消えがてのうた part 2

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zoom RSS 大麦小麦で宮澤賢治 「なめとこ山」みたび!

<<   作成日時 : 2016/12/15 22:03   >>

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やれやれ、なんとか今月のコンサートまでこぎつけましたよ(*^^)v

12月4日(日)茅野市のBeer&Cafe大麦小麦さんでの朗読コンサートを行いました。
そう、今年は春まだ浅い3月6日にも、こちらでコンサートをさせていただきましたので、今回で3回目の大麦小麦。
そもそも考えてみれば、朗読とリコーダーというスタイルはこのお店でスタートしたのでありました。
つまり、私たちの出発点がここ、大麦小麦なのです。
勝手知ったる・・・というわけではありませんが、大麦さん、小麦さんお二人のお人柄も相まって、なんとも居心地の良いお店です。常連さんが多いのも当然かもしれません。

ある日コーヒーを飲みに立ち寄って、小麦さんと宮沢賢治の話で盛り上がりました。


     ♥ 小麦 「真澄で宮沢賢治を朗読されたんですね〜。私も聞きたかったなあ。
             中学の時の国語の先生が賢治大好きな人で、授業は毎回賢治だったんですよ。」

     ♥ aosta 「授業で毎回、賢治!ですか?」

     ♥ 小麦 「いや、正確には、1学期の間ずっと賢治。」

     ♥ aosta 「それにしてもすごい! すごすぎます。 うらやましいわ。」

     ♥ 大麦 「このお店で賢治を読んでもらえれば、私たちも聞けるわけでしょ? だったら やりましょうよ!」

     ♥ aosta 「やりましょう!!」


ということで、「大麦小麦で宮澤賢治」と相成りました。




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当日のお店の前には、お洒落な黒板にこんな素敵な案内が。





「なめとこ山の熊」今年3回目の朗読です。
3回ともなると、2回までとはちょっと違う趣向を凝らしたい。
大麦さん、小麦さんからのリクエストもあって第一部は「なめとこ山」、休憩を挟んで第二部は賢治の詩をいくつか朗読することとなりました。

賢治の詩・・・さて、何を読みましょうか。
ずいぶん悩みましたが、選んだのは、詩集「春と修羅」より「序」、「春と修羅」、「原体剣舞連」、「有明」。
そして、手帳より「雨ニモマケズ」の5編。
読む順番にもこだわりました。

「序」から「春と修羅」を経て、一気に「原体剣舞連」まで上り詰める。
「原体」の勢いを「有明」で静めてから、彼の最期の祈りとも言える「雨ニモマケズ」へと続けたい。
詩の勢い、コントラストを際立たせるためにも、音楽は慎重に選ばねばなりません。
作品の雰囲気を損なわず、深い余韻を残す音楽・・・
「原体剣舞連」の火照りを静め、あの勢いを引きずらないで、どうやったら「雨ニモマケズ」につなげられるか。
すべては選曲にかかっているといっても過言ではありませんでした。

考えた末に選んだのは、P氏の友人であり作曲家のVictor Eijkhout(ヴィクター・イケホウト)さんと木村知之さんの作品。いずれも作曲者ご自身の了解をいただいて演奏させていただきました。
お聴きくださった皆様は、どのように感じてくださったでしょうか。



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街の灯を眼下に見下ろす高台にある大麦小麦は夜景がきれいなお店です。






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この日のために取り寄せてくださった(!)岩手のベアレン・ビール。
Baeren(ベアレン)とはドイツ語で熊のことだそうです。
きめ細かくクリーミーな泡が絶品!
美味しい泡はすでにお腹のなかでしたので、画像ではお見せできないのが残念。
悪しからず、お許しのほど。





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ビールを巡って怪しげな三者会談が行われているもよう。





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ベアレン・ビールの段ボール。お洒落!





最後に、「なめとこ山の熊」をお聴き下さったお客様のお一人から頂いた言葉を記しておきたいと思います。

「僕は今まであまり宮沢賢治を読んできませんでしたが、今日の朗読を聴きながら、ヒグマに襲われて亡くなられた星野道夫さんのことを思い出していました。
星野さんはクマを恨むことなく死んでいったに違いありません。
実際、星野さんの奥さんも 『主人も私も決してクマをうらんではいません。』 と仰っています。
小十郎は星野さんで、星野さんは小十郎なのですね。」



星野さんも、小十郎も、冬の空に昇って、今でも密やかな光を地上に降らせているに違いない。
私には、そんな風に思えて仕方ありません。




大麦さん、小麦さん、スタッフの皆さん、そしてお忙しい中、コンサートにお越しくださいましたお客様。
皆様のおかげで、今回も素敵なコンサートになりました。
ありがとうございます。










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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こちらこそほんとうにありがとうございました。
とても良いいちにちでした!
宮沢賢治の世界観がみなさまに伝わった夜だったと思います。
情緒的ではあるけれど、聴く側にイメージを沸かせる朗読、
それに合うリコーダーの曲。
お芝居だったら、それのイメージになっちゃいますよね。そのさじ加減が素晴らしく、お二人の演出がみなさまに届いたと思います。
余韻が続く夜でした!
こむぎ
URL
2016/12/17 06:16
こむぎさん、今回の賢治の朗読メインの企画をご提案くださったことに感謝しております。

2部構成で、片方は朗読メインというコンサートはよく行って来ましたが、今回のようなのは初めてでした。aostaも、朗読でお客様の心を満たさなければという、大きな思いがあったでしょう。なめとこ山の熊は3回目になりますが、隣で聴いていて、確実に進化していると思います。詩の朗読の方は初めてのご披露でしたが、選曲も含めて、私たちらしいものに仕上がったのではと思います。もちろん、こちらも進化させていきたいと思っています。今後とも宜しくお願い致します。

お礼まで。

PS:こむぎさんから山登りの色んなお話も聞けて、楽しかったです。
Papalin
URL
2016/12/19 06:33
◇こむぎさん

嬉しいコメントをありがとうございます\(^o^)/
ち最後の最後にご予約が一度に入ってたことには、びっくりでしたね。
ちょうど良い人数で中身の濃いコンサートでした。これもあれもみな、お二人のご準備のおかげと感謝しております。
第二部、賢治の詩の朗読は、こむぎさんからリクエストを頂かなければ、考えることのなかったプログラムでした。聴く人にどこまで伝わるか、また共感していただけるか、課題の多い挑戦でしたが、結果としてすばらしい経験をすることができました。ブログにもおおむぎさんが「詩のリズム」ということを書いてくださいましたが、そのように感じて頂き冥利に尽きる思いです。
本当にありがとうございました。
またお茶しにうかがいますね\(^o^)/
aosta
2016/12/21 05:50
◇Papalin殿

全くまったく同意のコメント、ありがとうございました。
私たちだからできるコンサート、私たちらしいコンサート、私たちにしかできないコンサートを目指して、これからも頑張ってまいりましょう!
aosta
2016/12/21 05:52

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