消えがてのうた part 2

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<<   作成日時 : 2010/05/17 21:05   >>

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たんぽぽ、たんぽぽ

ほどける綿毛

ほのぼの おひさま 笑う朝

そよりと吹く風 捕まえて

ふわりと空に 舞い上がる



画像




たんぽぽ、たんぽぽ

優しい綿毛

さやさや 風に 誘われて

きらきら 青い空をゆく





画像



風草 綿毛の 

鼓草(つづみぐさ)

りるりる 雲雀の 鳴く声に

小さな子どもの てのひらで

金と銀との 風になる





画像




たんぽぽ、たんぽぽ

銀色 綿毛

さざめく光に 舞いながら

遠いあの日の 風になれ






2010 5/17 by aosta









今、野原には一面にタンポポの花が咲いて、金色の海のようです。

ブラッドベリの「たんぽぽのお酒」
O ・ヘンリーの「タンポポのサラダ」・・・
タンポポには遠い遠い懐かしい日へと連れ戻してくれる魔法の力があるのかしら。

幼かった子供たちとタンポポの綿毛を飛ばしながら歩いた河川敷。
そしてもっと遠い昔。
まだ子供だった私がシロツメクサと一緒に摘んでは、口に入れた茎の苦さまで蘇ってきます。
たんぽぽを見ていると、金色の花の中で夢と記憶がひとつになります。



たんぽぽ。たんぽぽ。

そっと言葉にするたびに、優しく弾む四つの音。
それはもしかしたら昔々のあの日に帰るための、秘密のおまじないの言葉かもしれません。





 

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コメント(25件)

内 容 ニックネーム/日時
これはタンポポの卒業式の終了の瞬間ですね。手に取るとこの穂が崩れてしまう。こんな立派な勢ぞろいの穂、そよ風が吹いて飛び上がる寸前で、もう冒険の旅立ちの始まり。やはり広い野原に飛んでいきたい。隣組の連中も呼んでいるようだ。
イエローポスト
2010/05/18 00:08
◇イエローポストさん

おはようございます。
すみません。イエローポストさんにご覧頂いた写真は、当初のブログ本文にも書きましたように、HTさんからお借りした写真だったのですが、今朝主人が張りきってタンポポの写真を撮ってくれましたので、急遽入れ替えることになりました。
HTさんにもイエローポストさんにも申し訳ないことをいたしました。

タンポポの綿毛が一つ二つふわりと、それから一斉に舞い上がる瞬間は本当に優しく美しいと思います。雑草として、嫌われ者のタンポポですが、間近に見る花は本当に可愛いですね。タンポポのない春を想像することはできません。
aosta
2010/05/18 08:52
タンポポ、私も大好きです。黄色く元気な花もいいし、丸くてふわふわの綿毛もいいですよね。ほんとうに名前まで可愛いく、名は体を表してますね〜。
今ちょうど、タンポポの図案を刺繍中です。アメリカ製の図案で、「そっと吹いて夢の種を広げて育てて」というような短い詩が、タンポポにぴったりだと思って選びました。
aostaさんの「金と銀との 風になる」というところもすごく好きです。
うさみ
URL
2010/05/18 10:06
◇うさみさん

こんにちは!
コメントありがとうございました。

タンポポの刺繍をしていらしゃるのですか?
私も針仕事をしている時の穏やかで平和な時間が大好きなのですが、なかなかそうした静かな時間を確保できません(悲)。
もっとも私の場合はうさみさんのような刺繍の技量はないので、ただちくちくと針を運ぶ単純なものしかできませんが(^^ゞ
タンポポ、漢字で書くと蒲公英となります。植物の名前は基本的に漢字表記が好きな私ですが、ことタンポポに関しては「タンポポ」の方が何だか可愛らしい気がして、ひらがな、若しくは片仮名で著すのが好きです。
aosta
2010/05/18 13:19
可愛らしい詩ですね。写真とも合っていて素敵です。
ブラッドベリの「たんぽぽのお酒」は私も好きな物語で、きらめく少年の夏の日が珠玉でした。たんぽぽのお酒、飲んでみたいと思ったものです。たんぽぽはノスタルジーを掻き立てる草花でもありますね。おまじないを口にして、しばし遠い日に浸りたいものです。
カッチーニの「アヴェ・マリア」拝聴しました。良かったですよ〜。
琳々
2010/05/18 13:27
◇琳々さん

私がコメントへのお返事を書き込んでいるときに、琳々さんのコメントが入ってきました。届いたばかりでまだ暖かいです(笑)
「たんぽぽのお酒」、本当に素敵な小説です。晶文社のシリーズは魅力的なラインアップで、その昔せっせと読みましたが、中でもこのブラッドベリは二重丸の出会いでした。
琳々さんとは「少年」のキーワードで繋がっているのかしら?

カッチーニ、何だか無理やりお聞かせしたような気がしないでもなかったのですが、気に入っていただけたとすればP氏も喜ぶと思います。
ありがとうございました。
aosta
2010/05/18 13:40
このような写真を初めて見ました。このようにタンポポを撮ってみようとの発想を持ったこともありません。綿毛の一本一本にメルヘン的なお話が感じられます。
それこそこれをパパリン氏に作曲していただいたら如何でしょうか。シンプルで明るくあたたかいリコーダーが聞こえてくるようです。風と青空を表わす笛の音も聞こえてくるようです。
タンポポの種、いまどこを飛んでいるのでしょう。どこに落ち着き、どこに根を張ろうとしているのでしょう。一回落ちた所に留まるのか、またそこからどこかへと風に運ばれるものなのか。何れ何処にありとも神と共に咲いて居て欲しいですね。
bunbun
2010/05/18 14:08
◇bunbunさん

こんばんは。
P氏が朝ごはん前に撮ってくれた写真です。おほめ頂きありがとうございます。
作曲、ですか?
さあ、どうでしょう。演奏だけで手いっぱいって言われそうな気もしますが・・・
確かに雰囲気として、リコーダーが似合いそうな気もしますが、彼次第ですね。

一陣の風に一斉に舞い上がるタンポポの綿毛は壮観です。
風は一体どこまで種を運ぶのでしょう。
綿毛のひとつひとつがまるで精巧な落下傘のようですね。
aosta
2010/05/18 20:00
aostaさん、会心の作ではないですか!?
もうこのまま童謡の詞になっています。
さやさや、りるりるの使い方がとても
新鮮に感じました。
素晴らしい詩だと思います。
harukaeto
2010/05/18 21:47
◇harukaetoさん コメントありがとうございました。

>もうこのまま童謡の詞になっています。

ありがとうございます。2年ほど前でしたか「雪の日の童話」を書きましたのが、こうした童謡のような作品の初めての経験でした。
たんぽぽ、たんぽぽの繰り返しのフレーズを使いたくて(笑)。

>さやさや、りるりるの使い方がとても新鮮に感じました。

オノマトペ(偽音語)は難しいですね。
普通すぎるとつまらなくなりますし、凝りすぎると今度は読んだ人に判ってもらえないかもしれません。
「さやさや」・・・この音の響きが好きです。
「ささのはは みやまもさやに さやげども われはいもおもふ わかれきぬれば」という人麿の歌、「さ」の音の繰り返しがいかにも風がそよぐようで、こんな風に耳と心にに響く音の使い方をしてみたいといつも思っています。
怖れ多くも人麿のまねをして、同じ行の「誘われて」の「さ」と「そ」でさ行を繰り返してみました。
「りるりる」の方は私の造語ですが「雲雀」で「り」を繰り返したつもりです(笑)。
さて、効果のほどは?
aosta
2010/05/19 08:19
>金と銀との風になる

なんだかP氏とaostaさんのようですね(^_^)

この詩って転載可ですか?
近くタンポポの花灯りの記事をUPいたしますので、そこに一緒にというのは失礼でしょうか?
ただ、MYブログって楽天外へリンク張れないんです(T_T)
もしそれでもよろしければ、転載させていただけないでしょうか?
書記
URL
2010/05/19 08:23
こんばんは。
素敵な詩ですね。
タンポポが、昔へ戻してくれる秘密のおまじないの言葉…素敵ですね。
私は如何だろうか…。私の家の庭はタンポポがいっぱいです。どんどん増えて行ってしまっています。草取りしてもタンポポは根が強くて簡単に行きません。…そっちの方が気になってしまいます。
素敵なほんわかする詩をありがとうございました。
HT
2010/05/19 08:26
◇書記さん

>なんだかP氏とaostaさんのようですね(^_^)

ありがとうございます。
でもどちらかというと「つむじ風」の方が近いような気もしますが(笑)。
そういえば「金と銀」という曲がありましたっけ。
レハールだったかしら・・・

転載可ですか?という事は、この詩が気に入って下さったのだと理解します♪。
お互いが知らないままに、同じ夜に同時進行で造られていたタンポポの詩と、タンポポの花灯り、いうなれば二卵性双生児のようなものですね。
コラボ、嬉しいです。リンクの件はご心配なく。
記事のアップを楽しみにしています。
aosta
2010/05/19 08:28
◇HTさん

コメントありがとうございました。
この詩がHTさんからインスピレーションを頂きました事、改めて感謝いたします。

庭のタンポポは悩みの種ですよね。
我が家の庭にもわがもの顔したタンポポがあっちでもこっちでも綿毛を飛ばしています。タンポポ野葉っぱはサラダに、根っこはコーヒーの代わりになるようですが、毎日たんぽぽサラダを食べたんぽぽコーヒーを飲んだところで、タンポポを撲滅することは出来そうもありません。
眼のかたきにするのではなく、共存共栄(笑)を図る道があればいいのですが。
aosta
2010/05/19 08:50
ここで書記さんとHTさんに、ひとことお詫びさせていただきます。

ちょっとこちらの事情で一度頂きましたコメントを削除し改めて貼り付けさせていただきました。コピペですので内容は全く変わっておりませんが、タイムスタンプが違ってしまいました<m(__)m>
御不審に思われますと申し訳なく思いましたので、報告だけさせていただきます。


aosta
2010/05/19 08:52
読むうちに幸せな気持ちになりました。なつかしい気持ちにも。

もっとも古い記憶の一つに、牧場の斜面一面に咲いた黄色いたんぽぽの中を駆け上る自分がいます。あの頃はひたむきで、しかも時間がたくさんありました。そんな記憶が蘇ってきたことをうれしく思います。ありがとうございました。
かげっち
2010/05/19 13:11
「たんぽぽの綿毛の花灯り」をupいたしました。
aostaさんの詩の品格を崩してないか心配ではありますが、とにかく初コラボ!
URL添付いたしましたので、ご覧いただければたいへん幸いに存じます。
書記
URL
2010/05/19 15:48
今晩は。

>さやさや 風に 誘われて

いや〜、さ行で風の流れる様を連想させるということですか、すごいなあ、そこまで考えてらっしゃるとは恐れ入りました。m(_ _)m

りるりる、はaostaさんが考えたのですか、これもすごいなあ。検索して雲雀の鳴き声を聞いてみたのですが、りるりると聞こえました。^^

効果の程は言うことなしだと思います!!

harukaeto
2010/05/19 19:07
◇かげっちさん

さぞかしお忙しくしていらっしゃることでしょうに、コメントを頂きありがとうございました。

私の中で一番鮮明に残っているたんぽぽの風景は、春の旭川です。
長い冬の間、雪の下に埋もれていた大地が黒々と顔をのぞかせたかと思う間もなく一面のたんぽぽで金色に染まっていたあの光景を忘れることができません。
やがてたんぽぽは綿毛を飛ばすのと呼応するかのようにポプラが真っ白な綿毛を飛ばしていた北の街の春でした。

かげっちさんが、束の間、懐かしい時間を思い出してくださいましたこと、私も嬉しく思います。
aosta
2010/05/19 19:59
◇書記さん

再コメント、ありがとうございました。
たんぽぽの花灯り、拝見させていただきましたよ!
さまざまな色に染まったタンポポの綿毛が何とも言えず幻想的です。
そこに私の「たんぽぽ」が一緒にある不思議。
言葉が書記さんの作品によって、新しく呼吸を始めたような気がしました。
1+1=2ではなく、3にも4にもなったような感じですね。

近いうちに作品を拝見しに伺いたいと思いますのでよろしくお願いします♪
aosta
2010/05/19 20:07
◇harukaetoさん

>さ行で風の流れる様を連想させるということですか

これにつきましては頂きましたコメントへのお返事にも書きましたように柿本人麿の二番煎じです(笑)。
「ささの葉は みやまもさやに さやげども ・・・」のさ行の繰り返しが笹の葉ずれの音をイメージさせ、さらにはその葉ずれの音から風を連想させる歌です。
私の場合は、もっと単純な繰り返しに過ぎないので、人麿の歌のような重層的イメージからは程遠いのですが。

りるりる・・・harukaetoさんにも雲雀の声が同じように聴こえましたか?
「音」を自分の言葉で擬音語化するのも、私の密かな楽しみのひとつです♪
aosta
2010/05/19 20:23
こんばんは。
コメント消えてしまいましたですか。気になさらないでください。
私なんかブログの記事ごと消してしまった事があります。
私もコピーして復元しましたが気持玉だけがどうしても復元できなくて…。
そんなことがありました。
HT
2010/05/20 02:47
◇HTさん

>私なんかブログの記事ごと消してしまった事があります。

それはさぞかし慌てられたことでしょうね。
たかがブログの記事、とは言え、同じものは二度と書けません。
ましてや、その時の記事にはそれぞれの想いが込められているもですし、頂いたコメントや気持玉ひとつひとつに、お読みくださった方のお気持がこめられていることを思えば、その時のショックは私にもよくわかります。

今日も寒い朝です。
タンポポの綿毛も雨に濡れそぼって心細げに風に揺れています。
aosta
2010/05/20 08:13
雪の下からたんぽぽのロゼッタを見つけた時には、愛おしくてたまらない気持ちになりますね。確かF宣教師も似たようなことをおっしゃっていたかも。一面の黄色い絨毯も、綿毛の飛翔も・・・書記さんの花灯りも素敵です!「あいたくて・・・」の詩を思い出したのはともかく、「りるりる」では「越冬つばめ」を思い出してしまいました。さすがに「上海帰りのリル」までは考えませんでしたけれど。
かげっち
2010/05/20 12:56
◇かげっちさん

書記さんのサイトを訪問して下さったのですね。
ありがとうございます。彼女が作る「フェアリーフラワー」は本物の花を樹脂でコーティングしたものですが、プリザーヴド・フラワーと違い手触りが、柔らかい!!んです。さわっても崩れることがありません。3種類の樹脂を塗り重ねることで、その不思議な手触りを実現したそうですが、そのブレンドは企業秘密だそうです。
早く特許申請しなさいよ、って言ってるのですが、特許取るのも何かと大変なんですって。たんぽぽの花灯りも綿毛なのに、ずっとその愛らしい手触りを保っています。
「あいたくて・・・」と「越冬つばめ」はぴんと来なくて、検索してみました。
「越冬つばめ」は森昌子さんの歌なんですね。歌詞をみると、確かに♪ヒュルリ ヒュルリララ〜」とありました。
かげっちさんがあげて下さった歌の中で、すぐに反応したのはなんと「上海帰りのリル」でしたが、こっれって・・・
調べてみたら私が生まれる前に大ヒットした歌なんですね。
なぜこの歌を知っていたのか我ながら解せません(笑)。???
aosta
2010/05/20 14:49

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