消えがてのうた part 2

アクセスカウンタ

help RSS チューリップ!の記憶

<<   作成日時 : 2011/05/15 23:18   >>

トラックバック 0 / コメント 8





去年の秋植えたチューリップがやっと咲いた。

購入した12球を、6球づつ、二ヶ所に分けて植えた。
ピンク色の花が咲く予定で、まだ蕾の段階で、周りに植える花の色を決めていた。

見ていれば早く大きくなると言う訳でもあるまいに、少しづつ成長する花を、毎朝毎夕、飽かずに眺める。
そうしてやっと蕾が付き、その蕾にほんのりと色が差してくると・・・
あらら??
AグループとBグループの蕾の色が明らかに違う。
記憶では、全部同じ澄んだピンク色の八重咲きチューリップのはず、だったのだが。

蕾が上がるのも、Aグループの方が断然早く、Bグループはなかなか大きくならない。
そうこうしているうち、とうとう先発組の花が開いた。

紫がかった赤?!
フランドル派の静物画に描かれているような、クラシカル、八重咲きのチューリップだ。
それにしても、「澄んだピンク色」とは似ても似つかぬ色に、私の記憶は混乱するばかり。
とは言っても、この色、この形は非常に好みではある。


画像





気になるのは、まだ蕾に色も差さないままで遅れている、後発グループ。
二種類のチューリップを植えた記憶が全くない、と言うのが不安である。
そう言えば以前は全くなかった事なのだが、同じ本を二冊買ってしまった事があった。
あの時も、読んだと言う記憶、買ったと言う記憶がそっくり抜け落ちていたのだった・・・・
そして、今回のチューリップ!


蕾が付くのがずいぶんと遅かった後発組がやっと咲いた。
紫と同じくダブル。
カップが少し浅い感じだけれど、淡いピンクと白の優しいグラデーション。
そこだけぽおっと陽が差して明るんでいるような花。




画像






トルコが原産のチューリップは、十字軍によって初めてヨーロッパに伝えられ、16世紀になって当時のオスマントルコから園芸品種が再度輸入されたという。
その当時から植物の品種改良や取引が盛んだったオランダでは、チューリップ狂時代と呼ばれたほど、チューリップに熱中し、改良されたチューリップで莫大な富を築いた。
そして「チューリップ・バブル」
異常なまでの高値で取引されていた球根の価格暴落によって、オランダの多くの都市が混乱に陥った顛末を記した本を読んで、小学生の頃読んだデュマの「黒いチューリップ」という小説を思いだした。
初めて作出された黒いチューリップを巡っての冒険物語の背景が、このチューリップ狂時代であったのだ。


小説の中では国家機密を巡る事件にまで及んだ黒いチューリップだが、今では誰でも簡単に手に入れることが出来る。
今年の秋には、黒いチューリップの球根を植えてみようか。
淡いピンクの花とつややかな黒いチューリップ。
いつものことながら、イメージだけが先行している。
そうそう!今度は何色の花を植えたか、しっかり覚えていなくては。




画像





テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
こちらではすでに花びらを落とし、「チューリップの残骸」になってしまっていますが
やはりそちらの方がずいぶん季節がゆっくり進んでいるんだなと感じました。

チューリップの種類も多様化していますね(^^)
本当にチューリップかしら?と、思わず目を疑ってしまう。
「チューリップ」の歌もだんだん複雑になるかもね(^▽^)

aostaさんのチューリップ、色も形もとても素敵

二色のチューリップが揺れるお庭を想像していたら
気持ちが癒されました。ありがとう(^^)
minimana
2011/05/16 08:03
こんにちは。ちょっとご無沙汰しておりました。
デュマの「黒いチューリップ」なつかしいですね。その響きに憧れめいたものを今でも感じます。私も学生時代に読みました。
我が家の平凡なチューリップは終わってしまいましたが、毎年決まって顔を出してくれるのは楽しみです。でも、怠らず、新しい球根も植えなければ。。。素敵なお庭をお持ちなので、ガーデニングもやりがいがあるでしょうね。
琳々
2011/05/16 14:06
◇minimanaさん

確かに開ききったチューリップの花は「残骸」と言う雰囲気がありますね(笑)。我が家の庭では、例年より確実に一週間は花が遅かった桜の花が満開です。チューリップもやっと!という感じで咲きました。

咲いた咲いた♪で始まる「チューリップ」の歌では赤・白・黄色、でしたよね。
今では花色は数えきれないくらい、形も八重からフリンジやフリルが付いたものまで、本当に多様な種類のチューリップがありますね。中には「これがチューリップ?」と言うようなものまであるようです。
今まではモグラや鹿がチューリップの球根を食べてしまうという話を聞いて植えることを控えていたのですが、昨年あえて挑戦。今回はなんとか無事に花を咲かせてくれました。チューリップの花が咲くと、いかにも「春!」と言う感じがして幸せな気持ちになりますね。
aosta
2011/05/16 21:19
◇琳々さん

こちらこそご無沙汰したままでしたのにおいで下さいましてありがとうございます<m(__)m>

「黒いチューリップ」に反応して頂けて、とても嬉しいです。
私が読んだのは講談社の「少年少女世界名作文学全集」の中の一冊でした。いまだに完訳は読んだことがありません。「チューリップ・バブル」を読んではたとあの小説の背景に思い至った、という訳です。そう言えば、アラン・ドロン主演で映画にもなっていましたが、こちらも診ていません。今読み返してみたら、また違う楽しみ方が出来るかもしれないですね♪

庭はちょっと広すぎて、手が回らないのですが、毎日背中や腰が痛い痛いと言いながらも庭に出たくてなりません。雨が降るとがっかり(笑)。
そちらにもまたお邪魔させていただきますね。
aosta
2011/05/16 21:28
ん〜〜ん、忘れていたことを、あ〜〜、そうだったと、思い出せないとすると、
これは、、、、。
takasi
URL
2011/05/23 13:23
◇takasiさん

おはようございます。

>これは、、、、。

そのあとに続く言葉が気になります(笑)
脅かさないで下さ〜い!
aosta
2011/05/24 06:53
しばらくごぶさたしているうちに、花の便りがこんなにたくさん!
チューリップ景気はレンブラントのような画家の活動にも影響したのではありませんでしたか?
でもチューリップを題材にした音楽は少ない、あまりにもビジュアルに心惹かれる花だからでしょうか。
かげっち
2011/05/24 12:16
◇かげっちさん

花便りばかりが続いてすみません。
チューリップ・バブルの最も華やかリし頃、希少品種の中には球根一個が豪邸一軒のお値段で取引されたこともあったとか。
調べてみましたら、レンブラントの生年は1606年。没年が1669年。
かげっちさんが仰るように、まさにチューリップ熱に浮かされた時代です。
商人が急激に財をなし、パトロンとしてだけでなく作品の注文主として勃興してきたことも頷けますね。

チューリップの音楽、と言いましても確かに「咲いた、咲いた、チューリップの花が♪」暮らしか浮かんできません(笑)。
音楽になる花、音楽にならない花・・・
ビジュアルに過ぎて物語が入り込む場所がないのでしょうか。
個人的に過ぎる間奏加茂しれませんが、チューリップの花は、あまりにも春そのものと言うか、明快なメッセージが強すぎて個々人のイメージを膨らませる事が出来ないのかもしれません。
aosta
2011/05/24 20:40

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
チューリップ!の記憶 消えがてのうた part 2/BIGLOBEウェブリブログ