消えがてのうた part 2

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zoom RSS 「朗読とリコーダーによる『塔の物語』」終了いたしました

<<   作成日時 : 2014/06/15 15:46   >>

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6月1日、「36(サンロク)」で行われた「朗読とリコーダーによる『塔の物語』」が無事終了いたしました。


ひとりでも多くのお客様においでいただきたい、という思いはいつもと変わらないまでも、
私たちが本当にやりたかったプログラムを実現するという意味で、今までになく緊張したコンサートになりました。


「思いっきりマニアックなコンサートを!」
という36スタッフの皆さんの要望と、私たちの思いが一つになったコンサート。
音楽にしても物語にしても、決してわかりやすいプログラムではありません。
それだけに、どうしたらお越し下さった皆さんに楽しんでいただけるか・・・・
その意味では、試金石ともいえるコンサートであったかと思います。



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受付ディスプレイ。この雰囲気だけでも、コンサートへの期待も膨らみそう。







多種多様なリコーダーを使い分けるとはいえ、演奏者は武藤ひとり。
朗読が加わることで、変化をつけることはできたとしても、旋律のみの演奏には限界があります。
自ら多重録音したCDのバックで演奏するという形は、その限界を超えるための一つの方法であると同時に、
完全なハーモニーを実現したいという、主人の思いを、そのままコンサートのスタイルにしたものです。

「CD録音と生演奏で、あたかもリアルのアンサンブルを聴いているような、空間にしたい。」
という36スタッフの要望は、Pにとっても、ひとつの挑戦というべき試みになりました。


会場となった「36」はその昔、銀行だったという建物。
銀行にしてはずいぶんこじんまりしていると思ったのですが、小さな町の小さな銀行として、当時は十分な広さだったのでしょう。銀行が移転してからは、町のお菓子屋さんが入り、そのお菓子屋さんも移転した後は長い間、空き店舗になっていたそうです。
その場所に、建築家や、染色家、萱葺き屋根の職人さんなど、若者たちが集まって手を入れ、フリースペースとして生まれ変わったのは去年のことでした。





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店内には、スタッフが思い思いに持ち寄った本が並んでいます。





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表通りに面したガラス戸には、いつの間にか「塔」の絵が描かれていました。
前日の音合わせの時には、何もなかったのに!
説明をしたわけでもないのに、私のイメージにぴったりです。






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あたかも塔の内部に足を踏み入れたかのような不思議な空間。






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壁の照明も、ワイヤーで作られたオブジェも、この日のために作ってくださったもの。
階段があるのがお分かりになるでしょうか?








朗読と演奏で2時間近いコンサートが終わった後は、ひとしきり話が弾みました。
初めて見るギリシャの文字譜に興味を持たれた方は、中世の音楽が大好きだとおっしゃるOさんご夫妻。
ギョーム・ド・マショーのノートルダム・ミサ曲が聴きたくておいでくださったとのこと。

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スタッフ手作りのケーキとお茶で談笑するみなさん。

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お客様が帰られたあとも、興奮冷めやらぬまま・・・・
夜は更けていきました。

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今回大活躍したスピーカー"WAON"。
自分が満足するものを作りたいということで、スピーカー作りの道を選んだ星野さんの作品です。
こんなに小さいのに、その音が通ることと言ったら!
原音に近い、豊かな音です。
角度を自由に変えられることで、吹き抜けの天井や壁に音を反射させることができます。
機械を通した音(録音)と生の音をどうしたら一体化させることができるか、何度も試行錯誤した結果、
最良の角度と音量で、音楽に満たされた空間が出現しました。

音の残響時間に拘った主人は、最初の音合わせのあと、3パターンの残響時間でCDを作り直しました。
そして使ったのは、残響ゼロのCD。
天井が高い吹き抜けになっているために、36では思いのほか音が響きます。
結果として、録音の残響と生演奏の残響がぴたりと重なって、
まさに「リアルのアンサンブルを聴いているような」感覚が実現しました。






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空中に浮遊しているような、不思議な石のオブジェ
ずっと、このままならいいのに!




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お越しくださいましたお客様、ありがとうございました。
そして今回のコンサートは、36スタッフの皆さんと星野さんのこだわりなくしてはあり得ませんでした。感謝です。
写真を提供してくださいました星野さんに、もう一度感謝。






星野さんのブログもお読みいただければ幸いです。

「リコーダー武藤さんと朗読の会、WAONもいい仕事しました」
http://mh-audio.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/waon-bb19.html




武藤哲也リコーダー&オカリナ教室はこちら → http://folli-2.at.webry.info/201503/article_4.html 






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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
塔というイメージ現出を狙うみなさまのこだわり、“原音に近い豊かな音”、P氏の音への拘り、ここまでもなのですね。自分の出した音が、その空間でどう響くかに細心の配慮をする、多くの演奏では、なかなかここまで届かないのではと思います。
ぶんな
2014/06/15 21:07
◇ぶんなさん

コメントありがとうございます♪
36スタッフの皆さんは感性の素晴らしい方たちばかりで、発想も素晴らしいんです。
コンサート当日、カメラを忘れてしまって、素晴らしいオブジェの数々を写真に撮れなかったことが残念でなりません。 何日もかけて、一日だけのコンサートのための空間づくりをしていただきました。
あの空間があって、初めて「塔の物語」は完成したのだと思います。陽が落ちて、室内の照明だけになった時は本当に幻想的な雰囲気でした。
「音へのこだわり」は、P氏以上に、36スタッフがこだわりました。スピーカー専門の星野さんに声をかけてくださったのも、36の皆さんでした。
より良い音で聴きたいと思うだけでなく、どうしたらそのような音が実現できるか、そこまで考えて、動いてくださったスタッフの方たちには、本当に頭が下がります。
今回のコンサ−トでは私たちにも新しい発見がありました。
コンサートを通じていろいろな方と出会い、新しい発見に出会う。
この「出会いと発見」がうれしいのです(*^^)v
aosta
2014/06/16 05:07
5枚目の画像を保存して、レタッチソフトを使って明るさを上げていくと、真っ暗闇から何かが現れます。私も気づかなかったのですが…。怖いですね〜。
Papalin
2014/06/18 13:53
◇papalin

>怖いですね〜。

あらあら、いつから淀川さんのノリですか?
さすずめ「オペラ座の怪人」というところでしょうか?
恐ろしや〜〜〜。
aosta
2014/06/19 04:48

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