という意味にも取れます(笑)休憩時間のロビーは即興アンサンブルの嵐かもしれません。本プログラムはフィンランディアとドナウ(共に合唱版)、シベリウスの2番、アンコールにラデツキーです。

人生はお祭りだ! と叫びたくなるのが、夏です(爆)
bunbun
2010年08月11日 14:31
バリアフリー、爆笑! いいことばですね。バリアフリー、7、80代で慕わしくなることばとばかり思っていましたが、こんなに早くに有り難みが分かるとは!!
感謝です。
やはりaostaさんはシャッターでしたか。映っていないのがちょっぴり残念です。
書記
2010年08月11日 17:15
来年のコミングルが今から楽しみですぅ~~!!
お疲れさま&ありがとう!!
2010年08月12日 22:44
◇かげっちさん

たくさんのコメントをありがとうございました。

>久々に高校のOBオーケストラに出演します

きっと今頃はあ楽しみの真っ最中なのかもしれませんね。
コミングルもメンバーのほとんどが京都の大学のオーケストラOBです。
音楽によって繋がった仲間たちとは、物理的な距離はあっても気持の上での距離はないのでしょうね。ステージ内外での即興アンサンブルですって?!
なんて素敵でしょう!集まったメンバーとその場の勢いで(笑)音楽を楽しむ。
このことこそが「正統的音楽の楽しみ方」なのかもしれません。
音楽に誘われ、音楽で応える・・・まさに至福の時間ですね。

シベリウスのフインランディアに2番。ドナウにラデツキー・・・
そちらにも何かコンセプトがあるのでししょうか?北欧、中欧特集??

>人生はお祭りだ! と叫びたくなるのが、夏です(爆)

おお!まさに!
何度でもそう叫びたくなるような「コミングル・体験」でした(^^♪
そして今は「宴のあと」
「秋きぬと、目にはさやかに見えねども ・・・」の心境であります。
2010年08月12日 22:51
◇bunbunさん

コメントありがとうございます。

>映っていないのがちょっぴり残念です

すみません。
私個人としては、ブログに自分の写真を載せるということにどうしても抵抗があって・・・

とある場所で知らぬうちにアップされていることがありますが、あれは肖像権の侵害ですよね。
2010年08月12日 22:54
◇書記さん

>来年のコミングルが今から楽しみですぅ~~!!

来年は、ゆっくり時間をとって堪能して行ってきださいまし。
アンコールで演奏された「夏の思い出」もすごく良かったですよ♪


bunbun
2010年08月14日 07:33
おはようございます。
けさは原田康子さんの「挽歌」に投稿しました。またちょっと的外れな内容ですが、宜しくお願いいたします。
花火大会から帰りました
2010年08月18日 12:17
それはもう大変な祝祭でした。練習2日にしては上出来だったと言えるでしょう。プロのオケで純合唱曲入りプログラムを見ることはありませんが、合唱曲が半分入るのも良いものです、大昔は普通のことだったはずです。合唱団とのかねあい及びシベ2とのかねあいで、ドナウ+フィンランディアになったのでしょう。第9をやる年もありますし、ボヘミア特集の年もあります。終楽章では「ああこのメンバーで演奏するのはもうすぐおしまいなんだ」と泣きそうになりました。

そういえば高校生の修学旅行で京都へ行ったとき、自由時間に京大オケの部室を訪ねた記憶があります(笑)進学はできませんでしたけど。
かげっち
2010年08月18日 12:19
追伸です。本番前日、希望してドナウとフィンランディアは合唱にまわることにしました。フィンランディアのさびの部分のバスパートが大好きなので。私の葬儀でも歌ってくれるよう遺言してあります。
bunbun
2010年08月19日 16:45
aostaさん、息子曰く、諏訪湖の花火は隅田川の花火とは格が違う、と。湖畔公園で見たようです。母親が情報を提供しても友だちの方策優先なのがわかっていましたので。松本泊。こちらへの帰省は2泊と激減。こんなものなのですね。子離れの訓練が必要です。
お忙しく過ごされたことと思います。今後とも宜しくお願い致します。
2010年08月19日 19:24
◇bunbunさん&かげっちさん

お返事をかけないままですみません。
勝手を言って来週になれば少し落ち着きますので、それまで返事を待って頂けますか?
よろしくお願いいたします 
bunbun
2010年08月19日 21:16
気長に気な~がにお待ちいたします。!!
2010年08月26日 07:19
◇bnbunさん

やっとゆっくりコメントを拝見させていただきました。
個人的な思いがこもった過去記事をお読みくださってありがとうございます。
旭川に住まいしたのは数年でしたが、一度釧路に行きたいという想いが果たせずに終わったことが未だに残念です。
「挽歌」では冒頭の描写が大好きです。素晴らしいと思います。
2010年08月26日 07:29
◇かげっちさん

長いことお待たせして間の抜けた質問になってしまいましたが、花火大会は堪能されましたでしょうか?
そして充実した演奏会を楽しまれたご様子、何よりでしたね♪

>「ああこのメンバーで演奏するのはもうすぐおしまいなんだ」と泣きそうになりました。

P氏も良く似たような言葉を口にします。
音楽が時間そのものである至福と哀しみとでも言うのでしょうか、たとえ同じなかまであっても「今この時」の音楽は一回性にして不可逆的なもの。
それゆえの愛しさのように感じています。

>自由時間に京大オケの部室を訪ねた記憶があります

このコミングルのメンバーのほとんどの方が京大オーケストラのOBです。
かげっちさんが覗いた部室のなかに、もしかしたらいまのコミングルのメンバーもいたのかもしれませんね(*^_^*)
2010年08月26日 07:36
◇かげっちさん

>フィンランディアのさびの部分のバスパートが大好きなので

実際にかげっちさんが歌われるのもバスパート、という漠然としたイメージがあるのですが、いかがでしょう。やはりバス・パートですか?

>私の葬儀でも歌ってくれるよう遺言してあります

お気持、良く解ります(笑)
10年ほど前まで私はベートーヴェンの7番をと思っていましたが、今はちょっと違います。
Stanesby
2010年08月27日 23:01
> 今はちょっと違います。

さて、何でしょう?
2010年08月28日 21:02
◇Stanesbyさん

こちらではお久しぶり(笑)!
何だかお名前まで初々しく思えるのは気のせいかしら??

私のお葬式のときに流してほしい曲はモーツアルトのレクイエム全曲。
フォーレのレクイエムはたまたバッハのBWV106 「ソナティーナ」と考えていた時もあったのですが、やっぱりモーツアルトに落ち着きそうです。
ただ演奏者は指定させていただきます。
アーノンクールでもホグウッドでもありません。
さて誰でしょう?

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