消えがてのうた part 2

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zoom RSS 旧朝香宮邸のアールデコ (1) エントランス

<<   作成日時 : 2011/01/11 16:03   >>

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7月の有元利夫展、11月の香水瓶の展覧会など企画展の度、昨年は何回も東京都庭園美術館に足を運びました。

毎回その展示の素晴らしさに感動したのはもちろんのことですが、いつも気になっていたのが、かつての朝香宮邸、
現在は東京都が管理しているこの美術館の贅を尽くしたアールデコ建築でした。
今回念願かなって、先日初めて恒例の建物公開に出かけてまいりました。





玄関に入って真っ先に目に入るのは、正面にある、高さ2、5mの両開きのガラス扉です。


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アールデコの騎手として知られたルネ・ラリックのガラス・レリーフ。


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明るい屋外の光に慣れた目に、
花手綱を手にした4人の乙女たちがぼおっと光をまとうかのように浮かび上がって見えるのは、
扉の下から柔らかな光が当たるよう設計されているからなのでしょう。


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床には色大理石のモザイク。。
その優美な曲線に一瞬、ビザンチンの教会に入り込んだかのような錯覚を覚えてしまいます。


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高い天井から下がっているのは、シンプルな直線でデザインされたシャンデリア。
アイアンのアームの影が白い漆喰の天井に朧なグラデーションを織りなしています。


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間接照明が照らし出す柔らかな光の中の空間はすでにひとつの特別な場所となっていました。





建物公開のこの期間、いつもは閉じられているカーテンが開けられ、のどかな新春の光が溢れる邸内は、
伸び伸びと呼吸をしているような解放感に満ちていました。
外からの光が入るだけで、それぞれの部屋が生き返ったように華やいで見えたのは私の思いすごしでしょうか。

玄関から「次の間」に。
そして大広間へ。さらには有名な「噴水塔の間」へと、歩みは誘われていきました。

建物自体が主役としてスポットライトを浴びるこの期間の邸内は、企画展では見ることができないもう一つの表情を見せてくれるように思います。
果たして今回のブログが何回シリーズになるのか、見当も付きませんが、私の大好きなこの建物を皆様と一緒に廻ってみたいと思いますので、どうかよろしくお付き合いくださいますようお願い致します<m(__)m>








   ◇旧朝香宮邸のアールデコ (2) 大広間・小客室 http://folli-2.at.webry.info/201101/article_6.html
  ◇旧朝香宮邸のアールデコ (3) 大客室・香水塔 http://folli-2.at.webry.info/201101/article_7.html
  ◇旧朝香宮邸のアールデコ (4) 大食堂 http://folli-2.at.webry.info/201101/article_9.html
  ◇旧朝香宮邸のアールデコ (5 ) 小食堂 http://folli-2.at.webry.info/201101/article_10.html
  ◇intermezzo 「朝香宮のグランドツァー」 http://folli-2.at.webry.info/201101/article_8.html








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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
行ってみたくなる写真と文章です。
Bierfass
2011/01/11 21:03
◇Bierfassさん

おはようございます。コメントをありがとうございました。
この建物公開期間は写真が撮影許可されています。写真を撮るとすると、いつもは気が付かなかった部分にも注意が向きます。また最期の照明器具の影のような、カメラのレンズが捕えた美しさもあります。「朝香宮のグランドツァー」と名付けられた今回の建物公開は16日まで開催されているようです。ご都合が付くようでしたら是非お出かけください!
aosta
2011/01/12 06:23
こんばんは。
何度もお邪魔します。(^^ゞ
今回は、お許しを戴く前にTBをしてしまい申し訳ありませんでした。
それに関わらず、早速にありがとうございました。
私の文章からだけでは、あの建物も素晴らしさは伝えきれない感じがしますが、少しでも多くの方に見ていただけたらと思います。
つれづれ
2011/02/18 20:30
◇つれづれさん
 おはようございます。

>今回は、お許しを戴く前に・・・

むしろこちらの方が御礼を言う立場です。有難うございました。
建物公開の時とは条件が違いますし、写真通りのイメージではなかったかもしれないと、気になっておりましたが、楽しんで頂けたようでほっとしています。
あの場所に生きた一つの家族のものがたりに思いをはせながら邸内を廻る時、一抹の寂しさ・悲しさというか、感慨を覚えてしまうのは、私も同じです♪
aosta
2011/02/19 06:20
はじめまして。
ひろ009と申します。
クライバーのDVDについてコメントを頂き、ありがとうございました。
音楽の記事には自信がないのですが、建築関係は多少ましです(笑)。
旧朝香宮邸は珠玉のアール・デコ建築ですね。
埼玉に在住の頃、2回ほど行きましたが、また訪れて思う存分写真を
撮りたいものです。
ひろ009
URL
2013/06/24 22:19
◇ひろ009さま

おはようございます。
お尋ねくださいましてありがとうございました。
カテゴリには「建築」などと偉そうに書いておりますが、じつのところ好きで書いているだけなので、単なる自己満足かもしれません。どうして建物、それも古いものに興味を引かれるかと言えば、そこにドラマがあるからでしょうね、といっても物語りになるようなドラマでなくてもいいのです。むしろ平凡でどこにでもある人間の、または家族の物語があって、その物語とともに生きた家には、そうした「記憶」のようなものを感じてみたい、と言うのが私も興味の始まりのような気がしています。

旧朝香宮邸は本当に素晴らしい建物ですね。
私はどうしても細かいところばかり目がいってしまい、建物全体を眺めることが少ないのですが、ここはどの細部も素晴らしくて、とうとうこんな連続ものになってしまいました^^;

コメントを頂き、とても嬉しかったです。どうぞまたお立ち寄りください。
aosta
2013/06/25 06:16

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