消えがてのうた part 2

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zoom RSS ひめしおん はるしおん (大島弓子風に)

<<   作成日時 : 2011/06/15 22:22   >>

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ひめしおん はるしおん

黄昏れてゆく空に 風が立ち


ひめしおん はるしおん

灯ともし頃の夕まぐれ
標(しるべ)のように揺れている


どこかで 扉が閉まる・・・ 遠くで
どこかで 窓が開く・・・ 近くで


ひめしおん あくびをする
はるしおん 目配せする


ひめしおん はるしおん

白い項(うなじ)も蒼くなる


ひめしおん はるしおん

呪文のように繰り返す


ひめしおん はるしおん 

おまじないの言葉





by aost   2011/06/15

 





画像

白い花が一般的な姫しおんだけれど、このあたりで見かける花は紫外線の関係もあるのかしら?
みなこんな風にピンク色が差している。






朝の散歩の途中で見つけた姫紫苑のひと群れ。
(いや、春紫苑かもしれない)
まだ薄い朝の光の中で、もやもやと柔らかく細い花びらが朝露に濡れていた。

ひめしおん はるしおん
ふと口を突いて出たこのフレーズが、散歩の間ずっと付いて回った。
いえ。もしかしたらほとんど一日。
「ひめしおん、はるしおん」が頭の中でぐるぐる(笑)。
まるでおまじないのように。

ひめしおん はるしおん・・・。
大島弓子の漫画のタイトルにありそうでしょ。
だから勝手に「大島弓子風」(笑)。

「草冠の姫」「つぐみの森」「海にいるのは」「ほうせんか・ぱん」「全て緑になる日まで」・・・
ああ、そうそう「野イバラ荘園」というのもありました。
お気に入りの作品の題名を並べるだけで、物語になりそうだ。






画像

 久しぶりにボンボン登場 タイトルは「うっとりボンボン」






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タイトル (本文) ブログ名/日時
”Halcyon Days” ハルシオン・デイズ
春に咲く紫苑によく似た花、という意味での春紫苑、ハルジオンと読む。 ...続きを見る
消えがてのうた part 2
2011/07/04 00:05

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タイトル
本 文

コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
aostaさんの目に触れると、あの身近な白い花がこんなにきれいな詩になるのですね。

ひめしおん はるしおん…

言葉の音の並びもくりかえすと、少し特別な意味合いが生まれるような、不思議な音のかたまりのように聞こえます。私にはカタカナ読みが自然でしたが、文字がひらがなになるだけで、それもおまじないのような効果を生みますね。

野に咲いたまま家に持って帰りたいと思わず手を伸ばすと、子どもの力でも簡単に摘み取らせてくれた、とても親しみのある野の花の1つです。野の花を摘むこともいつしか可哀想になって、近頃はめっきりその中に身を置くことも少なくなっております。

ああ、今日は田舎の親を見に行って、野原や畑には蝶も舞ってチャンスはたくさんあったのに、惜しいことをしました。aostaさんの日記を読んで、1本早めの電車で行って、駅からあぜ道を歩けばよかったなぁ…なんて今頃思いました!



アルト笛
2011/06/15 23:44
◇アルト笛さん

素敵なコメントをありがとうございました。
ひめしおん はるしおん。
漢字でしたら姫紫苑に春紫苑。片仮名ですとヒメシオン、ハルシオン。
濁点が付けばヒメジョオン、ハルジョオン・・・同じ名前でも字が違うと、聞える音も違ってくるような気がします。(濁点が付けばもちろん全く別のものになります。)考えてみれば、日本語とはなんと贅沢な言葉でしょう。同じ名前をこんな風に書きわけることが出来るのですものね。

野原やあぜ道に咲いていた野の花。
夏草の草いきれ。
子供のころの目線は今より低かった分、植物に近かったと思います。腰をかがめるまでもなく、眼の前に草!!ですもの。

今せっせと庭仕事に励んでいるのも、草の呪文、花の魔法が懐かしいからかもしれません。園芸品種の華やかな花より、野趣のあるもの、草っぽいものが好きです。
しゃがんで草取りをしていて、ふと顔を上げると一輪の花!
嬉しくて幸せな瞬間です。
aosta
2011/06/16 07:21
私は濁点をつけて読んでいます。春女苑、姫女苑。実は好きな花です。雑草扱いにされますが、可憐な花ですよね。以前はこのふたつの花の違いが分かりませんでした。花房が垂れて、花の時期が早いのが春女苑。それより少し遅れて咲く、すくっと花の立つ姫女苑。私はどちらかというと、夏草と戯れる姫女苑が好きみたいです。子供の頃の思い出と結びついている花ですね。私も呪文を唱えたくなりました♪
琳々
2011/06/16 14:45
いいわ〜、大島弓子風♪
「すべて緑になる日まで」とかも好きでしたね〜(遠い目)
しばらく東京にいたのですが、もう暑さというか湿気に閉口いたしました(東京にお住まいの方ごめんなさい)。
でも、うふふな出来事もあり楽しかったです。
が、やっぱり原村が涼しくっていいですね!!
書記
URL
2011/06/16 20:17
素敵な詩ですね。
ひめしおん、あるしおん、心地よいリズムです。
動きあることばのうちに、さまざまに連想させる表情が揺れ動いて微笑んだりくつくつと笑ったりしているようです。
子どもが小さい頃、毎日毎日厭きもせずに両手いっぱいに持ち帰った野の花です。
幸せな気持になりました。
bunbun
2011/06/16 20:39
ひらがなのやさしい、おまじない、がとてもよかったです。^^

>ひめしおん はるしおん

灯ともし頃の夕まぐれ
標(しるべ)のように揺れている

僕はこのところが一番のお気に入りです。
灯ともし頃の夕まぐれ、なんていう言い回し、
なかなか聞けません。
harukaeto
2011/06/16 20:57
貧乏花って言われてしまうかわいそうな花ですけど、意外と清楚でかわいい花なんですよね。私は好きなんですけど・・・ ピンクの花もかわいくてホントは花瓶に挿したいくらいなんです。 昔軽井沢の祖母が「家に入れちゃうと貧乏になるから採って来てはいけないよ」って言われた言葉がとても心にまだ残っています。
mint
2011/06/16 21:19
◇琳々さん

濁点つきだと「春女苑」「姫女苑」となりますよね。
気になって調べてみましたら、紫苑と女苑と両方の表記があるようです。
とすると、ひらがな、片仮名、漢字の表記は2種類・・・
日本語って、やっぱり贅沢ですね(笑)

>花房が垂れて、花の時期が早いのが春女苑。

写真で確認すると、蕾が垂れているように見えますから、ハルシオンかもしれませんね。群生しているとピンク色の霞のようでとても綺麗です。
空気が澄んでいると花の色がピンクになりやすい、とどこかに書いてありました。
子供の頃、ピンク色の花を見つけると嬉しくて良く手折ったものでした。
でも、子供の熱い手で、長い間、しっかり握りしめているので、家に帰りつくころには、すっかりうなだれてしまって、悲しい思いをしたことが何回もありました。
そう言えば、コスモスも良く摘みました。そしてやっぱりしおれちゃう(笑)
子供の手って熱いから、花にとっては受難だったでしょうね。
aosta
2011/06/16 22:45
◇書記さん

>いいわ〜、大島弓子風♪

と言う事は・・・一応それらしく大島弓子っぽい雰囲気を感じて下さった、と了解させていただいていいのかしら?やれやれ、個人的な思い込みだけではなかったようで、ひと先ず安心いたしました(笑)。

>「すべて緑になる日まで」とかも好きでしたね〜

そう言えば、書記さんと漫画のお話をしたことがありませんでしたね。
萩尾望都、とか、山岸涼子とかお好きでした???
だとしたら、またエンドレスでお喋りが続くことになるかもしれませんね(笑)
「うふふな出来事」気になります。私までうふふ♪
aosta
2011/06/16 22:52
◇bunbunさん

こんばんは。

>動きあることばのうちに、さまざまに連想させる表情が揺れ動いて微笑んだりくつくつと笑ったりしているようです。

素敵な感想をありがとうございました♪
ひめしおん はるしおん、この言葉のリフレインだけで、詩になりそうです。
「しおん」という音の響き方が好きなんです。
さ行の音って、とても柔らかくて、優しい感じがします。この響きの繰り返しを聞いていると、なんだか幸せな気持ちになってきます。
我が家の庭は毎年春紫苑とスギナ、そしてヨモギの天国です(笑)
aosta
2011/06/16 23:02
◇harukaetoさん

こんばんは。

>灯ともし頃の夕まぐれ、なんていう言い回し、なかなか聞けません。

そんな風に言っていただけると、とても嬉しいです。
アップした直後にこの詩をお読みになった方は、書きなおしたことにお気づきになったかもしれません。私の場合、一度完成したつもりのものでも、後から気になる部分が出てきて再度手を入れる、というパターンが結構あります。思い切りが悪いのかもしれませんが、手直しした部分をお褒め頂くとやっぱり嬉しいものです♪
aosta
2011/06/16 23:09
◇mintさん

こんばんは。

そうでした、貧乏草!!

もともとは園芸品種として輸入された花なのに、「貧乏草」とはいかにも可愛そうですね。春紫苑の学名はErigeron philadelphicus 、姫紫苑はErigeron annus Erigeronだと言う事ですが、りょうほうとも「エリゲロン」なんですね。エリゲロンならば「源平小菊」と言う和名もある立派な園芸品種です。我が家の庭にも咲いている「源平小菊」草丈は20pそこそこですが、次々と良く花をつけ、こぼれ種で良く増えます。同じ庭に咲いていても、一方は花壇に、一方は雑草として刈り取られてしまうなんて、考えてみれば矛盾してますよね。
aosta
2011/06/16 23:19
いいですね〜、春紫苑。
私も少し前に撮ったのがブログでの出番を待っています。(笑)

野草が好きで、以前春紫苑を鉢植えにして楽しもうと計画を遂行したら、母に「増えて困る!」と猛反対されました。野趣を理解しない家人です。(苦笑)

音の連想から、「春紫苑は幻覚を引き起こす〜」と、英単語のhallucination(幻覚)を覚えてました。(笑)
ももごろう
URL
2011/06/18 14:58
◇ももごろうさん

こんばんは。
コメントありがとうございました。


>英単語のhallucination(幻覚)を覚えてました

この花の呼び方はいろいろあるようですが、紫苑という文字そのものが好きなんです。googleで「ハルシオン」を検索してみましたところ睡眠導入剤の一種に「ハルシオン」と言うお薬があるんですね。中枢神経に直接働きかけると言うこのお薬、身体を弛緩させる作用もあって麻酔の前処置にも使われるのだとか・・・
幻覚を意味する英単語がhallucination。なるほど「春紫苑は幻覚を引き起こす〜」、納得です(笑)。

ももごろうさんが撮られた春紫苑のお写真、ぜひアップしてください。
楽しみにしています♪
aosta
2011/06/18 21:36
遅ればせながらのコメです。
濁点ありと、濁点なしと、別の花だという説明もあれば、片方を誤記だと決めつける説明もあり、混乱していますね。地域や時代によって違う花を指すことはあったでしょうに。
睡眠導入剤、抗不安薬、筋弛緩剤は、兄弟分の薬で化学的にはよく似た分子です。ハルシオオンは睡眠を促す作用が相対的に強く、かつ効く時間が短いので、寝つきだけをよくする目的で使います。時差ぼけ対策にも。でも麻酔前には抗不安薬を使うことが多いと思います。お酒と一緒に飲むと危険ですし、健忘になることがあるので不安に感じる人もいます。不正使用で話題になった薬ですが、花の方ではさぞ迷惑に思っていたことでしょう。
かげっち
2011/06/20 12:45
◇かげっちさん

こんばんは。
濁点ありと、濁点なし。
私も普段は濁点つきで、ハルジョオン、ヒメジョオンと言っています(笑)
今回は、何回もリフレインとして繰り返すことを考えた時、濁点なしのほうが、音的に美しいように思いましたので、あえて「はるしおん、ひめしおん」としたのですが、wikipediaによれば、「はるしおん」は春紫苑と書いてハルジオンと読み、「ひめしおん」は姫女菀と書いて読みはヒメジョオン、と読むとありました。良く似た花、良く似た名前で、混同されることも多いのでしょうね。春紫苑はともかく、姫女菀という名前の由来が気になるところですが、かげっちさんの仰るように、姫紫苑という別個体があるので、あえて姫女菀という字を当てたと言われているようです。かげっちさんのおかげで、ヒメジョオンには、姫紫苑と姫女菀という二つの表記、二種類の花があるのだと了解したしました。

向精神薬としてのハルシオンの説明をありがとうございました。
不正使用についても、初めて知りましたが、確かに、花の方ではさぞかし面喰ったことでしょうね(笑)。

かつては観賞用として輸入されながら、今では外来種であることも知られないまま、野辺の雑草として見過ごされることの多いこの花をしみじみと眺め、かつこの花にまつわる様々な話を、皆さまから教えていただきましたこと事は、何より嬉しいことでした。
aosta
2011/06/20 21:38

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ひめしおん はるしおん (大島弓子風に) 消えがてのうた part 2/BIGLOBEウェブリブログ
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